「お金が無い」よりもマインド(精神)の格差が深刻
マインドの格差とは、
生まれた時から、
家に本が「1冊も無い家庭」と、
家に「4000冊ある家庭」で育つと、
どうなるか?
の違いです。
もちろん本の数で決まる訳ではありませんが、
ここで言いたいことは、
生まれた環境によって、
知識や考え方が全然、
変わってしまうと言うことです。
行動は、すべて脳が命令しています。
そして、脳を作っているのはマインド(心)と周りの情報です。
よく胡散臭いと思われがちな
マインドセット(考え方、心の状態)の重要さを
改めて伝えるべく、発信していきます。
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「貧乏マインド」と「資産家マインド」の違いとは?
具体例を出すと
親が「心の貧乏マインド」であれば、
子供に対して
・うちはお金がない。無駄遣いせずに貯金をしろ。
・お前(子供)のせいで、
私は汗水働いて稼ぎに出なければならない。
・社会人になったら、
社畜になる他に金を稼ぐ手段は存在しない。
・我慢をしろ!
「負け犬」は、恥ずかしいことだ。
などと言われたら、
子供が生きた屍になりますよね。
なにをやるにしても、
「しなければいけない」と頭でわかっていても、
やる気が出なくて当然です。
正直、このような親は、
子育てのセンス無いのだから、
最初から子供つくるの、やめればいいじゃ無いかと、
「親に対して優生学思想的」な考えになりますよね。
「お金があるかどうか」よりも「知識があるかどうか」
対して、
親が「心の資産家マインド」であれば、
子供に対して
・お金は道具だ。
お金の勉強をすれば可能性は無限に広がる。
・お前(子供)のおかげで
たくさん学び、自由になることができた。
・この世には、多くの働き方がある。
E(従業員)、S(自営業)、
B(オーナー)、I(投資家)の
クワドラントを自由に選択すれば良い。
・直感を信じろ。
競争や不安に煽られたら不利になる。
というポジティブな環境で育った子供は、
壁に何度もぶち当たっても、
乗り越えるモチベーションに尽きることは無いです。
資産家マインドで育ってきた人物とは?
実際に、そのような育ちの人々に会って見たことが
あるのですが、一言で言うと「バケモノ」です。
ここでいう「バケモノ」とは、
・穏やかなのに、なぜか「勝てる気がしない」と
言うオーラを感じさせる。
・「いつ寝てるの?」と言わんばかりの
圧倒的な行動力と、泉のように溢れ、途切れぬ作業量
・女性にも関わらず、男勝り。現代の与謝野晶子。
・高学歴、金持ち。そして腰が低く品がある。
・例え、一文無し丸裸の状態でマッドマックスの世界に
放り出されたとしても、すぐに復活するであろう
ポジティブさを備えている。
話を盛っているように聞こえますが、
紛れもなく事実で感じたことです。
ちなみに、
低いセルフイメージで悲観的な人よりも、
高いセルフイメージで楽観的な人の方が、
やる気に途切れず、結果を出しやすいことは、
科学的に証明されています。
心の消費を改善する
いざ副業やビジネスを始めた人に対して、
結論から言うと
お金の収入を上げるよりも、
精神の浪費を減らす方が重要になってきます。
月に30万円を稼いでも、
30万円ぶんの浪費をしてしまう。
例え、月に100万円の収入があったとしても、
100万円の浪費をしてしまうのです。
信じられないですが、
収入があっても、貧乏な人は存在するのです。
・世の中には、浪費を促す広告や心理誘導で、
街中に溢れている。
・他人と比べ、競争するように仕向けられている。
以上の理由から、
どんなに収入があげても、
精神的な欲求を満たすために、
物質世界に求めても求めているものは手に入らない
からです。
貧困マインドで小銭を手にした杉山の実体験
「なにを綺麗ごと言っているんだ!」
「精神だとか、カルト宗教でもやってるのか?」
そう思う人も居ると思いますので、
杉山の体験もしれっと語っておこうと思います。
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23歳頃の杉山は、
「マインドセット」とか「心の自立」の名のもとに、
商材屋の「なんでも言うことを聞く信者」にするために
洗脳する気だろう・・・
などと、考えていたので
「マインドセット」を軽視してました。
※もちろん、いまだに「マインドセット」
という同じ言葉を使っていても
間違ったことを教えている先生も存在します。
なので、
一時期、半信半疑で20万円を突っ込んだ仕手株が
1週間で70万円に増えました。
かつ、どんどん金額を増やし、
トントンで金額を増やしていきました。
見る人によっては、大した金額ではありませんが、
新卒で月20万円のサラリーマンをしていた杉山にとって、
当時は、笑いが止まりませんでした。
なので調子に乗って、
学生時代から貯めていた貯金をすべて株やFXに運用し、
「たまには無駄遣いしても良いだろう」
などと考え、生活のレベルを上げ、
思いつく限りの欲しいものは何でも浪費しました。
典型的な「成金マインド」です。
漫画「カイジ」に出てくるような展開に、
心の中では、どこか自分に対して
などと、言う自覚はありましたが、
浪費に対しても「これは投資だ!」などと言い聞かせ、
友人に対しても、いきなり現金10万円を配り出したり、
とても嫌な奴で、明らか精神がオカシナ状態でした。
生活の質を一度上げると、下げるのに苦労する
そして、半年後。
当時は上海バブルが弾けたり、
イスラム国による進撃で、
FXの暴落を真正面から受け、
有り金を溶かしました。
そこから元の生活水準に戻ろうとすると、
今での見栄を張れなくなったぶん、
謎のプライドに振り回されたり、
「自分はダメな奴だ」感に打ちひしがれ、
さらに頭がオカシクなり、不幸さえ感じていたのです。
杉山の場合、100万、200万円とかの世界で
右往左往していただけなので、
見る人によっては可愛いものだと思います。
この経験は、
「宝くじで高額当選した人の9割が不幸になる」
「成金で、人間関係を壊す」
と言われる事案を、
ミニチュアサイズで体感したものだと思います。
今思えば「クソガキ」としか言えませんが、
当時は、それが正解としか思えないのです。
改めてマインドの重要性に気づく
ダラダラと過去のことを語り、
何が言いたいのですか?と言いますと、
心の浪費をしないためにマインドセットは重要だ。
と言うことです。
もちろん「団塊バブル世代」のような生き方を
否定するものではありません。
そのような生き方が好きな人は、
それを生業としている人から、学べばよいのです。
ブッダの世界観に「成功法則」が書かれている
他人に振り回されて
「絶対に勝てる!」と言うビジネスも、
失敗したことは、何度もあります。
そのたびに落ち込み、
心理学や哲学を学び、
宗教に書かれている胡散臭そうな言葉に
興味を持つようになりました。
その中でも、
仏教経典は、質の高い自己啓発本です。
「物質世界を満たしても、
内面を磨かなければならない」
「お金があることと、
精神の豊かさは違う」
いくら言葉で説明しても、
胡散臭い言葉にしか聞こえないと思います。
一方で、わかる人には理解できる。ものです。
まとめ「他人と比べることを辞めれば、問題はすぐに解決する」
「お金が無い。貧乏だ」
「収入が低い。不幸だ。」
「世の中が悪い。政治が悪い」
などと実際に嘆いているのならば、
「心の状態は、正常ですか?」
「誰かが仕向けたゲームに、操られていませんか?」
「他人の人生を生きていませんか?」
と言うことを、問うきっかけになればと思い、
語らせて頂きました。
相対的な価値の世界から、
自分の求めていることを手に入れることは出来ません。
今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。