劣等感を感じながら努力をしてはいけない。克服方法
「○○を見返してやるために、
良い成績を取ってやる!」
「お金を儲けまくって
自分の劣等感を克服してやる!」
「大物になれば、
私をバカにしていた奴らは
私を神の如く崇めるに違いない!」
などと誰もが
「劣等感をバネにして頑張る」
と言う言葉を聞いたことがあるでしょう。
しかし、
劣等感で頑張る、努力することは
とても辛く苦しく、
せっかく応援してくれていた
周りの人までも不幸にしてしまうのです。
例え成功を手にしたとしても
上手くいきません。
頭をおかしくしてしまう人もいます。
劣等感を感じて努力をしてはいけない
理由を語り、
どうすれば自分の願望を叶えられるのかを
ご説明していきます。
劣等感で頑張っても上手くいかない理由
確かに劣等感は、怒り、悲しみであり、
大きなエネルギーになります。
ただ、劣等感をバネに頑張ろうとすることは
外に対して評価を求めているということです。
「きみはえらい。優れている。」
自分以外の誰かが
そう言ってくれるまで
自分は価値のある人間だと思う
ことができません。
例え、お金や偏差値の数字を上げても
「貴方はすごい、素晴らしい」
そう言ってくれる人がいなければ
いつまでも数字を上げ続けようとします。
劣等感を持っている人ほど
誰かが「褒め讃えたり、認めてくれる」までは
自分に価値があると感じられないのです。
大事なことなので繰り返しますが
劣等感を持っている人ほど
他人や外部に評価されなければ
自分に価値があると感じられません
劣等感を持っている人ほど
他人や外部に評価されなければ
自分に価値があると感じられません
例え、「私はすごい」
と思える結果を出したとしても
周りの人は興味を持ってくれません。
見向きすらしません。
なぜなら、
周りの人は皆、
自分のことで精一杯だからです。
誰もが自分のことにしか、
頭が回らないからです。
そして、
劣等感を持って成功した人が
よくやることは
自分に振り向いてもらうために
周りの人に対して
価値観を押し付けて、
劣等感を植え付けます。
「君は、これしか稼いでいないのか?
だめなヤツだな!もっと頑張れ!」
「なんだ!?このテストの成績は?
もっと勉強して努力しなさい!」
「おまえ、彼女(氏)いないのか?!
だらしないから、おまえはモテないんだよ。
もっと自分を磨きなさい!」
などと
自分に持っていて、
周りの人が持っていないものを
探し出して常に比べているのです。
「俺はAさんと比べて稼いでいるから
価値のある人間なんだ!」
「私は成績が、周りの人と比べて上だから
私は優れているんだ!」
「僕には持っていて、相手には持っていない。
だから相手よりも、私の方が評価される」
などと
周りの人に劣等感を植え付けて
自分を大きく見せようとします。
自分でビジネスを始めて稼いだことが無い上司、
実社会も何も知らない学校や部活の先生、
何かにつけて偏屈な知人など
そんな人をたくさん見てきたのでは
ないでしょうか?
仕事も学歴も
半分より上くらいの中途半端な人ほど
この傾向が強いような気がします。
親しい人や応援してくれる人にまで
自分の物差しで計り、
相手に劣等感を植え付けしまうのです。
自分が苦しいだけで無く、
周りの人を不幸のどん底に叩き落として
しまうのです。
劣等感をつくった奥底に眠る原因
劣等感は
生まれたときから幼少時代の
親からのしつけ
学校で成績や偏差値など
外に価値があるかのような教育
から来ているものなのです。
人は生まれた時から14歳までは
「私はこういう人間です」
という、自我がありません。
脳がやわらかく、未発達なので
大人のように周りの情報に対して
取捨選択することが出来ません。
すべてのものを、そのまま吸収します。
自分の価値は
自分の評価で決めるのでは無く
外からの評価で
自分の価値が決められている
のだと錯覚してしまうのです。
赤ちゃんの頃に言われた
「駄目!やっちゃいけない!」
「なんでしっかりやらないの!」
「おまえは、なんてバカなの?!」
などという言葉は
大人になって忘れていても
奥深く、脳に刻みつけられています。
そして学校教育では
「テストで良い点数を取らなければ劣っている」
「偏差値を上げなければ貧乏人だ」
「部活でもレギュラーにならなければカスだ」
などと当然のように
レッテルを貼られます。
大人になって
外部や誰かに評価されなければ
自分には価値が無いのだと
未だに思いこんでしまう人もいるのです。
これが劣等感の根本原因なのです。
社会に出れば、
テストや偏差値のように
正しいものは何一つありません。
親や先生など、
誰も自分の面倒を見てくれないので
自分の価値は
自分が評価しなくては
自立することが難しいのです。
外の評価を求めることは
学校卒業と共に
終わらせなければいけなかったのです。
劣等感の克服で目標を叶える方法
成功体験を詰むことは
自分の自信につなげます。
成功体験は
自分で評価しなければりません。
自分で企画と目標をつくり、
過去の自分よりも
今の自分にできるようになったことに
喜びと成功を得るのです。
今日できる最善のことを
つくすだけです。
例え目標を達成できなくても、
達成すること自体が重要なのではなく
今日1日でどこまで最善を尽くせたかを
自分で評価するのです。
何もできなかった、何も行動しなかった
からといって、
自分を責めたり、落ち込んだりする必要は
ないのです。
誰に見られていなくても
誰かに評価されなくても
外からなんと言われようとも
自分には価値がある。
価値は自分で決める。
もし応援してくれる人がいたのなら
感謝に徹する。
このマインドセット(考え方)が
誰かに依存することも無く
努力、頑張るを上手くいかせます。
誰にでも
自立、進化成長、願望実現は
おのずと叶えられるほうが当たり前です。
今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。