「どうしてもやる気が出ない」
「なんとなくだるい」
「目の前に集中できない」

 

そんなときに
おススメする行動が

 

瞑想(めいそう)

 

です。

 

 

 

 

 

瞑想(めいそう)とは

 

リラックスした状態で
目をつぶり、

 

極力何も考えず
「無心」

 

を維持する状態です。

 

 

 

 

「瞑想」と聞いて
抵抗を感じる方が多いと
思います。

 

 

瞑想をすることがなぜ
「やる気を出す方法」と
関係するのかをご説明いたします。

 

 

 

脳の無駄遣いをコントロールする

 

 

人間の脳は
1日に300キロカロリーしか
使えないと言われています。

 

 

脳は
限られたエネルギーで
1日4万回の思考をしている
と言われています。

 

 

 

朝起きてから

 

「何を食べようかな?」
「トイレに行こうかな?」
「靴下はどれにしようか?」

 

「あぁ。今日も仕事嫌だな。でも行かなきゃ…」

 

などなど

 

自分では意識しなくても
脳は勝手に思考し続けています。

 

 

脳は常に働き続け
選択をしたり
意思決定をしています。

 

 

 

 

 

 

 

「やる気が出ない」
「なんとなくダルい」
「頭がボーッとしている」

 

そんな時ほど
脳は疲れているのです。

 

 

 

 

集中が続かない時ほど

 

目の前のやるべきことだけに
脳のエネルギーを振り分けなくては
いけないのに

 

あちらこちらに
エネルギーを分散させて
しまっているのです。

 

 

 

 

 

脳のエネルギーは有限です。

 

やらなければならないことをやる前に
エネルギーを使い果たして
しまっているのです。

 

脳波疲れているので
休みたがっているのです。

 

 

 

 

 

 

本来やるべきことに
脳のエネルギーを集中さえすれば
やる気が出るのです。

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

自分の脳を
自力でコントロールすることは
不可能です。

 

 

 

「よし!集中するぞ!」
「やるぞ!やるぞ!」
「気合だ!根性だ!」

 

 

などと声を張り上げても
長続きしません。

 

そう簡単ではありませんね。

 

 

 

 

 

 

そこで

 

 

 

 

意図的に自分の脳を
自力でコントロールするために

 

瞑想をする
のです。

 

 

 

 

 

 

目をつぶって
浮かび上がってくる思考や考えを
極力抑えるように心がけます。

 

「何も考えない」
「無の状態」
を維持するのです。

 

 

 

最初は、なかなか
思うようにいきません。

 

 

脳は勝手に
いろんなことを考え始めます。

 

 

 

 

それでも毎日1回
1〜2分でもよいので
継続します。

 

 

 

続けていくうちに
慣れてコツをつかんでいきます。

 

 

1〜2週間後には
3分で限界!

 

だったものが
5分以上は耐えられるように
なってきます。

 

次第に
10分〜15分と徐々に
増やしていきます。

 

 

 

 

まわりの人の目が気になったり
瞑想をしずらい環境だとしても

 

作業を始める前、寝る前でも
いつでも良いです。

 

場所もどこでも良いのです。

 

 

「よし!やるぞ!瞑想するぞ!」

 

と気合を入れるのではなく
歯をみがく時のように
気軽に行うことが続けるコツです。

 

 

 

 

瞑想によって
あちこち分散していた
脳のエネルギー集約されるのです。

 

 

無駄思考をせず
やるべきことに
エネルギーを1点に集中させる感覚を
感じることができます。

 

 

もちろん個人差はありますが
継続することで
変化を感じられます。

 

 

 

瞑想の効果は科学的に証明されている

 

 

瞑想をすることは
怪しい宗教団体のようなものでは
ありません。

 

瞑想の効果は
科学的に証明されているのです。

 

 

 

 

脳派というものを
聞いたことがあります
でしょうか?

 

 

脳も
電気信号のように
波打っているのです。

 

脳電図という機械で
計測することが出来ます。

 

 

 

 

 

脳派はヘルツ(Hz)という
数値で測定されます。

 

数値の大きさで
それぞれ分類されます。

 

 

それぞれ分類の特徴を
ご紹介してきます。

 

 

 

 

脳波は
「アルファ波」
「ベータ波」
「シータ波」
「デルタ波」

 

それぞれ
4つに分類されます。

 

 

 

 

 

ベータ波(14Hz〜38Hz)の脳は
心配ごとをしたり
パニックになっている時

 

強い緊張感がある状態に
見られます。

 

警戒したり、注意深く考えたり
することに長けています。

 

 

 

 

 

アルファ波(8Hz〜14Hz)の脳は
リラックスした状態に見られます。

 

面白いアイディアがひらいめいたり、
ユニークな発想をするのに
長けている状態とも言えます。

 

 

 

 

 

 

シータ波(4Hz〜8Hz)の脳は
ヨガや深い瞑想をしている時に
見られます。

 

ぼんやりとした感じ

 

そんな表現が当てはまります。

 

 

シータ波が
最も優れた洞察と
インスピレーションに長けていて

 

記憶と学習に適している状態
とも言われています。

 

 

 

 

 

デルタ波(0.5H〜4Hz)に脳は
無意識です。

 

 

何も考えていない。
自覚が無い。
深い睡眠状態にあるイメージ
です。

 

 

難しい言い方をすると
顕在意識が働いていない状態
です。

 

顕在意識とは何か?
各自、調べてみてください。

 

 

 

0Hzの脳は

 

脳死を意味します。

 

 

 

 

ここからは脳波について
よりコアな話になってきますが
ご紹介しておきます。

 

読み飛ばしても構いません。

 

 

最近の研究では

ベータ波(14Hz〜38Hz)から分離して

 

ガンマ波という分類を
分けて研究されている方もいます。

 

 

ガンマ波(約26 Hz 〜70 Hz、平均40Hz)の脳は

 

ベータ派よりもさらに
強い緊張があると思いきや

 

エネルギーと集中力を
最も増加させている時です。

 

テニス、サッカー、野球など
スポーツをする時に
最適の状態だと言われています。

 

 

 

一方、

 

ADHD(発達障害)や
ADD(学習障害)の方に処方される薬

 

コンサータストラテラを飲用された方の
脳に近いとも言われています。

 

 

 

瞑想の目的

 

人は生きている限り
脳は振動しています。

 

その場の状況で
脳派が変わるのです。

 

 

「集中ができない時」
「強い不安を感じている時」
「目の前のことが手につかないとき」

 

 

そんな時ほど
ベータ波(14Hz〜38Hz)
※脳の波動の振れ幅が大きい状態

 

です。

 

 

 

瞑想によって
アルファ波(8Hz〜14Hz)
※集中や、やる気に最も適した状態

 

に近づけようとするのです。

 

瞑想によって脳をコントロールし
「やる気や集中」につなげていこう
というわけです。

 

 

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございます。

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