「頑張り屋ほど不幸を感じやすい?」不幸になりやすい人が「いつも考えていること」

 

結論から申しますと
不幸を感じやすい人ほど

常に「今の自分」は、
幸せか?幸せではないか?

と、考えていることです。

 

 

よく、熱心で頑張り屋ほど空回りして

「なぜこんなに頑張っているのに、
 報われないのか?」

 

「幸福、願望実現を目指して
 努力しているのに
 いっこうに叶わない」

などと、暗くなってしまう方が
典型的ですよね。

 

 

逆に「不幸とは無縁」の人ほど
理想の自分、環境を思い浮かべて
いたとしても、

 

今の自分に対して

「幸せか?不幸か?」

などと評価していません。

 

 

もちろん、
「頑張らない、努力しないことが
 幸せへの近道」
などと、ヤル気を削ぐような
安っぽいことは言いません。

 

今回は、頑張り屋ほど
なぜ不幸を感じやすいのか?

 

詳しく解説し、
不幸にも強くなる考え方を
お伝えしていきます。

 

 

 

「自分は幸福であるか?否か?」

 

ということを
いつも意識している人ほど
望む結果を得られていない人の方が
多いのでは無いでしょうか?

 

むしろ、
幸せにならなければならない!
という意識が高ければ高いほど、
不幸を感じやすくなってしまうのです。

 

 

「幸せを目指す」
ことが駄目なのではありません。

「今の状態では、幸せでない。」

などと不足しているものに目を向け、
モノに目を向ける欠乏マインドの状態が
よろしく無いのです。

 

 

多くの人が、

今の状態では欠けている。
だから、「幸せ」を目指さなければダメだ!

 

何もしない。今のままでは不幸だ!

などと、
何かに追われているように感じてしまう
罠にハマっているから、
幸福を目指しているのに関わらず、
不幸を感じやすくなってしまうのです。

 

周りの人や、環境は、
自分のために生きているのでは無いので、
期待すれば必ず裏切られることになります。

 

 

ほとんどの人が、
水のように、
当たり前に有るモノ、コトに慣れてしまい

 

さらに自分の中でハードルを上げていくので、
多くの人が
「幸福になれない」
原因を自分の中で作ってしまうのです。

 

 

今の自分は、充分に満たされている。
当たり前のことに感謝できる。

そんな自分が、
さらに夢・願望実現のために
頑張りたいと考えている。

 

そんな心構えが大事なのです。

 

 

 

不幸になりやすい人
(不幸を感じやすい)
についても触れておきます。

 

以下の内容に
当てはまっている人は要注意です。

 

 

 

出来事を『重く』捉えてしまう減点思考


 やったこと、起きた出来事などを
 引き算の考え方をしている人を
 減点思考といいます。

 

 減点思考に人ほど、

 「〇〇してはいけない」
 「失敗してはいけない」

 という思考が強く、
 非常に生き辛さを感じやすいのです。

 

 必然と、
 『「自分は」人にどう思われているか?』
 という傾向になり、

 

 人と会っても
 意識を相手に集中するよりも
 自分に焦点が向いているので、

 相手からしたら、
 「いつも自分のことにしか興味無い人」
 でしかありません。

 

 

 処方箋としましては、
 行動すること、話すこと、
 起こった出来事は、
 「足し算
 という思考をすることです。

 

小さな目標を立てるのが苦手で
 『大きな目標』を立てるのを好む

 

 逆に、大きな目標を立てることは
 誰でも出来ます。

 

 登山に例えたら一番わかりやすいの
 ですが、
 どんな山でも「たった1歩」で頂上に
 たどり着くはずがありません。

 

 1歩1歩、時間を忘れるほどに
 歩いて行って、山のてっぺんまで
 たどり着くものです。

 

 

 目指している山が高ければ高いほど
 1合目、2合目、3合目…
 などと、必ず目標が存在するのです。

 

 まずは、ココまで歩こう。
 という「小さな目標」を立てないことは、

 

 休憩も挟まず
 全力ダッシュで走り出し、疲れて

「全然、山頂にたどり着かないじゃないか!」

 などと言って、山登りをヤメルような
 ものです。

 

 

 「エレベストの頂上に立ちたい!でも無理だ!」
 「億万長者になりたい!でも無理だ!」

 

 途中で山を登ることを諦めてしまう人と
 夢、願望を目指し、諦めて落ち込む人は
 典型的に同じようなものです。

 

 エレベスト級の山(夢)を語るのは、
 誰でも出来ます。

 

 大きな山(夢)を制覇するために、
 逆算して計画を立てるのは、
 知識、経験、スキルが必要です。 

 

 

 逆算して計画も出来ず、
 夢を叶えられないと嘆くから、
 挫折したり、諦めたりして

 

「自分はダメだ。能力が無い」

 などと不幸の原因を作り出すのは、
 必然なのです。

 

自己犠牲を美徳のように考える

 

かわいそうな人を助けようとして、
自分を犠牲にすることを美徳のように
捉えてしまう人は、必ず不幸になります。

 

よくメンヘラを助けようとして、
助けようとした人まで精神を病んでしまう
人も数多く居ます。

 

自己犠牲は、絶対に長続きしません。

 

自己犠牲は、

「○○してやったのに。」
「恩を仇で返された」
「期待してたのに!」
「裏切られた!」

 

などと、
必ず「見返り」という感情を芽生えさせて、
上手くいくことは、ありません。

 

 参考

 

良くも悪くも自分は『特別』だと
思い込んでいる

 

イジメられたり、
理不尽な目に合っていても

「自分は、○○だから、仕方ない」

などと、
悪い方向に、自分のことを
特別だと思い込んでいるパターンが
存在するのです。

 

自分は「特別」である。 
というのは、良い方向にも
悪い方向にも働きます。

 

 

ネガティブな特別は、
外していかなくてはいけません

 

自尊心、セルフイメージが低い人ほど
悪い特別を信じてしまっているのです。

 

 参考

いま有るものよりも
無いものに目が行く

 

人は原則、ネガティブな生き物なので、
既に有るものが当たり前になり、
無いものばかりに目が行きがちです。

 

だから、
既にあることに「感謝する」
というクセをつけておくと、
次第に、

 

「不足している」という
不安、焦燥感を減らしていくことが
可能です。

 

 

 参考

 

他人、外部環境に大きな期待を抱く

 

周りの人は、
自分のために生きてるのでは無いので、

 

過度に期待すれば、
求めている結果は手に入りません

 

過度に信用すれば、裏切られます。

 

期待してはいけない。
信用してはいけない。

ということを言いたいのではありません。

 

 

期待しすぎても、絶望してしまうし、
期待しなさすぎも楽しくない。

 

信用しすぎても、
足元をすくわれてしまう
信用しなさすぎても、
人生が世知辛くなってしまう。

 

 

物事は、白でも黒でも無い。
グレーのようにグラデーションです。

 

中庸、中道を目指すことが
一番うまくいく心構えなのです。

 

失敗、不幸を避けまくる

 

失敗、不幸の定義は
どこにもありません。

 

失敗か?不幸か?
というのは、本人が決めているのです。

 

 

極論を言うと、周りから見たら、
「明らかに損をしている」
などと思われるような人は、

 

本人からしたら、
何とも思っていないのです。

 

破産したり、
病気になったり、
獄中に入っていたとしても、
「人生のスパイスだ!」

 

だとしか捉えていない人も
存在します。

 

「○○したら、不幸」
「○○だから、失敗」

などと、
自分の中で設定して、
選択肢を狭めている人が
自分をつまらなくしている人が
不幸を感じやすい要因なのです。

 

 

 

「幸福とは何か?」

 

杉山自身が哲学をした結果、
持論を語ります。

 

物事に幸福、不幸は
存在しません。

 

 

日本では明治時代に
「幸福」という言葉が西洋から
持ち込まれたように、

「○○するから、幸せ」
「○○を持つと、幸福!」
「〜だから、不幸」

などという価値観は、
メディアが商品、サービスを売るために
宣伝したキャッチコピーでしかありません。

 

 

商品を売るための言葉が、
いつの間にか、
「常識」かのように捉えてしまい、

 

「常識」から外れた人は、
「劣っている」などと、
周りに振り回されている人が
「不幸」を感じているのです。

 

 

わかりやすく説明するために、
ここでは「幸福」「幸せ」という言葉を
使いますが、

 

「幸福、幸せな時間」とは、

 

・無心でいられる時
・熱中している時
・夢中になっている時
だと思っています。

 

 

夢中、無心の時こそ、
時間の経過が気にならないくらい
集中している状態です。

 

そこに雑念や迷い、何か複雑に
物事を考えて、
不安を感じる余地がありません。

 

 

 

しかしながら、
人は、自分が「夢中、無心」の状態は
どんな時か?

 

普通に過ごしていたら、
気づくことが出来ません。

 

 

だから「コレ」と言えるような
明確な表現が見つからないのです。

 

職人的な価値観ですが、
「無心」「夢中」「熱中」の時間を
どれだけ増やせたか?

 

それが「幸せを感じやすい体質」を
作ると思っています。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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