悩んで行動できない時。「正しさ」よりも「楽しさ」を優先すると上手くいく
人は誰でも
やろうか、やらないか
選択に迷うことがあるでしょう。
例え、
何日、何ヶ月、何年、考えたとしても
誰かに相談したとしても、
自分にとって
唯一絶対に正しい答えが出るはずがありません。
ならば、
正しいか、正しくないか
よりも
楽しいか、楽しくないか
自分の奥底の心から湧き出た感情で
判断したほうが、
自分にとって、一番上手くいく。
このことが最近になって
腑に落ちたので、お伝えしていきます。
いくら考えて悩んでも解決しない理由
楽しいか、楽しくないか
それで判断すると、
大きな失敗を起こしてしまう
そう恐れを抱く方の方が
多いと思います。
常に学校や親、周りの人から
失敗やミスを許さない教育を
施されてきたので当然です。
しかし、
ミスを指摘されたとき、
たいていは、
自分のことを思ってでは無く、
ミスを指摘してきた本人にとって
都合が良いから注意しているのですよね。
人は誰でも
自分の過去の記憶、価値観、固定観念に
照らし合わせて、間違っていると
指摘しているわけです。
だから、
自分の幸せを考えて
ミスを注意してくれるわけでは無いのです。
失敗、ミスを犯したことが、
本当は自分にとってマイナスなのでは無く、
周りの人を気にして
そう勝手に判断しているだけなのです。
大事なことなので、
繰り返しますが、
失敗、ミスを恐れるのは、
周りの人の評価を気にしているだけ。
深く悩む人ほど、
他人の批判が怖いのです。
「これをやってダメだったら、
周りに馬鹿にされるだろうな…」
「失敗したら、
周りの人に劣っていると思われてしまう」
「一歩前に出たら、 愚か者のような
レッテルを張られるだろうな…」
「貧乏になったら、
みんなに哀れだと思われる…」
これら不安、悩みは
すべて他人ありきですよね?
他人のことは変えられないし、
コントロールも出来ないので
いくら悩んで考えても
「周りからどう思われるか?」
そんなことは解決しないのです。
「正しさ」よりも「楽しさ」を優先すべき理由
選択に迷っている時、
考えて悩んでいる時は
無意識に周り人を思い浮かべています。
もちろん、
成功したり、結果を出すことができれば、
勝手にチヤホヤされたり、
英雄のように扱われるでしょう。
反面、失敗したら、
今まで付き合っていた人から、
「軽くあしらわれてしまうのではないか…」
誰にもわかるはずが無い未来への
ワクワクと恐怖は、いつもワンセットです。
恐怖がワクワクに打ち勝ってしまい、
行動できなくなるくらいならば、
最初から
「他人に評価は求めない」ことです。
誰かに褒められようが、
馬鹿にされようが、
「自分の評価は自分で下す」
という考え方が、
行動できる人と、
行動できない人の大きな差になるのです。
「会社をやめる、やめない」
「この商品を買う、買わない」
「新しい分野に挑戦する、しない」
例え、
限りなく「わからないこと」を無くそうと
勉強したり、情報収集をしたとしても、
最後は「やってみなければ、わからない」
それがほとんどだと思います。
そこで最後の最後は、
理論的に
正しいか、正しくないか
よりも
直感で
楽しいか、楽しくないか
で判断したほうが上手くいくのです。
「正しいか」、「正しくないか」
とは、
誰か他人の意見や、周りの情報から
影響を受けているものです。
時に「正しい」ように見えることも、
自分にとって「間違っている」
こともあるのです。
「これが正しい」と言っている人は、
それを言っている本人の都合が良い
ことの方がほとんどです。
自分は、「これが正しい」と言ってる人と
同じ人間ではありませんよね?
「これが正しい」と言ってる人と、
自分では、
経済状況も環境も、人間関係も、
何を幸せに感じるかも
違います。
だから、誰か権威のある人が
言っていたことを真に受けて、
頭の中では「コレが正しいことなんだ!」
などと、言い聞かせて
腑に落ちないことをやろうとするから、
ヤル気が出ないのです。
「楽しさ」とは、
自分の胸の内でしか
湧き上がらない感情ですよね。
理論づくめで行動するよりも
感情によって動かされるパワーは、
25倍と言われています。
だから、
自分も幸せを感じることが出来て、
かつ、結果も出しやすいのです。
自分の直感で行動する。
そして、
理論では説明しきれない
直感とは
自分が過去に生きてきた経験、知識の
集大成なのです。
直感で出した答えは、
言葉や理論で説明できるものでは無いので
どこか頼りないように感じます。
しかし、
いくら悩むということをしたとしても、
せいぜい1〜2時間程度の知識、
かき集めた情報でしかありません。
対照的に、
直感で出した答えとは
自分が生きてきた数十年ぶんの
知識、経験があります。
1〜2時間で出した答えとは
比べ物になりません。
自分の直感を頼りにするということは、
他人の思いつきや浅はかな考えに
振り回されないという
優れた特性を持っているのです。
本当に、
自分が直感で「コレだ!」
と思ったことは、
自分にとって100%やった方が良い
ということなのです。
それからいくら悩んだとしても
周りの情報や言葉に振り回され、
自分の直感が薄れていくだけなのです。
例え、
望む結果を得られなかったとしても、
自分の奥底の心のなかでは
「やりきった」「後悔は無い」
「やってよかった」
と、感じていることが多いです。
周りから「負け惜しみ」
「自分に甘い」などと言われても、
周りは自分では無いので、
わかるはずがありません。
むしろ、
周りの声を聴いてしまうと、
「自分にとって失敗でないこと」も
失敗なのだと錯覚してしまうので、
他人の声に騙されてはいけません。
決断とは「捨てる」こと
もう一つ、お伝えしておかなければ
ならないことがあります。
「決断」とは、
「今までを捨てる」
「やらないことを決める」
ということです。
もし「決断」の内容が独立起業ならば、
過去の人間関係、環境を捨てなければなりません。
どうしても不安、モヤモヤから
過去の居心地の良い人間関係、環境を
手放したくないように感じます。
過去の人間関係、環境から
何の学びも無いのに、時間とお金、意識を
割いてしまうから、
新しいことが疎かになってしまいます。
だから、結果が出ず、
決断する前の過去の自分に戻ってしまうのです。
独立起業という大きなことでなくても、
人が何か新しいことを始めるとしたら、
人間の時間、エネルギーは有限ですので、
今までやっていたことを
捨てなければなりません。
365日24時間、
人は常に何かをしています。
そこへ新しいことを足そうとしたら、
何かを減らさなくてはなりません。
「気合、努力、根性でやる!」
などと言えば、100%失敗します。
例え、やり遂げたように見えても、
何かが疎かになっているということです。
・古くから手掛けていた仕事が
疎かになったのかもしれません。
・自分の身体を
壊しているのかもしれません
・誰か人を雑に扱っていたのかも
しれません。
そこまでするくらいならば、
最初から「捨てる」ということをした方が、
誰にも迷惑もかけず、
結果も出しやすいのです。
決断とは、
新しいものを足すことでは無く
「古いものを捨てる」ことです。
一度、真空になった容器に、
新しい水を灌ぐイメージです。
今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。