傲慢と聞いてネガティヴなイメージを
持つ人の方が多いと思います。

 

 

 

 

 

誰しもが
傲慢にならないようにしよう!

 

と頭の中ではわかっていても

余裕というものがなくなった時

 

・当たり前のことに当然のように
 感じて感謝できなくなった時

 

 

・その人に「絶対にこれが正しい!」という
 凝り固まった固定観念がある時

 

気づかずうちに傲慢になり、
周りの人に迷惑をかけて
しまうことがあります。

 

 

 

けれど、
「自分が傲慢である」
気づける人の方が少ない気がします。

 

 

 

 

人によっては、後から

 

「自分はなんて馬鹿者だったんだ・・・」

 

などと、反省できる機会なんて
人生で数えられる程度だからです。

 

 

 

 

 

どちらかと言うと
なんでこの人は
こんなに傲慢なのだろう?」

 

と言う疑問から、
この記事にたどり着いた人の方が
多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

今回は「人が傲慢になる時の心理」と原因
についてお話しいたします。

 

 

 

自信と傲慢は違う

 

「自分はすごいやつなんだ」

 

「自分は社会的に地位が高いのだ」

 

「私には価値があり、秀でているのだ」

 

と思っているだけでは
傲慢な人とは言いません。

 

 

 

 

こんな人は、むしろ、
自分の存在価値は自分で評価できる
精神的に自立した人です。

 

・自信がある人

 

・「ありのままの私」を認められる人

 

・セルフイメージ、自己重要感が高い人

 

という言い方をします。

 

 

 

 

 

傲慢な人とは
相手に対して
勝手に自分の物差しで測り
下に見ている時のことです。

 

 

自分の物差しは、
自分が自分で決めた価値観です。

 

 

 

価値観は100人いれば
100通りの価値観があり、

 

どの価値観が一番、
優れているかなど存在しません。

 

 

 

 

自分の価値観、物差しを勝手に
押し付けてくるので
相手は不快でしかありません。

 

 

 

 

相手から

 

「私は過去にこれだけのことをした!」
「どうだ!すごいだろう!」

 

などと武勇伝、自慢を話された時、
親しい関係であれば、
無邪気な子どもを見るように
微笑ましくなるでしょう。

 

 

 

もしくは、
相手が自慢話をした時に

 

「なぜか心地よくなる」
「仲間が儲かれば、同じ組織の自分も儲かる」
「それを聞くことで学びになる」

 

などと、
それを聞いた自分にもメリットがある時
心から共感することができるのです。

 

 

 

 

 

 

もし、そこまでの関係でなければ

 

 

「なんだ?・・・コイツ」

 

「生意気だな」

 

「うるさい」

 

などと思うでしょう。

 

 

 

 

 

傲慢さを防ぐ方法

 

 

「自分で自分をダメなやつだ」などと
卑屈になることが
傲慢を避けることでも、
謙虚になることではありません

 

 

 

周りの人に対して
勝手に自分の物差しで
測ってはいないか?

 

 

などと、自分一人の時間を作り
自問自答することが、
傲慢さを防ぐ方法なのです。

 

 

 

 

もっと具体的に言うと
自分の考え、思ったこと、何を正しいと思うのか?

 

 

 

お金・家族・精神・仕事・家庭・人付き合い
楽しい時間、夢・・・

 

この中で一番、何に重きを置いているのか
毎日、ブログでも日記でも
目に見える形でアウトプットすることで
自分の価値観をはっきりさせることが
できます。

 

これを
自分と向き合う行為と言います。

 

 

 

 

 

例えば、
いま自分は「お金」に一番、
重きを置いているけど

 

相手は「家庭」に重きを置いているから、
いくらお金を稼いでいるか?
には、さほど興味が沸かないのだと
理解することができます。

 

 

 

もしくは、

 

自分は「学歴」に一番、
重きを置いているけど、

 

相手は「趣味の充実」に重きを
置いているから、

 

自分がどんなに学歴を語ったところで
相手には、さほど重要視されないだろう。

 

と考えることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

価値観を明確にしておかなければ
私はこれだけ「お金」を稼いだ!

 

しかし
「相手」は「私よりも」稼いでいない!
「私」は「相手よりも」優れているのだ!

 

「私の方」が良くて、「相手」はダメなんだ!
と考える傲慢な人になります。

 

 

 

 

 

 

自分と向き合う時間が無い人ほど
私はこれだけの「学歴」がある!

 

しかし、
「相手」は「私よりも」学歴が無い!
「私」は「相手よりも」優秀なのだ!

 

「私の方」が良くて、「相手」はダメなんだ!
と考えて、謙虚さを失います。

 

 

 

 

 

言葉では発しなくても、
そんな考えをよぎれば
傲慢になり、態度にでます。

 

 

誰もが
バカにされて居心地が
良い人なんていません。

 

「自分のほうが上で、相手の方が下だ」
なんて考えていたら
相手と良好な関係が築ける訳がないのです。

 

 

 

人と人を比べてどちらが
優れているかなんて

 

山と川ではどちらの方が優れているか?

 

などと考えるくらい
無意味で非生産的なことなのです。

 

 

 

 

 

 

自分と向き合う時間を多く作り、
いまの自分の価値観を明確にしておく
ことが出来たら、

 

自分の気づかずうちに、
普段、頭の中で「ぼや〜っ」と
思いついたことを周りの人に
押し付けていた自分にも気づけるのです

 

無意識に相手に価値観を
押し付けることが減っていきます。

 

 

 

傲慢は自分では気づきづらい

 

・なぜか「この人」に対してだけ態度がでかくなる

 

・ある人物を対等ではなく、下に見ている

 

なぜコイツは、こんなのも出来ないんだ?

 

こうしたほうがいいのに・・・コイツはダメなヤツだな…

 

 

などと思うことが全て傲慢であり、
自分の価値観、エゴを押し付けている
行為です。

 

人は、このことに気づくことすら難しく
傲慢を0にすることは出来ません

 

 

 

 

 

・誰かと比べて優劣つけようにしないようにする

 

・相手の今の「ありのまま」を認め受け入れる

 

・皆、平等に接する

なんてことができる人はいません

 

よほどの人格者でない限り、
過去、数千年に数える程度しかいません。

 

 

 

しかし、この理想の人徳叶えることが
出来ずとも、目指すことは可能です

 

 

 

人徳は、生涯かけて磨き上げていくものです
もちろん年齢は一切関係ありません。

 

 

 

 

 

 

 

・自分を馬鹿にしてくる人がいる

 

・いつも自分に対してアタリが強い人がいる

 

・舐められている

という相手がいるならば
その相手の人徳が未熟である
ということです。

 

その相手の器は、
それまでだと言うことです。

 

 

 

 

 

どんなに相手の才能と実績、
地位が優れていたところで
人徳とは全くの別問題です。

 

 

 

その相手から、
人徳を学ぶことは何もありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、

 

誇れること

 

人徳

 

 

この2つの両方を揃えた人が
器の大きい人と言われるのです。

 

 

 

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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