マウントの取り合いは疲弊します。

 

自分が一番優れていると誇示したく
相手の上を行こうとすることをマウントを取る
と言う意味で使います。

 

自分の能力を高めることは、
決して悪いことだと。言いたいのでは無く、
常に人と比較すれば、必ず競争に巻き込まれます

 

競争の中では常に、
自分が負ける不安、弾圧される恐怖を意識しなら
切磋琢磨することになります。

 

競争の働き方
部活の先生や指導する立場の人の中には、

不安や恐怖をモチベーションにすれば、
怠けること無く、良い方向にもたらす。

と言う考えを持っている人も確かにいます。

 

確かに、スポーツなど、短期決戦で決着が付くような
分野では大きな効果をもたらします。

 

ただ、一生をかけて携わるビジネスや、
自分の夢、願望を追いかける日常生活では、
間違いなく失敗します

 

その理由を深掘りして伝えていきます。

 

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「競争に巻き込まれる」ということ。

 

現代は、競争ではありません。

 

競争すれば、搾取される。貧困になる。
といっても過言ではありません。

 

 

※確かに1900年〜1980年代までは、
決められた物を決められた通りにモノを作れば良い。
答えのある時代でしたので、

 

競争するように働いても儲かり、
誰もが平等に給与がもらえて、幸せになれました。

 

ネットや自動化(AI)が登場し始めた現代では、
人間がコンピューター相手に競争を仕掛けても、
100%負けます。

 

 

 

だからコンピュターと競争するのでは無く、
共奏して、インスピレーションをもたらす(新たな価値を創造すること)
が評価される時代になっています。

 

マニュアルがあって、それをこなせば良いだけの
答えがある時代は、30年前に終わったのです。

 

負ける働き方

 

競争に勝とうとすることは、
ビジネスにおいては価格競争でジリ貧になりやすく
日常生活で自分の凄さをアピールして自己承認欲求を満たそうとしても、
SNSは世界中に繋がっているので、自分より凄い人は、無限に現れ、
求めているものは手に入りません。

 

 

今は競争に勝ったとしても、
この先、一生涯、絶対に負けないと言い切れますか?

 

10代〜20代の頃はともかく、
50代〜60代になっても、さらに強い輩と戦えますか?

 

競争意識が高く、活気があるように見える人ほど、

いつか負けることも、引き受け無ければならない。

と、心のどこかで思っているのです。

 

 

恐怖や不安でお金を稼ごうとしてはならない。

 

副業がメディアで話題になって、
フリーランスになったり、自分で商売を始める人が
多いと思いますので、触れておきますが、

 

恐怖や不安をモチベーションにしてはいけません。

 

「お金が無くなったら死んでしまう」という恐怖から
お金を稼ごうとしていることは、

 

商売の本質である

人を喜ばせて、その対価としてお金を貰う

という考えが欠落してしまうからです。

 

 

例えば、お店で店員の人から、

「この商品を今、契約してくれなきゃ、
私は今月、飢え死にしまいます!
お願いです!お願いです!なんでもしますから!」

 

言葉では発していなくても、
そんなオーラと雰囲気がヒシヒシと伝わってくる人から、
また買い物がしたいと思いますか?

 

ほとんどの人が、逃げると思います。

 

 

マウントを取りたくなる人間の深層心理

 

そもそも、
人はなぜマウントを取りたくなってしまうのか?

 

一言で言うと、
優越感による安心を得たいから。
です。

 

「他人より優れている」と思える状態は、
一時的な安心感と、快楽をもたらします。

 

ここで注目して欲しいのが、

一時的であって、永遠には続かない

と言うことです。

 

 

自分より劣っている人は、
一生、自分の側に居ることはありませんし、
人や時代も変わっていくのが当たり前です。

 

なので、優越感による安心は、
メンタル的に、非常に不安定です

 

 

本サイトでは、
すべてを失い、いざ裸同然にされたとしても、
死ぬこと無く、リベンジできるマインド(精神)づくりにコミットしている
理由です。

 

 

とりあえず大金を稼げば、
そのお金が精神安定剤のような役割を、
一時的に満たしてはくれますが、

 

その大金の稼ぎ方が、たまたま運が良くだったり、
誰か他人や組織に依存している状態であれば、
一生、自分を支えてくれる安心にはなりません。

 

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競争を挑まれてもフルシカトする技術

 

20世紀は「競争意識」を当たり前のように植え付けられてきたので、
多くの人がマウンティングを無意識のうちにやっています。

 

マウントを取る時メディアや固定観念の価値観を片手に
人を物差しで測ろうとします。

 

だから嫌味を言ってくるのは、
勝負を挑み、競争に引きづりこもうとしているのです。

 

 

これを書いている過去の杉山もまた、
良く言えば「負けず嫌い」。
悪く言えば「カモ」。

 

でしたので、バトルを挑まれたら、

「上等!返り討ちにしてやる!」

という勢いで熾烈な競争に参加していました。

 

 

 

…そして負ける。

 

メンタルも、自尊心も、お金も疲弊し、残るのは、
たまに「うわぁああああああああ!」と発狂してしまう。
突発的にフラッシュバックする嫌な記憶。
というパターンが多かったです。

 

例え、バトルに勝利したとしても、
勝利したのに、時間、お金、自己イメージ(メンタル)に
損害が発生して、得られるものは、ごく短期的な優越感だけです。

 

冒頭で触れた通り、
優越感は、生涯、自分を守ってくれる資産にはなりません。
とてもコスパが悪いです。

 

だから、
常に競争に参加させようとする
嫌味に反応してはいけません。

 

 

メンタルの学びが重要

 

競争に誘い出し、搾取しようとする輩には、
気を付けましょう!

などと、言っても、すぐに出来るものでは無い
と思います。

 

だから、実際に稼ぐこと以上に
メンタル(精神)の学びが重要になってきます。

 

心を整えていくこと(マインドセット)は、
景気が良い時には、油断して足をすくわれないようにしたり、
景気が悪い時には、逆境を乗り越える活力として、
一生涯、自分を守ってくれます。

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