お金を貯めるコツとは「お金嫌い」を無くすことです

お金を貯めるコツは「増えるお金の使い方」です。

 

「どうしたらお金が貯まるのか?」

 

結論から言うと、以下の通りです。

  • お金の節約術よりも、お金の使い方を知る。
  • 自己コントロール力を上げる。
  • お金が味方になる「お金の勉強をする」

以上のように、お金の考え方で、
我慢や節約をしなくても、自然とお金が貯まる体質に
なっていきます。

 

「そんな胡散臭い精神論で、お金が貯まる訳無い!」
と思われる前に、話を進めて行きます。

 

 

お金を稼ぐ方法よりも「増えるお金の使い方」の方が超重要

 

お金の収入を増やすことに意識が向いていることが多いですが、
お金の使い方については、あまり語られていません。

 

お金の使い方が違うだけで、
増えるお金減るお金というものが存在します。

 

増えるお金(投資)と減るお金(消費)の違い

 

減るお金の使い方とは、
その場限りで価値が無くなってしまうものです。
これを「消費」と言います。

 

逆に、増えるお金の使い方とは、
必ず自分の経験、スキル、知識といった形で、
必ずリターンを得られる状態。これを「投資」と言います。

 

お金を使うときに

「これは投資なのか?消費なのか?」

いちいち考えている人の方が少ないと思います。

 

めんどくさくても、お金を使う際に考える習慣をつける
消費を減らしたぶん、投資に回せるお金を増やせる。

 

ごく自然に
お金持ちの「お金の使い方」ができるようになる。
ということになります。

 

 

お金が嫌いな人ほど、お金の悩みが多くなる理由

 

「投資か?浪費か?」
考える際に、重要なのが自分のメンタルが整っていることです。

 

自分のメンタルがダメダメでは、適切な判断をすることが出来ません。

 

お金が嫌いになる人ほど、
メンタルが整っていないために、
お金のトラブルを引き寄せてしまうのです。

 

 

意外に聞こえるかもしれませんが、
お金の話が嫌いな人ほど、お金を超重要視しています。

・お金が「人の生死を左右する」グロテスクなものだと捉えているから。

 

・お金は苦しいことを我慢して、ようやく手に入るものだと思っている

お金に対するネガティブなイメージが根底にあります。

 

さらに、

「私は、お金を自由に稼ぐことが出来ない」

 

「人からお金を受け取れるだけの価値を、自分が提供できる訳が無い」

などと自己イメージも極めて低い人
お金に対する嫌悪感を抱いていることが多いのです。

 

 

お金に困らない人は、お金の悪口は言わない理由

 

「お金とは何か?」
と聞かれたら、水や空気のようなものです。

 

人は、水や空気が無ければ生きていけませんよね。

 

だからと言って、自分が必要とする以上に
水や空気を備蓄する必要は無いと思います。

 

いざとなれば、自由に手に入るものだと、
考えていれば「水や空気が無くなったらどうしよう…」
などと、いちいち不安になることは無いと思います。

 

 

お金になると「すぐに手に入らないものだ」という意識が強いから、
不安を感じるのです。

 

お金に対してだけ、水や空気のように、
自分の身が1つあれば、いつでも手に入る。

 

そんな考え方を持っている人は、
必要以上にお金のことで悩んだりしないのです。

 

お金嫌いな状態では、稼ぐやる気が出なくて当たり前。

 

お金嫌いな人が、
いざお金を稼がなければいけない状態になれば焦ります。

 

しかし、焦れば焦るほど、
無駄な競争に巻き込まれ、搾取されやすくなります。

 

「稼げない自分はクズだ!」などと、
自分で自分を罰するようにもなります。

 

かつ、自分で自分のことを満たせないうちは、
お客さんを満たすことなど、満足に出来る訳がありません。

 

お金を稼ぐ方法うんぬんよりも、
心の在り方の方が、いかに重要かが理解できると思います。

 

 

お金を貯める方法は、自己コントロール力を高めることです。

理想との大きなギャップは不幸を招く

 

貧乏とは、不足感から生まれます。

 

心理学で言うところの「不幸せ」とは、
叶っていない現状とのギャップから生まれる物です。

 

お金の不足感も同じです。

 

他人と比較した時、その差に絶望している状態が、
「まるで自分は貧乏。自分は無能である」という
絶望感を抱いているのです。

 

 

ドリンクに例えるとわかりやすいと思います。
自分の喉をうるおすには、コップ1杯で十分です。

 

 

 

しかし、あるとき飲み切れないほどのドリンクの山
目の前にしたとき、以下の錯覚に陥ります。

 

自分が満足できるはずの量は、コップ1杯で充分だったのに、

「ドリンク1杯では足りない。」

 

「不足している。もっとだ!」

という焦燥感に襲われるのです。

 

これを放置していると、
本来、満たされているのにも関わらず、
満たされない感に陥る原因を作っているのです。

 

 

気づいたら、

自分にとって必要なお金は、どれだけあれば良いのか?

 

自分の適量を把握することが出来ない。

ということがまるで自分が貧困状態に陥っているような錯覚をつくり出すのです。

 

 

お金が嫌いな人ほど「お金を過信」しがち

 

「お金によって、安心できる」

 

「だから、お金のために我慢しなければならない!」

という気持ちが強い人ほど、
お金を基準にし、お金を追いかけることで、
不幸せな状況から、目を逸らすようになります。

 

損をしたく無いと考え、損を広げる機会が増えます。

 

損失回避、プロスペクト理論と言って、
徳したい思いよりも損をしたく無い気持ちが
強い習性が人には備わっています。

 

なので「これをやらないと損をしますよ」が売り文句に
騙され続けることになります。

 

 

お金のために我慢すると「お金が嫌い」になる。

 

徐々に、お金に為に、仕方無く「我慢する」という仕事を減らしていく
という意識は重要です。

 

「我慢する!」「耐える!」

そういった生き方は、
ある程度すすんでいくと、必ず限界が来ます。
成長もとても遅いです。

 

同じことをしていても、
「好きなこと」にエネルギーを使っている同業者には、
絶対にかないません。

 

我慢した分、せっかく貯めたお金をストレス発散のために
浪費していては、何のために「苦しい思いをして稼いだのか?」
虚無感に襲われると思います。

 

100%好きなことで稼ぐことは無理でも、少しずつ自分のスキルを磨き、
「お金を稼ぐために我慢する」という案件を減らしていく

 

そんな意識を持って働くと、
今やっていることの成長や、決断が格段にUPしていきます。

 

お金は、自分の能力と比例してUPしていくことを考えたら、
どれだけ効率が良いかがわかりますよね。

 

 

人からお金を取ることが出来ず潰れた体験験

 

これを書いている杉山の経験談も記載しておきます。

 

フリーランスで仕事を始めた頃、

友人からお金を受け取ること=悪

だと思い、仕事をしていても、
まっとうなお金を請求することが出来ませんでした。

 

人のために働けど働けど、
疲弊して、生活すら危うくなるばかり。です。

 

当たり前ですよね。

 

 

 

友人が立ち上げた芸能プロダクションに対して、
友達価格で仕事を請け負い、

軌道に乗った時に、返ってくれば良い

などと甘く考えていましたが、物理的に継続が不可能になりまし。

 

 

 

「生活の方が厳しくて、申し訳無いけれど、これ以上はできない」
そう、きちんと説明すれば、友達から「うん。わかった。」と返事が来ると思ってました。

 

 

しかし、
友人の芸能プロダクションの方も、
友達価格が当たり前のように捉えられ、
予算やキャッシュフローも、そのように運用していたため、
豹変し、ここでは言えないような
罵倒の連続を3〜4時間されることになりました。

 

もちろん、杉山レベルのクオリティと価格で出来る業者なんて、他にはありません。

 

杉山自身、いままで損を覚悟し、一緒にスポンサーを集めたり、
芸能プロダクションを育ててきたつもりだったので、
簡単には失いたくないがために、耐えていましたが、
今後、一切の縁を切ることになってしまいました。

 

もちろん、仕事上のやり取りなど、経験不足はありますが、
最初から「お金を頂く」ことに何の抵抗も無ければ、
もっと違った結果になっていたのかもしれません。

 

お金に対するネガティブなイメージを取り払うことが
重要である理由です。

 

 

お金を貯めるために「お金の勉強をする」

 

お金を学ぶということは、
いわば自分と向き合うことでもあるのです。

 

・社会保険、健康保険、住民税、年金

 

・ファイナンシャルプラン、税制度、国や地方の補助金制度

 

・会計、簿記、キャッシュフロー計算、損益計算、賃借対照表、

 

・NISA、株式運用による資産形成…

などなど、お金について学ぼうとすると、
小難しい専門用語ばかりで辛く感じます。

 

お金についてネガティブなイメージが
先行してしまう人は、尚更、考えたく無いと、
見向きもしないと思います。

 

 

人は、わからないことを「恐怖」に感じます。

 

お金のわからないを徐々に減らしていくと
人はお金の恐怖が減っていくのは、必然なのです。

 

 

なぜ日本人は、お金の知識が不足しているのか?

 

この国で普通に教育を受け、
育っていけば、お金について勉強する機会など
与えられないからです。

 

 

学校教育とは「お金」の勉強をするための機関では無く
会社に就職するための教育です。
参考:なぜ学校は、お金のことを教えてくれないのか?

 

むしろ、「お金は大事ではない」
という価値観を刷り込まれてしまっているので、
「お金の話題」ということに後ろめたさを感じてしまいがちです。

 

 

そして、この国のほとんどの大人が
お金に関する知識というものは

・(自分の労働時間と引き換えに)働く

しか思いつきません。

 

自分の労働時間と引き換えに働く
というのは、お金を得る1つの手段でしかありません。

 

 

他の自分の頭を使って投資やインターネットを使った商売をして
お金を稼ぐということが思いつかないのです。

 

いざ情報を得ても、

「ラクをしてお金を稼いではいけない」

 

「頭を使ってお金を稼ぐのは悪いこと」

 

「お金は体を使って汗水垂らして得るものだ」

などと思って行動をストップさせてしまうのです。

 

 

多くの人が知らない「お金の知識」とは?

 

冒頭でお話ししたように、
いざ手元にお金があったとしても、
お金の使い方も学んでいないので、
買い物をするにも、

 

これは投資なのか?
消費なのか?
浪費なのか?

 

 

考えたことも無いのです。

 

同じ100円でも使うものによっては、
ものすごく高い100円とものすごく安い100円の
区別があります。

 

同じ100万円でも使うものによっては、
高い100万円の商品と安い100万円の商品が存在します。

 

お金の使い方を知らなければ同じ数字でも、
商品、サービスの区別すら検討がつきません。

 

 

さらに、ほとんどの人が「お金」とは、
銀行に貯金するということしか知りません。

 

銀行に預けていても金利が0.001%という
銀行側の職務怠慢というべきふざけた数字を知っていたとしても
他に思いつかないのです。

 

本当は毎月、自分が必要な分のお金が
運用されていれば、問題ないのに、
常に銀行預金にお金が貯まっていないと不安、恐怖…

 

という発想しか出てこないのです。

 

 

この国の65歳以上の方のお金が
銀行に600兆円を預けられていて役に立たず、眠らされたままです。

 

商品、サービスと交換するはずの道具(お金)が「偽りの安心」のためだけに
ため込まれているのです。

 

 

多くの人がお金のことについて本気で勉強をする
というエネルギーが向かないがために、このような状況が起きています。

 

 

お金を使い方を知ることは、稼ぐ方法でもある。

 

お金の知識をつけてくると、
「手元にいくら貯金があるかどうか?」では無く、

「この身が1つあれば、いつでも稼ぐことが可能な状態」になる

ことが重要だと気づきますよね。

 

 

お金の稼ぎ力が身に付けば、
人間関係の悩みも、ほぼ解決できます。

 

自分でお金を稼げるようになるということは

・自分で自由に職場を選ぶことも出来る

 

・自分で自由に付き合う人も選べる

 

・自分で自由に生きることが出来る。

ということです。

 

もちろん、心理学やコーチング、テクニックを
学ぶことによってコミュ力を改善することも出来ますが、
お金の勉強をするということは、人間関係のありとあらゆる悩みも
解決することも出来るのです。

 

DV(家庭内暴力)を受けているのに
別れて距離を取れない本当の理由は、
生活費(お金)が心配だからですよね?

 

パワハラや嫌がらせを受けているのに、
ブラック企業をやめられない理由は、
収入(お金)が必要だからですよね?

 

嫌なクライアントと無理やり付き合わなければならないのは、
仕事をもらう(お金)ためですよね?

 

苦痛でも我慢しなければいけないのは、
自由に人間関係と環境を選べないからですよね?

 

これを書いている杉山はチマタの本質から外れた
下品な情報商材を売ったり、
皆に見せびらかして自己承認欲求を誇示するために
お金を稼ぐのではありません。

 

お金というツール(道具)を使って自由になるためです。

 

 

もちろん、宝くじが当たったかのような
運よく一発当ててお金持ちになったタイプの
経営者や芸能人もいます。

 

残念ながら、急激に当たったタイプの人ほど、
勘違いをしてしまう傾向にあります。

 

 

 

「お金が手元にあること」を「稼ぐ力」を勘違いして

「お金を大量に保有していること」=安心、安全。自分は優れている

 

そんな考えの人ほど10年、20年、30年と
長い目で見ていくと、誰の手をくだすことも無く、
必ず自滅しています。

 

杉山が見てきた中で、
部下やパートナーに対して乱暴な扱いを
している人は、その場はうまく行っているように見えても、
必ず1〜2年以内で業界から姿を消しているのです。

 

既得権益など「誰か他人の力」や「過去に上手く行った古いやり方」でしか、
お金が手に入らない人も頭の中は、

・お金の供給がストップしたらどうしよう。

 

・次に上手い話は無いだろうか?

 

・不安だ。。。

などと、常にお金のことで悩み続けている
「お金の奴隷」状態に陥っているのです。

 

手元に能力が無ければ不安は尽きない

いまだに終身雇用で会社が絶対につぶれることが無いだろう。

 

定年退職後は、年金で国が面倒をみてくれるだろう。

などと本気で考えて(思考停止して)いる
会社の先輩、上司が典型的な例ですよね。

 

本当にお金の稼ぎ力がある人ほど
「お金が無くなったらどうしよう」などと考えません。

 

たとえ人脈、資産、地位が0になったとしても、
またお金を稼ぐことが出来るからです。

 

いざとなったら、自分の力でお金を稼ぐことが出来るという自信が
経済的自由を可能にしているのです。

 

お金に自由なった人ほどお金に対して真剣に向き合い、
学び、試行錯誤して取り組んでいるのです。

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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