杉山自身、物事に熱くなりやすいです。
良く言えば、情熱があると言えますが、
悪く言えば、すぐ頭に血が昇って周りが見えなくなる。
物事には、必ず良い面があれば、悪い面の
両極を備えているので、
熱くなりやすい人が
「良いかダメか?」
「優れているか?優れていないか?」
いうわけではありません。
しかし、つい熱くなってしまったがために
人間関係を壊してしまった
なんてことがあると思います。
熱くなりやすい人に向けて
人間関係を上手くいかせる考えを
御紹介いたします。
深い話ほど熱くなる傾向にある
対人関係においては
時に自分の信念となることを通そうとして、
相手から距離を置かれたり、
無視をされたりします。
例えば、自分がどう生きるか、
自分の信じているもの、ゆえに伝えたいこと。
もっと具体的に言うなら
政治や宗教の話などが言えますね。
このテーマは、自分の生きること
生き死に直結する疑問であり
誰かに解決、もしくは理解されたい問題なので
どうしても熱くなってしまいます。
なので否定されたり、無視をされると、
余計に頭に血が昇ることが多いと言えましょう
何度も言うように、
その熱くなってしまうことが問題ではなく、
それを対人関係において置き換えた時、
どうすれば上手くいくか、ご説明します。
嫌がられる人とは?
自分の正しいと思っていることを
相手に押し付けてはなりません。
幼少時代、学生時代の頃を思い出してみてください。
いつも自分のことを否定から入る親や教師、年上の人がいたら、
その人に対して、好意を抱くでしょうか?
自分のことを否定してくる相手は、
実は良かれと思って、正しい道に導いてあげようと
言ってくる場合があるのです。
それを自分に置き換えた時、
相手がどんなに道を踏み外そうとしていても、
自分が正しいということを強く言っても
相手にとっては、
正しい道に諭そうとする自分のことを
いつも否定から入る嫌な奴としか思えないのです。
相手に深い話をしたければ、まずは相手を理解する
相手と深い話をしたければ、まずは相手と共感し、
それなりの良い関係を築き、
リスクを低くしてからです。
相手に正しいことを伝えたければ
まずは相手のことを肯定し
信頼関係を構築し
相手に聞く耳を持ってからです。
自分が思う深い話、悩み、信念、政治や宗教などの話は
とても深いテーマで誰しも人に話をしたいと思っているぶん
自分とは真逆の思想を持っていることがあるので、
強く否定されることもあれば
喧嘩になったり、とてもリスクが高い内容です。
なので初対面の相手や、それなりの関係を築く前に
深い話をするべきではありません。
だからこそ、
「今日はいい天気ですね」
とか
「お元気にしてますでしょうか。」
など、お茶を濁す話、他愛ない話、
一見すると意味の無い
無駄な話がとても大切なことになってくるのです。
無駄な話はある程度の関係や
信頼を構築するためにあるのです。
無駄な話を通して、
まずは自分から相手のことに共感し、
理解に努めようとするのです。
相手と100%分かり合う必要なはない
相手が真逆の立場、真っ向から意見が対立したとしても、
相手に『自分の正しいと思っていること』に塗り替える必要もなければ、
相手の意見に、自分の心を塗り替える必要もありません。
自分はこう思うけれど、相手はそう思っている。
それを知っておくだけです。
例え、その場で相手を論破し、自分の意見に塗り替えたところで、
その場を離れれば、相手はまた元の同じ状態に戻っています。
それどころか反感を抱くことでしょう。
自分の意見は、どんなに我が強くとも
せいぜい多くて60%取れれば良い。
人によっては30〜40%共感出来ればよい
この意識だけで物事が上手くいきます。
逆に、100点満点のテストで90点取ろうが
99点を取ろうが、99.9999点を取っても
100点以外認めない親や先生がいたとしたら
100点以外は否定してくる人は、
嫌われる典型的な人ですよね。
理想は60%
この意識が上手く行く方法です。
相手の理解が一歩
相手と何か話をしたい。
それは自分の問題解決をするためではなく、
相手のことを共感、理解するためです。
相手のことを理解するために、
「今日はいい天気ですね」
という他愛のないおしゃべりに対して共感する
無駄なおしゃべりは意味の無い話題は
共感しやすいから、よく使われるのです。
深い話をしたければ、
それなりの信頼関係を築いてからです。
まだそれほどの関係でない人に対しては
天気、季節、道楽、
故郷、旅行、仕事
同性に共通する話題
幼少時代の思い出
がおススメです。
今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。