どうも杉山です

 

 

 

 

 

あの人はなぜ、あんなひどい言い方をしたのだろう
なぜ私を否定するのだ
私のどこがいけないというのだ?

 

 

 

いや、それとも自分がいけなかったのか?
自分が至らない、バカなのか?
あぁ…自分はダメなやつなんだ…

 

 

 

いやいや!だとしても100%自分が悪いわけじゃない!
自分は出来るだけ気を使っていたはずなのに!
正しいことなんて何一つないはずなのに

 

 

 

などと

 

 

 

思考している間は常に、
モヤモヤした気持ちでいっぱいになりますね

 

 

 

たとえ半年、1年という長い期間、
その考えでモヤモヤに苦しむと思います。

 

 

 

 

 

そのモヤモヤを解消するために
自分の正しさを証明するために
自分の哲学や論理をとことん追求しようとする人も
居るかと思います。

 

考えた答えを出してもモヤモヤが晴れない心理

 

 

一日中、嫌な経験、その場の出来事が
フラッシュバックしあれやこれやと考え
たとえ論理的に自分が正しいと証明したとしても

 

 

 

イライラやモヤモヤ、鬱蒼とした気持ちが晴れることはありません

 

 

 

私は「正しい」と解釈し、
相手は「間違っている」と認識してしても

 

 

 

その後にその相手のことを忘れることはありません。

 

 

 

 

 

なぜなら、考え続ける人ほど
「自分の自己重要感を満たしたいというエゴ」が
強いからです。

 

 

 

 

 

自分の自己重要感を満たしたいというエゴが無い人
考えるということはしません

 

 

 

 

 

考えるという行為そのものが

 

 

 

過去の自分と現在の自分を比べる
自分と相手を比べる
自分の考えが相手と正しいのか?間違っているのか?

 

 

 

という比較だからです。

 

 

 

比較するものが無ければ
考えることはしません。

 

モヤモヤを解消するには自分のエゴに気付く

 

モヤモヤを解消する具体的な方法は
認められたい、他人よりも優位に立ちたい、
愛されたい、注目され続けたいという
自分のエゴに気が付くことです

 

 

 

なぜかイライラしているな…
そうか、この時の自分は正しいと受け入れられたいんだ

 

 

 

なぜかモヤモヤしているな…
あぁ、今の自分は認められたいという欲が強いんだ

 

 

 

あ、今の自分は頭に血が昇っているな…
いったんその場から離れなければ

 

 

 

といったように、
考えすぎること、イライラすることを
どうにかすることよりも

 

 

 

自分の状態をもう一人の自分が
空の上から観察するような感覚です。

 

 

 

考えすぎている自分
頭に血が昇っている自分
正しさを証明しようと躍起になっている自分

 

 

 

に気が付くことです。

 

 

 

気付くことが出来れば、
自分のエゴに振り回されることがありません。

 

 

 

エゴを認識することで
自分を自分でコントロールすることが出来るのです。

 

 

エゴは無くそうとしなくてよい

 

 

そうか、考えすぎてしまう自分はエゴが強すぎるんだな

 

 

 

と言って、エゴを自分から無くそうとしなくてよいです。

 

 

 

 

 

なぜならエゴという気持ちは
自分を高めようとする本能だからです。

 

 

 

認められたいから成果を出そうと一生懸命になる
愛されたいから、心身ともに強くなように頑張る
人より秀でたいから、善行をする、人格を高めようとする

 

 

 

 

 

エゴの働きによって、人は進化しようとするからです。

 

 

 

そして、ある程度、自分の目標が叶い
もしく行動した結果に新たな発見があった時に

 

 

 

あんなにガツガツしていた
自分のエゴがうっすらと消えていく瞬間を
「悟り」と言ったりします。

 

 

 

 

 

エゴも良い方向へと導いてくれることがあるのです。

 

 

考えすぎてしまうのは、楽をしたいから

 

 

では、なぜ時にエゴが自分を苦しめることがあるのか

 

 

 

それは楽をしたいからです。

 

 

 

過去の失敗や嫌なことに対して
徹底的に考え、同じ間違いを犯したくないがために
人は一つの結論を出そうとするのです。

 

 

 

一つの結論で、今後に起こる様々な出来事に対して
対処していけば、この先は苦しむことがないだろうと
なるべくエネルギーを消費したくないのです。

 

 

 

 

 

この世の真理は無常であり
過去に正しかったことが、現在、未来に通用するとは限りません。

 

 

 

これから起こることに対して
思考や論理でなく、直観や無心で対応しなければ
上手くいかないこともあるのです。

 

 

 

新しい課題に対し、古い解決方法を当てはめても
上手くいかないこともあるのです。

 

信じることをやめ、過去と現在を比べることをやめる

 

 

考えすぎてしまう人は
強いエゴに振り回されている自分に気が付かず
楽をしたいがために、一つの結論にたどり着こうとしている

 

 

 

ということをお伝えしてきました。

 

 

 

 

 

人生において上手くいくコツは

 

 

 

何か一つの結論や思考を信じないこと

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

「何か一つの結論や思考を信じないこと」
とは、これも、これから起こる問題に対して
すべて同じ解決策で対処しないことです。

 

 

 

その新しい問題は、新しい自分が対処、解決しようとするのです
何か一つの思想で対処しようとすると、上手くいきません。

 

 

 

これが「正しいのだ」と思った瞬間に
他のものは「正しくない」ということが発生してしまうのです。

 

 

 

だから「他人の声」が「自分の耳」に入ってこなくなってしまったり

 

 

 

過去の歴史が証明しているように、
愛と平和、繁栄を祈っていたはずの信条や宗教が
幾万の人々を弾圧、虐殺行為を始めてしまうのです。

 

 

 

 

 

新しい問題、過去に前例が無い障害
解決方法が見当たらない壁にぶち当たった時こそ

 

 

 

自分の内の中から湧き出る直感無心
それらを解決するというマインドが冷静で穏やかな心を創るのです。

 

 

 

この「直感と無心で解決する」マインドは
別の記事で詳しく説明して参りますので
今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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