「○○さんを怒らせてしまった」

 

「嫌われた」

 

「無視された…」

 

 

平穏な日常に突如として
そんな出来事があったら
誰でも落ち込みますよね。

 

 

なかには、自分のことを
「やっぱり俺は、ダメな奴なんだ…」

 

などと責めて、
半年以上も何もやる気が起こらない日々が
続く人もいます。

 

 

 

 

「気にするなと」
頭ではわかっていても

 

何度も何度も、嫌われた瞬間のシーンが
フラッシュバックしてしまう。

 

朝起きた時、ご飯を食べている時、
ふと仕事がひと段落したとき、
寝る前に

 

「ウワーッ!」
となってしまう。

 

 

どうしたらこの苦しみから解放されるのか?
緩和するためにはどうしたら?

 

解決できる考え方をご説明します。

 

 

 

真珠のネックレスの例え

 

1つ100万円のする真珠の
ネックレスの例えをします。

 

2人の登場人物がいます

 

70歳のおじいさんと
30歳前半の女性です。

 

 

 

自分自身が
1つ100万円の価値がある
真珠のネックレスです。

 

 

誰かに買ってもらいと思っています。

 

まずは70歳のおじいさんに声をかけました。

 

 

「私を100万円で買ってください。」


真珠のネックレスは自分を売り込みました。

 

するとおじいさんは

 

 

 

「いらない」


 

言い放ちました。

 

 

 

 

おじいさんのたった一言で
真珠のネックレスはとてもショックを
受けました。

 

そして、真珠のネックレスは混乱し、
頭の中でこう考えました。

 

 

(このおじいさんは、私の何を見て、
そう言い放ったのだろう?

 

わからない…。そうだ!
きっと価格が高すぎたのだわ!)


 

 

100万円の価値がある真珠のネックレスは
自分の価値を下げてこう言いました。

 

 

「おじいさん!では、70万円で買ってくれませんか?」


 

 

おじいさんの反応はやはり

 

 

「いらない!」


 

 

負けじと真珠のネックレスは言います。

 

 

「では、50万円!」


 

 

 

「いらない!」


 

 

 

「では、40万円!30万円!20万円!」


 

 

 

 

「いらない!いらない!いらない!」


 

 

 

 

「ごっ…ご、5万円!」


 

 

 

「いらねぇって、言ってんだろおおお!!!!
ゴルァアアアアアッ!!」


 

 

 

 

 

「……………。
私には5万円すらの価値が無いのだわ」


 

真珠のネックレスは、そう自分を責めました。
そしてもともと100万円の価値ある
ネックレスは落ち込み

 

河原に落ちている石ころと同じように
一生を終えました。

 

 

 

ここまで読んでみると

 

真珠のネックレスのほうが
考えが偏りすぎていますね。

 

 

おじいさんにとっては
真珠のネックレスには興味も無いのです。

 

おじいさんにも都合と価値観があるのです。

 

おじいさんにとって
100万円の価値がある真珠のネックレスよりも
780円の定食のほうがはるかに喜ばれるのです。

 

 

 

真珠のネックレスは
おじいさんに嫌われないようにするよりも
30歳前半の女性に売り込んだほうがよいのです。

 

 

 

 

 

「…………あ、あの真珠のネックレス……。
…い、いかがでしょうか?」


 

 

 

「まぁ。なんて彩りのある輝きなの?
見れば見るほど幸せな気分になるわ!素敵!
おいくら?」


 

 

 

 

「あ、ありがとうございます。…………価格は100万円になります」


 

 

 

「貴方は100万円以上の価値があるわ!
200万円…いいえ300万円でも安く感じます!
会えて嬉しい!くださいな!」


 

 

 

「ありがとうございます!」


 

 

 

真珠のネックレスのネックレスは
100万円の価値があったとしても

 

ある人は興味が無く、全く価値が無いのです。
またある人は、
もともと真珠のネックレスを探し求めていて
100万円でも安いと思えるくらい価値がある
のです。

 

 

 

 

とても極端な例を出しましたが

 

真珠のネックレスは誰にでも
好かれる必要が無いように

 

自分も誰からも嫌われてはいけない
という考えは、ちゃんちゃらおかしいのです。

 

価値感が偏っているのです。

 

 

 

 

誰かに嫌われたからと言って
わざわざ自分を下げる必要は無いのです。

 

求めてもいない人に
売り込む必要も無いのです。

 

自分を求めている人にだけに
相手をすればよいのです。

 

 

 

自分の評価は自分で決める

 

自分の評価を外に対して求めていれば
必ず上手くいきません

 

 

例え話で出した真珠のネックレスが
「誰にでも嫌われてはならない」

 

などと思ってしまえば
価値を下げてしまい、

 

タダのような河原の石ころと
変わらなくなってしまうのです。

 

 

本当に自分のことを探し求めていた人にすら
出会うことが出来なくなってしまうのです

 

 

 

 

誰かに嫌われているからと言って
「自分には価値が無い」
などと落ち込む必要は無いのです。

 

 

価値や評価は、自分で決めるのです。

 

 

もちろん、
逆に100万円の価値が無い河原の石ころを
相手に売ってはいけません。

 

自分を大きく見せて、相手を騙すように
売ることと、はき違えてはなりません。

 

それを傲慢と言います。

 

 

 

 

自分が100万円の価値があるからと
思いたいから、目指したいから
日々、自分の内面を磨き、
進化させていくのです。

 

昨日よりも今日の自分の成長に
喜びを感じるから
続けていくことが出来るのです。

 

 

 

 

 

誰かに貴方は100万円と言われるまで
努力し続けるのではありません。

 

自分で評価をくだすのです。

嫌われたり、無視されて落ち込む必要は無い

 

 

嫌われた相手には
相手の価値観、都合があるのです。

 

すべての人に嫌われてはいけない考えは
絶対に上手くいきません。

 

人に嫌われたからと言って
落ち込む必要は無いのです。

 

 

 

だから本当に求めている人と
出会うために価値は自分で決める。

 

求めている人は
パートナーや親友だったら
1人で充分なのです。

 

商売であれば
絶対に全員に好かれる必要はありません

 

今の時代であれば
数人のお客さんがいれば
生活していけるのです。

 

 

 

嫌われてしまっている相手に
エネルギーをかけるよりも

 

本当に求めている人に対して
エネルギーをかけたほうが良いのです。

 

 

 

 

 

以上をお伝えしてきましたが
どうしても納得できない方もいらっしゃる
と思います。

 

 

納得できない理由は
親からのしつけと、
学校教育で植え付けられた考え(マインド)です。

 

学校教育は、テストの点数や成績表、
偏差値など外からの評価で自分の価値が
決められるような時間を過ごしてきたからです。

 

 

生まれた時から14歳までは
大人のように、情報を取捨選択できません。

 

すべての情報を吸収するように
脳の構造上、そうなっているのです。

 

 

 

 

外からの評価に対して
自分の価値を決めてしまうのは
学校卒業と同時に終わらせなければ
いけなかったのです

 

社会に出てからも外からの評価が
自分の価値だと思いこんでいるのです。

 

 

 

だから何かをするにも
必ず劣等感で動いていたり、
誰かに劣等感を与えてしまうので

 

自分も周りの人も
不幸にしてしまうのです。

 

 

以下のリンクでは
劣等感を感じながら努力をしてはいけない。克服方法

 

詳しくお伝えしていますので、
ぜひコチラもお読みになってください。

 

 

ここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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