悪気も無く些細な言動、
すれ違いによって相手を
逆鱗に触れてしまった時。

 

 

理不尽な理由で
クレーマーのようにネチネチ言ってくる
相手に対してどうすれば良いのか?

 

 

 

 

その場にいる自分は
「あぁ…どうしよう」
「早くこの場が終わらないかな」

 

などと考えて
じっと歯を食いしばり

 

苦しい思いをしたことは
多々あるかと思います。

 

 

 

 

そんな悔しい思いをしないために
怒っている人の対処方について
お伝えいたします。

 

 

 

怒っている人の心理

 

怒りという感情は
生物が不安、恐怖から
身を守るためにあるのです。

 

 

「死にたくない!」

 

という欲望を果たすために
瞬間的に発しているものなのです。

 

 

 

 

つまり、

 

瞬間的に感覚を
爆発させて
身を守らなければならない

 

必要があるから
怒りを爆発させるのです。

 

 

 

 

巷のコミュニケーションを書いた本には

 

怒りとは相手、周りの人に
「怒っている内容に共感してほしい
という心理状態から発生する
と言われます。。

 

 

 

 

 

そうか。

 

「ならば、怒っている人に対して
話を聞いてやらなきゃ…」

 

と思う人が多いでしょう。

 

いい人ほど
怒っている相手の話を聞くことに
徹しているのではないでしょうか?

 

 

 

 

実は、良い対処法とはいえないのです。

 

 

 

 

 

話を聞くことは
相手を思いやっているので
相手の怒りを鎮めることができる。

 

 

理性的で最善だと思われがちですが
違います

 

 

 

 

実際にやってみると
怒っている相手から

 

サンドバックのように
怒りのエネルギーを
自分にぶつけられるので

 

自分自身が痛めつけられる
ことでしょう。

 

 

 

相手に気を使った自分が
怒り、悲しみ、惨めさ、悔しさで
一杯になることでしょう。

 

 

 

自己犠牲
相手に気を使っても
上手くいかないのです。

 

 

 

怒っている人の正しい対処方法

 

怒っている相手から
逃げること」です。

 

 

怒っている相手から
いち早く、その場の空間から
離れること」です。

 

 

 

 

これを読んでいる人は

 

「いやいや…」
「そんなバカな!」

 

と思うかもしれません。

 

 

 

逃げることは

 

「イケナイこと」

 

「怒っている相手に失礼」

 

「さらに怒りを増幅させてしまうのでは?」

 

などと思う方もいるでしょう。

 

 

 

 

 

 

しかし現実は

 

 

怒っている相手の話を
聞こうとするよりも

 

その場から
いち早く逃げることの方が
上手くいくのです。

 

 

相手を思いやっているからこそ
相手の怒りが静まるまで
離れていたほうが良い
のです。

 

 

 

なぜなら、
怒りという瞬間、爆発的なエネルギーは
長く続かないからです。

 

 

 

 

怒りのエネルギーは台風のようなものです。

 

 

 

 

怒っている人は、
相手が逃げてしまうと

 

怒っている人は
瞬間的なエネルギーが
長続きはしません。

 

 

 

自分から勇気をふり絞って
その空間から出て行ってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

もちろん 
怒っている相手から
「逃げる」
という行動もかなりの
勇気が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

本当に相手のことを
思いやっているからこそ
「逃げたほうが良いのです」

 

 

 

 

 

後で相手から
「なぜ逃げた?」
と言われたら

 

お互いに頭に血が昇り
感情を入れて議論したく無かった

 

頭を冷やしてから
きちんと話を聞きたかった

 

と言えば良いのです。

 

 

 

 

 

どうせ話を聞くのなら
怒っている相手のエネルギー切れた後、
落ち着いて話が出来れば良いのです。

 

 

 

議論してはならない

 

怒っている相手に対し
正直に頭に浮かんだことを
口にする。

 

 

自分の正しいと思っていることを
きちんと相手に伝える。

 

 

相手が友達や夫婦であれば
「気が済むまで議論する」

 

ほうが良いと考える人も
いますね。

 

 

 

 

例え、自分が正しいと思ったことを
相手に伝えて
その場では相手が納得したように
見えても

 

相手の心の内は変わることはありません

 

むしろ、
相手は言い負けられて
復讐心や恨みの念を
抱いている方が多いのです。

 

 

 

 

「議論して分かち合う」
ことは理想でしかないのです。

 

 

理想とは
現実ではどうにもならないこと
だから美しく聞こえるのです。

 

 

 

 

 

議論には必ず
勝ち負けが出てきてしまう
からです。

 

 

議論に負けた相手が
心の奥底から納得することは
決してありません。

 

 

 

 

 

 

教えをする先生や上司も
生徒や部下に

 

良かれと思って
説教をすることがありますよね。

 

 

 

 

 

生徒や部下は
その場では気を使って
仕方なく従っているだけです。

 

いかなる時も心の内が
誰かから変わることは
決してありません。

 

 

 

 

 

 

相手を変えようとすることは
相手を自分の都合の良いように
支配・管理
したい欲求の裏返しなのです。

 

 

 

 

 

怒っている人のそばに居て
負のエネルギーに
自分も乗ってはいけません。

 

 

 

人生は有限です。

 

限りある1日を台無しにしてはいけません。

 

負の波動に巻き込まれてはいけません。

 

 

 

否定してくる人から離れる

 

自分以外の
他人を変えることは
どんな手段を使っても
できません。

 

 

 

みんな「自分が正しい
と思っています。

 

自分のことで
精いっぱいなのです。

 

 

 

 

 

一人ひとりが
都合の良い情報を見て

 

都合良く解釈し
「ああ、やっぱりね。」
「やっぱり自分は正しかったのだ」

 

と思っています。

 

 

 

 

 

だから、
否定してくる人

 

「自分が正しいと思ったこと」
押し付けているだけなのです。

 

 

否定してくる人自身が
気持ち良くなりたいから
他人を否定したくなるのです。

 

 

 

 

 

批判、指摘、否定してくる人は
貴方の人生にすべての責任を
負ってはくれません。

 

 

自分の人生は
すべて自分自身でしか
負えないのです。

 

 

 

 

 

 

「信じていたのに裏切られた!」

 

「教祖様の言う事を聞いていたのに
すべてウソだった!」

 

「○○さんに騙された!」

 

 

長い間、
ずっと被害者意識が
薄れない人が典型的です。

 

 

信じるということは
「騙されても構わない」
というマインドを持たなければなりません。

 

全人生をかけて
誰かを信用し、ウソだったら、
自分は死んでしまう。

 

なんてことは
本当の人を信じる
という意味にはなりません。

 

 

 

 

 

 

自分の人生、幸せになる責任を
自分で負える人が
余力を持って
始めて誰かを信じることが出来る
のです。

 

 

 

 

 

否定してくる人は
カルト宗教の教祖様のように
崇拝されたくて仕方ないのです。

 

「自分に依存して欲しい」

 

「自分が居ないと組織は回らない
くらい貴重な存在になりたい」

 

「弟子や部下が上手く行ったら
教えをする自分が優れているのだ」

 

 

などと

 

自分を頼ってくれる人が欲しくて
たまらないのです。

 

難しい言い方をすると
自己承認欲求を満たしたい気持ちが強い人

 

と言えますね。

 

 

 

 

そんな人からは
自分から離れていけば良いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

 

 

怒っている人から「逃げる」勇気を
是非、実践してみてください。

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