いつも不機嫌な人の心理とは?対処方法

いつもムスッとしている人

 

いちいち言葉にトゲがある人

 

すぐに怒る人

 

コミュニティや職場にそんな人が居て、
話しかけづらいと感じている。
どうしても接しないといけない事情がある。

 

そんな人に対しての心理対処法は、
以下の通りです。

・いつも不機嫌な人を
 悟らせようとしたり、
 変えようとしてはならない

 

・不機嫌な人の心理は、
 怯えていて、快楽を満たしたいから

 

・不機嫌な人と関わることで
 「どれくらいのコスト」がかかるか
 意識すると自分を守ることが出来る

 

意味を詳しく解説していきます。

 

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大前提として、
人は変えることはできません

 

不機嫌そうな態度は良く無いから、
治した方がいいよ

などと、注意したといしても、
相手は悔い改めるどころか、

 

注意をした相手のことに対して
「否定をされた」「人格を傷つけられた」
という心理状態になります。

 

状況が変わるどころか、
人間関係を壊してしまうのです。

 

 

例えば、

自分の体格を気にしてもいないのに
「君は、少し太りすぎだから
 ダイエットしたほうがいいよ」

 

自分は普通だと思っているのに、
「君のやっていることは、オカシイから、
 やめた方がいいよ」

などと言うように、
例え「自分が良かれ」と言ったことでも
相手にとっては「否定された」と思ってしまうのです。

 

 

いつも不機嫌な人もまた、
自分が不機嫌であるとは思っていません。

 

コレが普通であると思っています。

 

だから、
いつも不機嫌な人を、他人の力で
悔い改めさせることは出来ません。

 

 

 

不機嫌であることによって、
相手から以下のメリットが得られるのです。

 

そのメリットとは…

 

誰かを支配、コントロールするため

 

 過去に、不機嫌で居たほうが、
 人が下手に気を使ってくることを
 経験したため。

 

 

 言い方が悪いですが、
 チンピラや不良がなぜ、いつも喧嘩腰に
 なっているかと言うと、
 誰か他人を支配、コントロールしたい欲求を
 満たすためなのです。

 

怖い、舐められたくないという心理の現れ

 

 自分が年下や部下に舐められるのを
 酷く警戒しているタイプです。

 

 過去に、酷く自尊心を傷つけられた経験があり、
 不機嫌で居ることによって、
 相手にマウントを取られないように防衛しているのです。

 

 

 心を許した瞬間に上げ足を取られて、
 「バカにされるのではないか?…」

 

 などと考えている、
 性根は弱い人が多いのです。

 

 

いつもネガティブな人
いつも自分は不幸ですアピールをする人
にも共通して同じことが言えるように、

 

不機嫌であることによって、
相手が気を使ってくれることが多いので、
自分を守りやすいのです。

 

相手が下手に出てきたり、
攻撃される心配が無いと信頼した時、
始めて心を許し、
不機嫌さを解除する人種なのです。

 

 

ただ、このように
不機嫌でいることの心理を理解したところで、
何か気を使ってアドバイスをかけても
通じないことが多いです。

 

なぜなら、
不機嫌の目的が問題解決では無く、
一時的な快楽を満たす行為に近いからです。

 

 

だから、
不機嫌な人をどうにかするよりも、
自分が疲れない方法を模索する方が
重要になってきます。

 

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人は不機嫌な相手と接する際、
コストを消費しています。

 

ココで言うコストとは、
「お金」という意味ではありません。

 

箇条書きに羅列すると、
以下のコストが浮かびます。

・我慢しなければいけないと、
 感情を抑えるエネルギー

 

・何かを伝えるのにも、
 いちいち時間がかかる

 

・刺激しないように言葉を選ぶ労力

などです。

 

 

よく、
なぜネガティブな人が嫌われるのか?
不幸アピールをすると人が離れていくのか?

 

それは、
疲れる(コストがかかる)からです。

 

1日に仕えるエネルギー(貯金)があるとしたら、
その1人のために、

なぜここまでコストを支払わなければ
ならないのか?

そう考える人が多いからです。

 

 

不機嫌な人と接する時も、
とてもコストが高いのです。
長く居れば、それだけ多くのコストを
削り取られてしまいます。

 

そう考えると、

自分がなぜ、わざわざ不機嫌な人に、
コストを多く支払わなくてはならないのか?

 

そう考えるだけで
自分の身を守る」という
マインドセットが身に付きます。

 

 

もちろん、

 

不機嫌な人と居ても、
それ以上に、自分にとって何か
メリットをもたらしてくれるならば、
良いのです。

 

何も対価を支払えない人に
不機嫌である資格はありません。

 

相手のコストを
万引きする不良と変わりありません。

 

 

不機嫌な人とは、
なるべく離れていく関わらない
ということが重要になってきます。

 

どうしても接しなければならないのであれば、
自分の貯金を奪われないように、
心を閉じて、接触する時間を最低限にする。

 

物理的に接していても、
心は接していない
という対処法が望ましいのです。

 

 

注意しなければいけないのは、

相手のせいで不幸になった。相
手のせいで自分は…

などと考えてしまうのは、
また別問題です。

 

自分の機嫌を自分でコントロールの
出来ない修行の足りなさ。

 

その場を離れていくだけの
決断や行動力…

 

そこからは自分の問題になってきます。

 

自分自身をコントロールできない
いつも不機嫌な弱い人と
同じになってしまいます。

 

 

むしろ、自分は何があっても、
不機嫌な人がやっているような
不快な思いはさせない
という気持ちが、自分を進化させていきます。

 

今回もここまでお読みくださり、
ありがとうございました。

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