人の邪魔ばかりする人の心理

 

 

水を差すように嫌味を言ってくる人
いつも足を引っ張ってくる人

 

そんな人に邪魔ばかりされてあ
怒りとイライラが沸き、
自分のペースが乱されてしまう。

 

 

そんな場面に対して
どうしたら良いのか?

 

そんな悩みを解決すべく
人の邪魔ばかりをする人の心理
についてお伝えしていきます。

 

 

なぜ、あの人は邪魔をするのか?

 

まず、お伝えしておかなければ
ならないことは、

 

人は2人以上の組織になれば、
必ず邪魔をする人が現れます

 

 

なぜか?

 

 

人は基本的に現状維持
求めているからです。

 

過去の経験の延長線上ならば、
先のことがだいたい予想がつきますよね。

 

 

 

 

新しいことは始めて、
どうなるかわからない。

 

そんな時、
人は無意識のうちに

 

「ワクワクする」もしくは
「不安になる」

 

の2パターンに分かれます。

 

 

 

 

いつも邪魔してくる人ほど
不安」を感じているのです。

 

無意識に沸き起こる
居心地の悪さに耐えられず、
新しいことを始めようとする人を
防ごうとしている心理状態なのです。

 

 

 

 

これから新しいことを始めようとする人は
不安よりも「ワクワク」の状態が
勝っているのです。

 

せっかく自分が「ワクワク」しているのに
邪魔をしてきたら、なおさらイライラする
のは当然のことなのです。

 

 

 

誰もが「人の邪魔をしたくなる」心理を持っている

 

 

人は基本、現状維持を求めています。

 

 

いつもポジティブな人ですら
環境や人間関係が変わると

 

「結果がどうなるかわからない」
「先を予想することが出来ない」
「不安」

 

などと無意識に
居心地の悪さを感じているのです。

 

 

 

・引っ越しなどをして環境が変わる。

 

・独立起業して人間関係が変わる。

 

・初めて会う人に会いに行き、
 人間関係が変わる。

 

 

 などが典型的ですよね。

 

 

ゼロから情報を集めたり、
処理しなければなりません。

 

脳をフル稼働で
働かせることになるからです。

 

 

 

 

非常にメンドクサイのです。

 

 

 

今まで自分が居心地の良かった
場所やペースを乱そうとする人に対して
「不安」になり嫌気が差してしまうのです。

 

いつも当たらしいことに
ヤル気に満ち溢れているはずの人ですら、
知らずのうちに、

 

自分を「不安」から守ろうとして
誰かの邪魔をしていることがあるのです

 

 

 

邪魔する人を排除することは出来ない

 

 

邪魔する人を「やっつけたい」
気持ちになるのは、わかります。

 

 

しかし、
邪魔をしてくる人が
人格的にダメなのでは無く、
人間の特性上、

 

邪魔しようとすることで、
バランスを取ろうとして、
必ず起こることなのです。

 

 

 

 

組織には
新しいことを始めようとする人
古いやり方に固執しようとする人が居る

 

職場には、
仕事がデキる人が居て、
仕事が出来ない人が居て、
足を引っ張ろうとする。

 

一定数の
称賛する人が居て
批判する人が居る。

 

 

 

 

 

人間関係の物理学とも言うべき現象で、
必ず起こることなのです。

 

もっと科学的に言うと
ホメオタシス(恒常性)と言われる現象です。

 

 

※ホメオタシス(恒常性)とは?

生物および鉱物において、
その内部環境を一定の状態に
保ちつづけようとする傾向のこと

 

 

だから邪魔をする人を排除したとしても
また新たに「邪魔をする人」が
出現するのです。

 

 

 

心理学(人間関係の力学)を学ぶ意味

 

 

邪魔をする人が居ることは、
人間関係の力学上、避けられません

 

邪魔をする人に対して
コントロールすることも出来ません

 

ということをお伝えしてきました。

 

 

 

 

そして、
心理学を学んだからといって、
人間関係でトラブルが起きずに済む
という訳ではありません。

 

どんな人でもトラブルが起き、
失敗したり、悩むことが
必ず出てきます。

 

 

 

 

それでも心理学を学ぶのは、
失敗やトラブルに対して
その対処心構えを知るためです。

 

 

いわば心理学とは、
泳ぎ方を知るようなものです。

 

泳ぎ方を知って入れば、
海の中に放り込まれたとしても
溺れずに済みます

 

人間関係の心理学は
感情の渦で溺れず
振り回されたり大きな損害を防ぐ
ことが出来るのです。

 

 

 

 

知識があることで、
いざ人間関係で問題が発生したときに、
いま「何が起きているのか?」
わかることが出来るのです。

 

「こうゆうことか」
「心理学で学んだことが起きている」

 

などと、
冷静に向き合うことが出来ます。

 

 

問題の発生を防ぐことは出来ませんが、
問題の中に居る時の状況を理解することが
出来るのです。

 

 

 

邪魔をする人からの解決方法

 

いつも振り回される人、いつも誰かに邪魔される人ほど、
誰か他人に対して精神的依存をしていることが多いです。

 

 

シャクに触る言い方になりますが、
自分の心の在り方が、誰かに振り回されることを望んでいるのです。

 

 

「は?バカ言ってんじゃないよ。」

 

「誰が好き好んで、大事なプロジェクトを潰されたり、
時間や金を奪われたりしなきゃいけないんだ!」

 

などと思うと思います。

 

 

 

しかし、邪魔をするには、
誰かに自分の存在を知られていなければなりません。

 

あなたと近い距離で居なければ、邪魔など出来ません。

 

 

 

自分が面白いと思うことを他人に話をしていたり、
ひけらかしていたのでは無いでしょうか?

 

邪魔している人に対して、一度は心を開いたこともあるのでは無いでしょうか?

 

 

何が言いたいのかというと、

 

最初から、何事も、誰にも知られず、
自分一人で黙々とやっていたら、
誰にも邪魔されることは無かったということです。

 

 

自分独りで居られなかったから、
自分の存在を誰か他人に知ってもらいたく、
ペラペラと話をしておきながら、

 

いざ思い通りの結果にならず、
不甲斐ない気持ちを

 

「アイツのせい…。邪魔してきたからダメになった…」
という責任転嫁の心理状態になっていることを
忘れてはいけません。

 

 

はじめから邪魔される原因を作った自分のせいなのです。
自分の問題に、他人を介入させた精神的依存が残っている証拠です。

 

他の心理学でもお伝えしていますが
自分以外の他人を変えることは出来ません。

 

そして、邪魔をしてくるからと言って、
相手をコントロールすることも出来ません。

 

本気で自分が叶えたい願望が
あるのならば自分が変わるしか無いのです。

 

 

 

 

今回もここまで
お読み下さりありがとうございました。

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