頭いの良い人の定義とは?考え方「優秀な人は怠け者?」

頭の良い人の定義とは?考え方「優秀な人は怠け者?」

 

頭の良い人定義とは?

何を物差しに測っているのか?
何と比べて優劣をつけているのか?
何が出来たら優秀なのか?

そんな疑問を常に思い浮かべると思います。

 

結論を箇条書きにしてみると
以下の内容になります。

 

・本質という言葉に敏感である。

 

・手を動かさずボーっとする時間を
 確保している。

 

・弁証法を使っている

思っていたのと大きく違うと思い、
意味が分かりづらいと思いますので、
丁寧に解説していきます。

 

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結論から言いますと、
「頭の良い」の定義は時代や国によって違う

 

唯一絶対的な正しさは無いように、
その時、その場所によって
「優秀であるかどうか?」は、
コロコロ変わってくるということです。

 

 

多くの人が

 

学校の勉強で高得点を取れた人
優秀だと考えています。

 

そんな優秀な人だから、
良い会社に入れるので高額な給料を
もらえるのは当然だ

 

なぜなら、
頭が良い人たちだから。

それは30年ほど前までは
当たっていました。

 

 

インターネットが登場する(1980年代)
以前は大量の知識、情報を保有している
暗記力のある人が「頭が良い」とされてきたのです。

 

しかし、
現代は大量の知識、情報は
手元にあるスマートフォンで
誰でも簡単に、すぐに出てきます。

 

暗記力のある人が「頭が良い」と言われる人が
不要になってしまったので、
「優秀」という扱いにならなくなってしまったのです。

 

 

むしろ昔は頭が良かったという人ほど
古い情報や価値観でガチガチに固めて、
誰もやったことが無い新しい考え方を
持つ人を見下してしまう傾向があるのです。

 

参考

 

 

「頭の良さ」が時代と共に
コロコロ変わってしまうので、
どうすれば良いのか?

 

コレをすれば良い!
という唯一絶対の正解は存在しません

 

ただ、いつの時代も唯一不変なのは、
本質を捉えようとすること
です。

 

 

 

だから、
手を動かしながら思考して、
本質を捉えようとする人ほど
情報の取捨選択が上手いのです。

 

多くの人が、ひたすら
問題の対処(モグラ)たたきゲーム
している状態です。

 

 

モグラ(問題)が100匹出てきたら、
100匹のモグラを叩こうとしています。

 

 

対して、
目先の100の問題を解決するよりも
1つの問題を解決して結果を導き出す人ほど

 

問題の根本原因は必ずある。

 

根本原因である電源を抜けばいい。
電源はどこか?

 

最初は周りの人と
同じようなことをしていても
頭の中は、問題のつながりから
根本原因(電源)を探し出そうとしているのです。

 

 

根本原因解決のために、
思考をする時間が必要だ。

 

考える時間を確保しなければ…

 

他の人が見たら、
ただボーッとしているようにも見える様子も
根本原因(電源)を突き止め、
最終的に大きな結果を
出そうとしているのです。

 

 

 

杉山自身は以前、
モグラをがむしゃらに叩きまくって、
身心ともに疲弊していました。

これ以上、続けていても
精神がやられ、身体を壊すだけだ

などと考えている矢先…

 

少ない作業で、
いとも簡単に成果を上げてしまう人を見て
妬みを感じ、
不平不満、愚痴、泣き言を呟いてしまう始末でした。。

 

 

自分が無能な人間なのだ。

 

自分は一生懸命努力しても、何をやっても
ダメな奴なんだという自己嫌悪に陥りたく無い


そんな心理状態に陥ったばかりに、

 

いつしか典型的な老害の如く、
自分の価値観を押し付けてしまいがちなのです。

 

 

 

「私もコレだけ苦労したんだから、

 お前も同じ苦労を味わえ!」

 

「簡単に成功できる人は、
 生まれつき頭が良いからだ!
 それにひきかえ俺は、頭が悪いから…」

 

「きっと、簡単に結果を出しているヤツは
 何かズルをしているに違いない…
 生意気だ…」


自分を含め、そんな人を
キリが無いくらい、見てきたと思います。

 

参考

 

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「自分は問題解決できる。」
「自分は優れた方法を知っている」
などと考え、

 

やり方を変えたり、
新しい方法を始めようとすれば、
必ず反対する人が出て来きます。

 

 

それで、反対する人を
叩きのめそうとしたり、
逆に弾圧されてお互い疲弊するのは、
スマートではありません。

 

 

その際に弁証法をおススメします。

 

弁証法とは?

哲学者ヘーゲルが考案した
お互いの主張から、
A(花)でもB(枯れる)でも無い
C(果実)という新しいアイデアを出していく。

 

この過程をアウフヘーベン(止揚)と言います。

 

 

相手の意見
自分の意見をまずは把握しておくことから
知ることから始まります。

 

そして
自分の主張は40〜60%通れば良いと考え、
意見をぶつけてみます。

 

もちろん、相手とバトルをすることが目的では無く、
新しいアイデアを生み出すことがゴールです。

 

相手の人格はもちろん、
意見を否定してはいけません。

 

この意識をするだけで、
人間関係が疲弊することなく
問題解決に近づいていくのです。

 

 

 

頭の良い人は、
感情のコントロールも上手いですよね。

 

それは、感情を抑えているのでは無く、
自分の欲求、主張を叶えるために、
本質を捉えようとしているからです。

 

だから、
クールに見えたり(悪く言えばサボっている)
自分の身を、わざわざ疲弊させることがありません。

 

繰り返しお伝えするように、
やっても上手くいかない時は、
その場から離れてボーっとしてみることも
大切な理由が言えます。

 

 

 

誰もが古い考えに固執したがるのは、
「変わる」のが怖いから。

 

これを極めれば「頭がいい」と定義して固めたくなるのは、
自分が「安心安定」を望んでいるから。

 

悪い言い方をすると「怠けたい」
という心理が働きます。

 

 

ましてや、
カチコチに固まった信念を崩そうとするのは、
精神的な自殺」とも言えるほど、
辛く怖いことです。

 

そんな本能に逆らい、
いつまでも継続しようとする
普通の人では無いから、
「頭が良い」人と言われるのです。

 

 

だから、うかつに過去の肩書、結果を見て
「頭が良い人」と思い込み続けるのは
好ましくない理由にもなります。

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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