病院で「原因不明の病気」体の不調の治し方は「自律神経」を疑う

 

病院で検査しても
異常なところが見当たらないのに
体が不調、病気にかかっている

 

 

 

常に肩、腰がだるく、重い、痛い
何もやる気がしない
慢性的な疲労感

 

 

 

胃腸内科に行っても異常が見当たらないのに
慢性的な下痢、
トイレが無い状況になると不安で動機がする
過敏性腸症候群

 

 

 

耳鼻科を3件回り、
なにも見当たらず、
とりあえず処方された薬を飲んでも
1日中なり続ける耳鳴り

 

 

 

作業で集中している時、朝起きた時、
ご飯を食べている時などに
ふと過去の嫌な記憶がフラッシュバックして
「うわぁああああああっっ!!!」と叫んだり、

 

ここでは言えないような卑猥な言葉を
喋ってしまう、
フガフガ鼻を鳴らす、
首振りが止まらないなど、
チック症、トゥレット症候群

 

 

 

誰もが実際に
その症状に合って見なければ、
その苦しみはわからないと思います。

 

病院では異常が見当たらない
薬は気休めにしかならない…

 

そう思うと見放された気分にで
絶望的になり意識が朦朧とする
気持ちも実際に体験したので、わかります。

 

 

 

 

その度に、医学書や原因を
ネットや本で手に入るだけ集め、
徹底的に調べて回ったこともあります。

 

そこで出会ったのが整体、鍼灸院、運動療法を
始めとする東洋医学の考え方です。

 

今、自分が持っている不調がなぜ
病院では治らないのか?

 

 

 

そのような理由と
一つでも原因が不明だった病気が解決する
糸口になればと思い、

 

体験をありのままに
お伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

ここで上げるのは
1日中なり続ける耳鳴りですが
体験をありのままにお伝えしていきます。

 

冒頭で申したように
耳鼻科を3件回っても
異常が見つからないのです。

 

 

それでも1日中
「ジ・・・ジ・・・ジーーーッ・・・・」

 

という音が
耳の中で繰り返されるのです。

 

 

ある日突然、
この状態が1週間以上続き、
一生、この状態が続くのか?

 

そんな恐怖にあおられ、
1日中、ネットで原因を片っ端から調べると
東洋医学をのサイトに出会いました。

 

 

耳鳴りの原因は
耳が悪いのでは無く、
腎臓に原因がある

 

といったものです。

 

 

 

さらに
硬くなった腎臓、内臓をほぐすために
ツボに鍼(ハリ)を刺す

 

というものを
鍼灸院のサイトで目にしたのです。

ワラを掴む思いで
安くは無い7000円を出して
地元の鍼灸院に通いました。

 

一概に鍼灸院といえど、
100人の鍼灸師がいれば
100通りのやり方、流派があるので

 

ここでは詳しい鍼のやり方は
語りませんが

 

 

鍼灸師による20分の問診を得て
手の指先、足の指先、頭部にそれぞれ鍼を
打ちました。
※「井穴刺絡療法」というものらしいです。

 

 

 

鍼を打っている最中は
「チクッ」とした痛みはありましたが
その瞬間に血流の流れが良くなったのか

 

今まで慢性的な肩、背中のだるさは抜け、
頭の思考が軽く、早くなったかような感覚、
やる気10倍!みたいになったのです。

 

 

こんなこと書いていると
鍼灸院の回しものかと思われますが
本当です。

 

 

 

 

治療の日は相変わらず耳鳴りはしていましたが
肩、背中のだるさが抜けたぶん、
その日の耳鳴りに対して
不安や焦燥感は気になりませんでした。

 

そして2日かけて徐々に
耳鳴りが嘘のように無くなりました。

 

 

 

 

もちろん、人の身体にはそれぞれ
鍼の相性、体質、鍼灸師のやり方、
耳鳴りの時季(杉山の場合は秋に発症して1週間程度)
が密接に絡んでくるので

 

鍼をうてば、
全ての人が治るなどと、
単純なことを言うつもりはありません。

 

 

ただ、次に説明する
この経験を得て、東洋医学自律神経
信憑性と興味を大いに感じた訳です。

 

 

 


そもそも神経とは?

 

体の細胞ひとつひとつを構成するために
内臓、脳までをつなげる
螺旋状に連なる導線のことです。

 

神経と聞くと、よく運動神経や反射(感覚)神経を
イメージするのは体性神経の枠組みになります。

 

 

 

 

 

 

ここでは自律神経について、お伝えしていきます

 


※解剖学図は船戸和弥のホームページからお借りいたしました。

 

 

 

自立神経は脳から背骨、骨盤から
各、臓器に伸びており、

 

交感神経
副交感神経に分かれます。

 

聞いたことがあるかと思います。

 

 

交感神経とは

 

 

目覚める、緊張する
行動のスイッチを入れる
をもたらすイメージです。

 

 

交感神経が活発なほど
内臓の働きを抑制し、
血管は収縮、心拍数は増えます

 

汗を出すということも
してくれます。

 

脳の神経は収縮し、
ある程度、やる気や集中を促す
「良い緊張感を持った状態」
とも言えます。

 

 

 

極度の緊張、頭痛、動機、めまいが
している時は交感神経が高まりすぎている

 

やる気がしない、ダラダラしている時は
交感神経が弱りすぎている

 

とイメージできるでしょう。

 

副交感神経とは

 

 

冷静になる休む眠る
をもたらすイメージです。

 

 

副交感神経が働いている時ほど
血管は傍聴、心拍数は減り、
内臓の働きを促進させ、
胃腸は活発に働きます。

 

 

 

過敏性腸症候群、鼻などの過剰なアレルギーは
副交感神経が働きすぎている。

 

夜も眠れず、ギンギンの状態は
副交感神経が働いていないという
見方をする整体師さんもいます。

 

 

 

身体に出る症状要素が複雑に
絡み合って出て来るものなので、
ここまで単純に説明できるものでは
ありません。

 

ただ、今回は自律神経について
知るイメージを持ってもらうため、
ざっくりとお伝えさせて頂きました。

 

 

 

 

交感神経副交感神経
お互いがバランスよく働いているから
健康な状態が保てるのです。

 

どちらかが過剰に活発に働きすぎても
働きすぎなくても、
片方がそれを制御できなければ
体調を崩してしまうのです。

 

 

 

 

 

 

以下の図に例えると
わかりやすいかと思います。

 

 

交感神経である蛇口から水を供給し、
副交感神経である排水口から
排水しているのです。

 

容器が一定の状態であるから
人は健康で普段の生活を送れるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、副交感神経である排水が
機能していなければ、
水が溢れて水浸しになってしまうのです。

 

自分の身体を制御できず、
頭痛、めまい、イライラ、神経質になったり
さまざまな不調を引き起こすのです。

 

 

 

 

逆に副交感神経である下水道は機能していても
交感神経である蛇口から水が出なければ
容器は空っぽになってしまいます。

 

これが、何もやる気がしない、ダラダラ、うつ状態
と言う、無気力、エネルギー切れの状態
を引き起こすのです。

 

 

そして、
副交感神経過剰に働きすぎても
良くありません。

 

内臓が過敏になり、
過敏性腸症候群、アレルギーの過剰反応、冷え症
となって現れるのです。

 

 

 

 

 

東洋医学では

 

交感神経
副交感神経
と表現する人もいます。

 

物事は陰陽がバランスを取るように

 

人の身体も同じく、
交感神経と副交感神経どちらもバランスが
整って元気な状態を維持できるのです。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん
内臓がうまく働いているかとか、
神経の伝達の様子など、

 

例えお腹にメスを入れたとしても
今の医学、技術では簡単に
目に見えるものではありません。

 

目に見えないことが
東洋医学の信憑性が
疑われる理由かもしれません。

 

 

 

しかし、実際に内臓や神経系が
うまく機能していなければ、
体に不調が出るのは当たり前なのです。

 

 

 

 

 

病院やお医者さん、俗に言う西洋医学は
病気そのものを見て治そうとします。

 

しかし、
目に見える病気を見つけることが出来なければ
残念ながら治しようがありません。

 

 

耳鳴りの場合、
原因が耳にあると思うから
耳を見たり、レントンゲンを取ったり
聞こえの検査をデータにしたりするのです。

 

 

 

 

 

東洋医学や鍼灸師、整体師は
目に見える病気を見ようとするのでは無く、
体全体、普段の生活を見て探ろうとします。

 

 

耳鳴りがするのであれば、
腎臓、神経系が悪いのかもしれないと
お腹を触って、腎臓の硬さって確かめたり、

 

日々の生活、趣向、食べているものを聞いて
洗いざらい根本原因を見つけ、

 

時に、
症状が出ている部分とは全く異なる部分に対して
施術をしていくのです。

 

 

 

 

 

 

もちろん、
万人がコレをやれば絶対ということは
妄信することはしません。

 

医療に関することは
特に人の体質が関わってくる
シビアなものなので、

 

既に病院で措置されている方は
そちらに従ってください。

 

 

 

 

今回は、
もう何件も病院に回ったけれど、手が無い!
そんな人の希望、選択肢のお役に立てればと思い、
お伝えさせて頂きました。

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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