ゆとり世代は使えないのか?「忙しさが貧困の原因」

 

ゆとり世代とは
今の年齢で20代〜30代前半の人ことを
さしています。

 

「ゆとり」とは
怠け者、甘えている、根性が無い、
メンタルが弱い、貧弱、ドライ、
仕事でつかえない

 

などとネガティブなイメージを
持っているので

 

 

団塊の世代や、オッサンたちから、
誹謗、中傷の言葉で扱われた若者も
多いのではないでしょうか?

 

 

 

本当に「ゆとり世代」は、
「団塊世代」の人たちと比べて、
劣っているのか?

 

真面目にリサーチし、
考えたことをお伝えしていきます。

 

 

 

ゆとり世代が使えないのでは無く
40代後半〜50歳以上
(団塊の世代、バブル世代)の人々は、
テレビやメディアの情報を真に受けて
洗脳されている状態なのです。

 

 

 

ゆとり世代が頑張らない、
気合が無い、働かないのでは無く、
今の40代後半〜50歳以上の人が
無理をして働きすぎなのです。

 

気合、根性、努力と自分に言い聞かせ、
その無理をした反動で
時に正常な判断が出来なくなり、

 

パワハラ、いじめをしたり、
ストレスから来る精神病、糖尿病、ガンを
引き起こしているのです。

 

 

 

 

一見、
「働きすぎているのは良い事」という

 

まんまとメディアの洗脳を
真に受けている人は、
脳の機能が衰えているだけなのです。

 

だから時に、
頭のオカシイ中高年、管理職が出て来るのは
当たり前なのです。

 

そんな人を「強い人」とは言いません。

 

 

 

 

「休む」ということは、
「怠けている」ではありません

 

脳のゴミ(不要な情報)を処理するために
「休む」ということが必要なのです。

 

 

「休む」ということは、
脳をトイレに行かせるようなものです。

 

それに気が付かず、休まず働いていたら、
脳が異常をきたして
精神病を発動させてしまうのです。

 

 

 

 

そして、
何よりも知っていて欲しいのが

 

「貧困」とは、
その人自身の能力が劣っているから
貧乏になる訳では無いのです。

 

 

「忙しさ、時間の無さ」から、
誤った判断を起こし、
その人を貧困に至らしめるのです。

 

 

 

時間が無い。忙しい。

 

ということは、
冷静でいられない
ということです。

 

 

頭の中を
常に目の前のタスクをこなすことに
処理しているので、

 

いざ緊急のことが起きれば
誰でもイライラします。

 

 

頭に血が昇っている状態なので
視野が狭くなり、

 

大したことの無い問題でも
大きな問題のように感じたり、
誤った判断をしてしまうのです。

 

 

 

 

 

もう一つ例えを出すと、

 

株や投資で失敗する時ほど
「感情を入れてしまう人」

 

というのは聞いたことが
あると思います。

 

 

「感情を入れてしまう」時とは、
忙しく、
常に頭の中のエネルギーを
処理しきれずに起こることなのです。

 

 

投資判断をする際、
一人で自問自答する機会も無い時ほど
常に周りの情報に振り回されます

 

普段ならば冷静に
偽の情報を排除できることすらも、
自分に入れてしまうことになるのです。

 

そして、
それが正しい情報かのように錯覚し、
投資判断でミスを犯してしまうのです。

 

 

 

 

 

特に現代は
団塊、バブル世代の人以上に

 

SNS、インターネット、
スマートフォンの登場によって
得る情報が多くなっているぶん、
脳が処理する労力も各段に上がっています。

 

 

ベッドで寝転んでスマートフォンを
見ている時も、脳は働いています。

 

本人は「何もしていない」ように見えて、
1日に使える限られたエネルギーを
消費しているのです。

 

脳は、成人男性の場合、
1日300キロカロリーしか
脳は有限に働くことしか出来ません。

 

 

 

もし、
脳が情報を処理しなくなったら、
何が起こるでしょう?

 

 

 

周りの
「必要な情報」と「ネガティブな情報」の
処理をしなくなるということです。

 

すると、
人は「ネガティブな情報」までも
真実のように捉えてしまうのです

 

 

 

 

例えを出すと、
誰だか知らない初めて会うオッサンに、

 

変なオッサン(^q^)

 

「君は無能だから、生きている価値が無いよ」


 

などと言われたら、

 

「何を言ってるんだ?この人は?」
となり、普通は無視をしますよね。

 

 

しかし、脳が疲れて
情報の取捨選択が出来ない時ほど、

 

私(^^)

 

「えっ!?・・・そうかもしれない。
自分はダメな奴なんだ・・・。
私は生きている価値が無いのだ・・・」


 

などということが
本当に起きてしまうのです。

 

 

 

 

 

相手の判断能力を鈍らせて、
マインドコントロール(洗脳)することは、
カルト宗教、ブラック企業の新入社員研修で
よく使われる手法ですよね。

 

 

 

 

これを読んでいて、
いまいち腑に落ちない人も居ると思います。

 

 

現に、忙しくしていても
結果を出している人が居るからです。

 

膨大な仕事量をこなしながら
質を落とさない人が実在します。

 

 

理由が2つあります。

 

習慣化している。

 

情報のシャットアウトが
人よりも上手い

 

 

 

 

 

『習慣化』とは
毎日、顔を洗ったり、歯を磨く
という部類が入りますよね。

 

人は、何か新しいことを始めようとすると
慣れていないので、
それだけ脳に負荷がかかり、
エネルギーを使います。

 

 

さらに、
いまから始めようとしていることが、
「嫌だなぁ。だけどやらなきゃ」
などと感じていたら、

 

尚更、「嫌」という感情を抑えるために
膨大なエネルギーを消費しています。

 

 

「習慣化」している人ほど
「慣れ」が自分を後押しし、
「嫌だなぁ」という感情も薄れているのです。

 

 

もちろん一朝一夕で「習慣化」はしません。

 

3週間、3カ月、半年、
というスパンで
習慣化していくものなのです。

 

 

機械が得意な人ほど、
元から機械が得意だったのではありません。

 

昔から機械をいじったりしていて、
むしろ「楽しい」という感情を掴んでいるから
得意になれるのです。

 

 

 

周りが見たら、
どんなに忙しそうに見えても、

 

本人は習慣化していて、
なおかつ「楽しさ、心地よさ」を
感じていることが多いのです。

 

 

 

メジャーのイチロー選手の

努力を努力だと思っているうちは
本当に好きでやっている人に
勝てないよ

という言葉は、
天才が凡人に対する皮肉に
言っているのではありません。

 

 

「楽しさ」を感じられるくらい
習慣化してしまえ。

 

そう捉えることが出来ます。

 

 

 

 

 

もう一つの

 

『情報のシャットアウトが
人よりも上手い』

 

という意味は、
仕事でミスが多い人が集中力を高める方法
で詳しく説明していますが、

 

情報の取捨選択を
意識的に行っているのです。

 

 

遊園地に来たお客さんに例えたら、
園内を歩いていて、

「ジェットコースターも
メリーゴーランドも、観覧車も
乗ってみたい」

 

「あ、おばけ屋敷もいいな」

 

「そうだ!あとお土産も買いたい」

 

などと、
目がついたら、その場その場で
アチコチ歩きまわり、
帰る頃には、ヘトヘトになっている
状態です。

 

 

 

 

しかし、
『情報のシャットアウトが
人よりも上手い』人ほど、

 

「ジェットコースターしか乗らない」

 

本当に、ジェットコースターだけ
乗って帰ってしまう人です。

 

 

 

周りの人からしたら、
「ツマラナイ人」に見えると思います。

 

しかし、
本人にとっては、行き当たりばったりで
楽しもうとするよりも、
「疲れる」という状態がありません。

 

遊園地を楽しむことよりも、
本人は、別の何かを楽しみたいがために
行動しているのです。

 

 

 

多くの人は、
自分が「忙しい」ことを
まるで自分に社会的価値があるかのように
心地良く感じますが

 

「忙しさ」から
誰か他人に振り回されるリスクが
あります

 

 

そして、
「会社が嫌だ!」
そう愚痴を言う人ほど

 

・本当に今いる職場を転職することが
出来ないのか?

 

・何も行動を起こさないことが
本当にベストな状態なのか?

 

 

日本国内だけでも会社の数は、
380万社あります。

 

これだけ広い世界なのに関わらず、
その選択肢を考えるほどの力が無いほど
脳の機能が衰えてしまっているのではないか?

 

 

疑う必要があります。

 

その時ほど
物事をフカンして見るために、

 

まずは、
冷静に選択支を書き出すことから
始まります。

 

 

自分の時間を生きる。
自問自答をする。

 

その第一歩です。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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