「優秀な人」ほど「人徳」に欠ける理由

 

 

優秀な人
才能がある人
頭がいい人
能力が高い人
仕事ができる人
カリスマがある人
リーダーシップがある人
タスク思考

 

 

そんな人を思い浮かべて
優秀な人
と、便宜上ここでは呼ぶことにします。

 

 

 

 

人を育てられる人
誰かを差別しない人
情深く、愛がある人
思いやりがある人
筋を通せる人
穏やかだけど、どこか底の深さがある人
その人がいるだけで、その場が和む人
ヒューマン思考

 

 

そんな人を
人徳がある人
と、呼ぶことにします。

 

 

 

 

 

 

優秀な人」ほど、
社会的に成功をしやすく
それなりの地位についている方

 

 

人徳がある人」ほど
人に対する面倒見がよく
人を育てたり、雰囲気を良くできる方

 

 

「優秀な人」「人徳がある人」
どちらも必要な存在だと思います。

 

 

 

 

 

 

優秀な人にありがちなのが
他人の扱い方や、振る舞いが
傲慢

 

「せっかく優秀なのに、
もったいないなぁ・・・」

 

「頭がいいのだから、
言われた相手のことを
考えればいいのに。」

 

 

と感じさせる人。
見てきたことがあるかと思います。

 

 

 

 

なぜ「優秀な人」ほど
人徳」に欠けてしまうのか?

 

その理由についてお話しいたします。

 

 

 

優秀な人ほど「性格が悪い」のでは無く「人に興味が無い」

 

 

優秀な人ほど
目の前のタスクのことだけに
集中しているから
器用で優秀でいられるのです

 

 

 

 

 

プロのサッカー選手で優秀と言われるのは、
TVゲームも漫画も読まず、
学校の勉強も最低限にとどめて、

 

サッカーのことをずっと考えているから
サッカーの世界では優秀であり続けられる
のです。

 

 

 

 

 

優秀なお医者さんならば
小さい頃から他の友達とも遊ばず

 

ずっと医者になるための勉強を
続けているから
優秀なお医者さんであり続けられる
のです。

 

 

 

 

優秀なスーパーのパートで
優秀と言われる人は
家庭のことも最低限にして

 

常にパートの仕事について
神経を一点集中しているから
スーパーの中で優秀であり続ける
ことができるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優秀であり続ける人ほど
何か1つのことに1点集中させる
ことが上手いのです。

 

 

あまりにも
神経を1つのことに集中しているから
以下のことを考えられないのです。

 

この人はどんな人なのかな?
 何が得意で、何が苦手なのかな?」

 

 

相手は何を考え、
どんな心理状態なのかな?
いまこの言葉を喋ると、相手は
どんな気持ちになるのだろう?」

 

 

○○さんが求めている
答えは何だろう?
何を言われたら、相手は
嬉しく感じるのか?」

 

などと、

 

 

 

他人に興味関心を寄せる

 

人に気を使い、親身になって思いやる。

 

情を持って接する

 

ということを
優秀な人ほどしていない
だけなのです。

 

 

 

 

 

 

あまりにも
人に興味関心も無く、

 

時に、
これを言ったら、相手は傷つくだろうな
ということを考えずに当然のように、
言葉を発してしまうから、

 

 

優秀だけれど、性格が悪い人
血も涙もない!
頭が固いヤツ・・・

 

などと、
まわりから誤解されてしまう
のです。

 

 

 

 

 

「優秀であること」と「人徳を持つこと」は矛盾している

 

 

もちろん
優秀な人がいなければ、
この世の中は成り立ちません。

 

 

 

たとえ、
人徳に長けた人だとしても

 

・実際に仕事もしない

 

・目の前のやるべきこともしない

 

・なんの実績成果も上げていない

 

経済的に自立もしていない

 

そんな人は人徳があっても
頼りないですよね。

 

そんな人から、どんな言葉をかけてもらっても
何の重み価値も感じられませんよね。

 

 

 

 

 

人徳がある人も世の中に
たくさんいますが、
器の大きい人」とは、ならないのです。

 

 

 

むしろ、
人徳とは、わかりにくく見つけづらいもの
なのです。

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

 

どんなに仕事ができて、
頭が良く、才能がずば抜けて、
自慢できるような実績がある
「優秀な人」も、

 

「人徳」が無ければ
周りに人は居なくなり、

 

誰もが求めている自己承認欲求を
満たしたり、
幸せを感じることは難しいでしょう。

 

 

 

「相手からは、この人とずっと一緒に居たいな」
と、思われないからです。

 

 

 

 

 

 

チームや職場の中では、
あまりにも

 

人が離れすぎてしまえば、
せっかくの優秀さを発揮できなく
なってしまうのです。

 

 

 

 

 

だから、
人を思いやるだけの
神経を使いましょう・・・

 

なんて言葉は
とても矛盾していますよね。

 

 

 

 

 

なぜなら、優秀であり続けるためには
他人のことに神経を使うのは
必要最低限にして
1つのことに全エネルギーを
集中しなければいけないからです。

 

 

だけど、時に
他人のことにも、エネルギーを
分散させなければいけない・・・

 

 

 

 

 

自分の力で
人の限られた時間、お金、エネルギーを
集中させたり、分散させたり、

 

感情コントロールして、
自分を自分で律するが大きくなければ
簡単なことではありません

 

 

だから
「優秀」と「人徳」を両方もつ人は少なく、
器が大きい人と呼ばれるようになるのです。

 

 

 

 

同時に持つことは出来ないが、バランスを取ることは出来る

 

 

 

仏教では
人は中庸こそが理想
と、説明されています。

 

「優秀」と「人徳」を天秤にかけた時
中庸な人は、両方の釣り合い
取れている状態です。

 

こんな人を理想という意味です。

 

 

しかし、これを完璧にこなせる人は
過去数千年で、数えられる程度しか
存在しません。

 

だから理想なのです。

 

 

 

 

理想は叶えないといけないものでは無く、
目指すことに意味があるのです。

 

だから、
時には「優秀」であるために、
一つのことに一点集中する時があり、

 

「人徳」を磨くために
他人のことにエネルギーを
分散させなければいけない。

 

 

 

 

その時、その時で悩み、葛藤して、
どちらに天秤を傾けるか?

 

決断して、最善をつくすことで
人の器を大きくいくものなのです。

 

 

振り子のように、
行ったり来たりして、
バランスを取ろうとしている状態です。

 

このバランスを取ろうとする過程こそが
中庸だと、説いているのです。

 

 

 

 

 

余談ですが、
ひと昔前の軍人や
職人気質の方に多い、

 

仕事の時は、とても厳しく、
シメるような場面があれば、
雷のように怖く叱る。

 

 

仕事が終わった時は、
何事もなかったかのようにケロッと
していて、親身になって優しく飲みに
誘ってくるような人は、

 

その人なりに「優秀」と「人徳」の
バランスを取ろうとしていたのかも
しれません。

 

 

 

今回もここまでお時間をとり
読んで頂いてありがとうございました。

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