メンヘラとはいわゆる
境界性パーソナリティー障害

 

 

精神を病んでしまっているほかに
誰かに極度の依存状態が強く
依存する相手をとことん振り回したり

 

また、気持ちの浮き沈みが激しく
時に自分を傷つけてしまうことと
定義します。

 

この記事では、そういった人を
「メンヘラ」と記載して話を進めていきます。

 

 

 

 

みじかな人にそういった人がいる
自分自身もそうかもしれない。

 

そんなご質問に
今回はメンヘラのテーマについて
お話ししていきます。

 

 

メンヘラは誰にでもなる

 

ひと昔前にはヒステリーと言われ
女性に多いと言われていましたが
男性にもよく当てはまることが多いと思います。

 

 

メンヘラのメカニズムは
理想と現実のギャップの差
において生じるものです。

 

 

理想の自分を高く持つことは誰でもあります。

 

メンヘラや病んでしまう人は
理想を見続け現実の自分に目を背けてしまい
いざ現実の自分に視野が入ってしまうことに
発作のような鬱状態、パニックに陥るのです。

 

男女関係なく、理想と現実の差が大きいほど
人は不幸に感じてしまうからです。

 

 

自分でメンヘラを治す方法は認識すること

 

 

メンヘラを治す、予防する方法は
認識することです。

 

 

 

認識することとは、難しい表現ですが、

 

よく精神病院の治療は薬物のほかに
患者の話を聞く、カウンセリングが多いです。

 

精神科のお医者様のカウンセリングの目的は
患者に対して、生まれ育ちから、現在に至るまで、
出来事や、その時の心境を事細かに聞き

 

話をする患者自身で
理想の自分と現実の自分を見る
きっかけを作り分析していくのです。

 

 

 

 

 

カウンセリングを行うお医者様は
患者に対して否定することも無ければ
肯定することもありません。

 

理想の自分も、現実の自分も
患者自身で一つひとつ見ていき
精神を病んでしまった根本原因を探るのです。

 

 

 

これを認識していく作業
と言います。

 

 

 

 

この治療法は精神分析学者フロイトの考え方
から来ているのです。

 

 

メンヘラは自身で解決する

 

メンヘラを治すのは
誰かに助けてもらったり
何かを与えられて治す方法はありません。

 

 

自分で認識していくしかなく、
周りの人や、お医者様は
認識のきっかけをつくることです。

 

 

 

 

 

メンヘラの根本原因はさまざまです。

 

 

 

 

心理学者アドラーは
劣等感から来るものだと言い

 

精神分析学者フロイトは
親から受けた扱いと
影響によるもの(エディプス症候群)や
過去の経験によるものと主張したり

 

長年に渡って研究が成されてきましたが、
人の精神は簡単に語れるものではありません。

 

 

 

 

 

だからせめて自分の問題は、
自分自身でしか解決することが出来ず

 

せめて「自分の幸せ」は
自分自身
成しとげる責任があるのです。

 

 

 

 

 

少し話が逸れますが

 

 

 

 

自分自身を犠牲にして
誰かを幸せにするという願望は
無責任で、傲慢なのです。

 

つきつめると
誰かを幸せにしようとおもうのは
自分が認められたい、救われたいという
自分のため(エゴ)でもあるのです。

 

 

メンヘラを助けるには

 

そして、周りの人にメンヘラがいたら
話を聞くことで、認識のきっかけを
つくるだけであり

 

何かを与えて変えることは絶対にできません。

 

 

 

そして、肯定することも否定することもしません。

 

話を聞いて、メンヘラ自身の喋った言葉を
メンヘラ自身で認識するだけです。

 

 

 

 

周りに助けてあげたいと思った
メンヘラには何かを与えてしまったり
何かしてあげてしまったら
それは認識ではなく

 

「依存」になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

具体的な対処としましては

 

「話を聞くのは何分まで」

 

「ここまでは〜してあげられるけど
その先は貴方の問題だよ」

 

 

などと
ボーダーラインを決めて
接するのが好ましいでしょう。

 

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。
画像には一部
「マンガでわかる心療内科6」をお借りしました。

 

 

マンガは以下のサイトで読むことができます。
https://yusb.net/man/591.html

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