「ダメな自分」が傷つかない思考法4選「無理なくダメな自分が成果を出すため最強の考え方」

「ダメな自分」が傷つかない思考法4選「無理なくダメな自分が成果を出すため最強の考え方」

 

「自分はなんてダメなんだ…」

 

「私は劣っていて、価値の無い人間だ…」

 

「死にたい…」

などと
失敗したり、挫折した時に
いつも降りかかって来る
「自己嫌悪」に振り回される毎日。

 

どんなに悩んでも、
どんなに自分を責めても解決できるハズが
無いのに、
永遠とグルグルと頭の中を離れない

こんな時ほど、
人は「悩む」ということに
大きなエネルギーを消費してしまいます。

 

・いつものコンディションならば
 出来たことも出来なくなってしまう。

 

・目の前の作業が、
 手につかなくなってしまった。

 

・何もやる気が起こらない。

という状態が起きてしまいます。

 

 

いつまでも自分を責めて、
悩む状態を「反復思考」と言って、
永遠と問題が解決されるどころか、

 

身心の健康までも脅かされて、
本当に「駄目な自分」へと
錯覚してしまうことが起きるのです。

 

 

 

いくら「自分を責めても」
解決することは無い悩みから
解放されて、

 

「駄目な自分」でも
成果を出す思考法をご紹介します。

 

 


ダメな自分の「ダメ」は、
いつも「相対的なもの」です。

 

無意識のうちに
「誰か他人」や「外部環境」と比べて
自分の良し悪しを決めている場合が
多いのです。

 

 

このような癖が多い人ほど
誰か劣っている他人を見ると
自分が嬉しくなり

 

周りの人が優れていて
自分が劣っていると
感じると、
「自分はダメな人間」
なのだと判断してしまうのです。

 

 

 

もちろん、
この価値基準を「スグに無くせ!」
などと簡単に出来るならば、
誰も苦労はしません。

「自分はダメな人間だ…」

などと落ち込んでいる時こそ、
視野は狭くなりがちです。

 

頭の中も内へ内へと、
小さな世界に狭めていることが
多いのです。

 

 

ならば、
落ち込んでいる時こそ、
見ている視野、考える世界を
広げてしまえば良いのです。

見ている視野、考える世界を
広げると、
「誰か他人」や「外部環境」が
増えます。

 

比べる「誰か他人」や「外部環境」が
増えるので、
自分よりも「劣った人」を見つけて

「自分の方が断然マシだ…」

などと思えるようになり、
深く考え込むということが
減っていくのです。

 


もちろん、ゲスい考え方では
ありますが、
誰かと比べて優劣をつける自分
であるうちは、
世界を広げる思考法」が最も
手っとり速いのです。

 

いろいろなセルフコーチングや
カウンセリングを行うよりも
簡単です。

 

 

「自分で自分を責めている時」

 

「過去の失敗やトラウマを何度も
 繰り返し考えている時」

 

冒頭でもお伝えしましたが、
反復思考
何も解決するどころか、
エネルギーを浪費して、疲れるだけです。

 

本来、生活するために必要なエネルギーも
奪われ、うつ状態になってしまうのです。

 

嫌な記憶「フラッシュバック」を消す思考
でも詳しくお伝えしていますが、
過去のトラウマ、嫌な記憶は、
過去の断片的な一部分です。

 

切り取られた情報を
今の自分が、新しく書き換えて、
事実で無い、別の記憶にして
しまっているのです。

 

過去の失敗を悩む、反省することは、
非生産的なことでしかありません。

 

 

 

そんな「過集中」「考えすぎ」を防ぐために
「考えることを辞める」
という方法を3つ紹介します。

 

 

1つ目は、
自分という人間を、
もう一人の自分が高台20mから見つめる
イメージです。

 

 

これはメタ認知と言って、
唯一、人間という生物だけが可能な
思考法です。

 

「嫌な記憶、トラウマ」がフラッシュバック
して苦しんでいる自分を
もう一人の自分が客観的に観察している
状態です。

 

このイメージにより、
無駄な思考から解放されることが
出来ます。

 

 

 

 

 

 

2つ目は、
「嫌な記憶、トラウマ」を
映画館で自分ひとりが見ているイメージ
です。

そして、
映画が途中なのに関わらず、

「これは、もう終わったことだ」

と言い出し、

 

映画館の外に通じる扉を開いて
退出していくイメージを
思い浮かべるのです。

 

1つ目の高台から自分を観察するのと
同様に、メタ認知という効果に近い
成果を得られることが出来ます。

 

 

 

 

3つ目は、
大人のADHDが仕事をできるようになる方法
という記事で、
発達障害が持つ「過集中を克服するために
伝えたことですが、

 

天井を見上げる
ということです。

 

 

人は首が真上に向いた時に、
考え事が出来ないようなっています。

 

 

 

「考えすぎ」を防ぐために
テクニックをお伝えしていきましたが、

 

本当に「うつ病」の時は、
あらゆるイメージ、思考法が
効果を成さない時があります。

 

 

そんな時ほど、
人間の本能が「死なない」ために
物理的に身体を休ませよう
としているのです。

 

「うつ病」の「やる気が出ない状態」とは、
身体を優先的に守るために

「何もやらないように」

仕向けているのです。

 

そんな時ほど、
素直に寝る身体を休ませる
ということでしか解決できません。

 

 

「うつ病」の人ほど、
自分の身体の変化や異常に鈍感
なのですから当然です。

 

 

 

「過去のトラウマ、嫌な記憶」を
忘れようとすればするほど

 

人間の脳は、重要な記憶だと認識し、
何度も何度も記憶がフラッシュバック
してしまうのです。

 

 

 

ここで紹介する思考法は、

「過去のダメな自分、嫌な記憶、トラウマ」

があるから、
今の自分を作り出せた

 

というプラスの思考へ働きかけるのです。

 

過去の差別、弾圧があったから
よく勉強するようになり、
今のポジションを得るようになった。」

 

人間関係でトラブルを起こしたから
もう二度と、あんな思いをしたくない
などと思い、
心理学を学ぶようになった」

 

過去の嫌な体験があるから、
 今の自分がある。
 その体験が無ければ、
 今の自分は無い。」

 

単なるポジティブ思考という
安っぽい言葉ではありません。

 

 

人は本来、過去の挫折、嫌な体験から
進化しようとするヤル気に拍車がかかり、
成長していく生物なのです。

 

この考え方が、
一番まっとうで、堅実な方法なのです。

 

 

 

もう一人の自分」が
ダメな自分」を操縦している
イメージです。

 

 

自分という「ダメな自分」を
どうやったら理想通りに動いてくれるか?

 

という意識をするようになり、
「思考法2」でお伝えしたような
日々の日常でメタ認知が容易に
行えるようになります。

 

 

「自分という怠け者」を
 どうやったら、ヤル気に
 させられるだろうか?

 

「傷つきやすい自分」を
 どうやったら、守れるだろうか?

 

「今の自分は、ちゃんと無理なく
 休息が取れているだろうか?」

 

自分を、
もう一人の自分が操作しているので、
自分を大事にすることが出来ます。

 

 

 

さらに、
いざ「嫌な記憶、トラウマ」が
フラッシュバックしたとしても、

 


もう一人の自分が

「まーた、くだらんことで、
 落ち込んでいやがる…」

などと「もう一人の自分」が
「ダメな自分」をフカンし、
メンテナンスしてくれているのです。

 

 

 

例え、誰かに傷つくことを
言われたとしても、

傷つきやすい自分」を
操縦する「もう一人の自分」が

「自分は傷ついているなな…」
「自分は落ち込んでいるだな…」

などと、
他人事のように客観視することが出来ます。

 

 

 

 

 

傷つきやすい性格を変える方法「他人の言動が気になり、生きづらさを感じている人」
という記事のように、

人は、誰か他人によって
 傷つけられることは無い

 

他人の言葉は、
 他人の意見や感想でしかない

それを受け入れるかどうかは、
自分自身でしかない。
ということです。

 

 

傷つきやすい人ほど
他人の言葉に左右されやすい人です。

 

ネガティブな言葉で
傷ついたとしたら、それは
「相手が悪い」のでは無く、
自分が取り入れたこと
だということです。

 

「もう一人の自分」が、
「自分」を操縦しているイメージを
することによって、
自分をネガティブなことから
守りやすくする効果もあるのです。

 

 

 

今回、ざっくりお伝えしてきた思考法は、
自分のことを、自分でコントロールできる
方法でもあります。

自分の機嫌は
 自分で取れる

 

自分のコンディションは
 自分で整えることができる。

 

自分の満たされない部分は、
 自分で満たすことが出来る

 

自分の居心地の良さ、幸せは
 自分で得ることが出来る。

 

このような
精神的に自立している人ほど
その時の気分や、
外の出来事に振り回されないので、
ストレスに強く、
成果を出しやすい人材だと言えます。

 

 

今回も、
ここまでお読みくださり
有難うございました。
何かお役に立ったならば光栄です。

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