自己憐憫とは?自分を可哀想だとアピールする人の心理

 

自分のことをひたすら可哀想だと
周りにアピールする心理

この心理状態を自己憐憫(じこれんびん)と言います。

 

 

はたから見たら、
ただの「構ってちゃん」「甘えているだけ」
と思うかもしれません。

 

この自己憐憫は
実は誰もがなるものなのです。

 

自信が自己憐憫に陥ったとき
または、周りにそのような人に出くわした時、
どうすれば良いのかお伝えしていきます。

 

 

 

自己憐憫の心理

 

自分のことをひたすら可哀想だと
周りにアピールする心理

「自分のことに注目してほしい」

 

「私のことを気にかけて欲しい」

 

「価値のある存在だと思われたい」

などと言う
自分の自己重要感を満たしたい欲求から
来ています。

 

 

「自分は普通です。何の問題ありません」

などと言っていれば、
周りの人は誰も気に留めはしません

 

一方で、

「自分はもうダメです。苦しいです」

などと、誰もが悲劇のヒーローやヒロインを
演じていた方が、
圧倒的に周りの人に注目されたり
気にかけられることが多いのです。

 

 

 

たとえば、
病気でも無いのに、病院に行ってしまう
高齢の方の心理状態にも同じことが言えます。

 

病院に行けばとりあえず、
医者に診てもらったり、話を聞いてもらえる。

 

病院には自分と同じような人が居て、
共感できる話ができかもしれない。
と言った理由からきているのです。

 

 

 

これは馬鹿にできることでは無く、
誰もが自分の自己重要感を満たしたいがために
陥る心理状態なのです。

 

 

自己憐憫に陥らない人はいない

 

自分のことを可哀想だと思わない人はいません。

 

たとえ大統領だろうと
どんな超人のスーパーマンみたいな人ですら
自己憐憫に陥ることがあるのです。

 

 

なぜなら、傷ついたり、
落ち込まない人など存在しないからです。

 

落ち込んだ時ほど、
誰かに慰めてもらいたくなったり
自分のことを理解して欲しい
と言う自己重要感を求める欲求が働きます。

 

 

特に、うまく行ったときに天狗になる人ほど
落ちる時は、とことん落ち込んだりします。

 

なぜなら、感情の大きさは
プラス、マイナス、振り子のような関係
バランスを取ろうとしているからです。

 

 

自己憐憫に陥った時は?

自己憐憫

 

「大きく落ち込む」

 

「自分はなんてダメなんだ・・・」

そんな状態は時間が解決するしかありません

 

 

 

特に大きく落ち込む人ほど

 

何かに挑戦していて、

102030・・・・100

突き進むと思いきや

 

 

物事は大抵、

1020−30!?

などと、予定通りにいかず、
始めるよりむしろ、マイナスの状態に
なってしまうことばかりだから落ち込んでしまうのです。

 


ひどく落ち込んだ人ほど
復活したらものすごくエネルギッシュ
活動し、成果を出せるメリットを持っているのです。

 

 

自己憐憫に陥り、ひどく落ち込んでいる人に対して出来ること

 

ひどく落ち込んでいる人に対して

「頑張れ!」

 

「しっかりしろ!」

 

「気合が足りん!」

と言う言葉は、むしろ逆効果です。

 

 

落ち込んだり、自己憐憫の原因は、
自分の自己重要感が下げられていることが原因です。

 

だから相手の理解に努めることが最も重要です。

 

 

ただ、自分が可哀想だと思うことが
クセになっている人も存在します。

 

このタイプほど、

「これは、こうでなければならない!」

 

「これが正しい!」

などと言う強い固定観念を持っていることで、
生きづらさを感じてしまうことが原因です。

 

固定観念
相手の凝り固まった固定観念を外したり、和らげることが
出来れば良いのですが、他の記事でもお伝えしている通り、
他人を変えることは、どんな手を使おうと絶対にできません

 

固定観念は、自分自身で気づくことでしか
変えることができません。

 

 

 

 

それがわかっていても、ほうってはおけない。

と考えて接しようとする心優しい方もいると思います。

 

相手と接する際、自分まで気持ちを下げられてしまう
リスクがあります。

 

なので、
「他人のことは変えることが出来ない」を前提に、
ひたすら、相手の固定観念は何か?
相手の理解に徹することです。

 

 

 

具体的なカウンセリングの方法は、
メンヘラの治し方で記載しておりますので、
参考までにお読みになってみてください。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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