人生を変えるために反省は害悪でしかない

 

今までの人生において、
納得するような結果を得られていないから、
これからは、なんとしてでも人生を変えたい

願望実現のために頑張る。

 

どんな犠牲を払ってでも、やり遂げる!

という人が、やってはいけないことが
間違った反省です。

 

 

 

過去を振り返り、

ここが上手く行っていない。

 

何が駄目だったのだろう?

 

ココが駄目だったから、直さなければ…

などと、
過去の自分を駄目だと思うことです。

 

この間違った反省について
深堀りしていきます。

 

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反省をしてはいけない理由

 

本来、反省の意味とは、

今までのやり方に変化や
試作を加えるために行うもの

です。

 

決して、過去に対して
「ココ駄目。アレが駄目。」
などと、評価するものでは無いのです。

 

 

反省は無駄な時間

 

過去の自分にダメダメを見つけていけば、
どんどん過去の自分が駄目だったような錯覚
溜まっていくだけなのです。

 

 

必然と自分のセルフイメージは下がっていき、
何かに挑戦をしたとしても…

また失敗してしまった。
やはり自分が駄目なのが原因だ。

 

これ以上やっても、無駄だ。
なぜなら自分は駄目だから…

 

という心理状態で、
失敗の原因や、次の改善方法を深く探ること無く、

 

「自分は駄目だから…」

という浅はかな理由に逃げてしまうのです。

 

 

反省は、悪い心の種をまきやすい。

 

 

メンタルを強くするために鍛えるたった1つの方法
という記事でも紹介していますが、

 

長く真面目に休まず塾に通っている子が、
後から遅くに来た子に、追い抜かれてしまうという
現象が起こるのは、

 

何の根拠も無く、
「自分はできる」と思える。

 

か、

 

「自分はどうせダメな人間なんだ」と
思っている。

 

気持ちの問題なのです。

 

大人も、また、
トラブルや挫折を涼しい顔で乗り越える人と、
そうでない無気力になってしまう人との差では、

 

セルフイメージの違いなのです。

 

 

 

反省は、自分を下げることでは無い

 

「ココが駄目。ここを治そう」

と、常に日頃から意識する人ほど、

「自分は駄目な人間なのだ」

などと、悪いセルフイメージを心に植え付けて
しまうのです。

 

 

繰り返しますが、
反省はPDCAをまわしていくうえで、
改善のために行うものです

 

自分を罰して、気持ちを暗くしたり、
落ち込むために使うものではありません。

 

そのような時間は、
何も生み出さない、非生産的な行為なのです。

 

 

人生を変えるには、心にまく種を変えるだけ

 

 

間違った反省をして、
「自分の過去を否定する種」をまくのでは無く、

 

ダメなところよりも、
既に満たされている部分
自分の良いところを意識することです。

 

 

「既に満たされている部分、自分の良いところ」に
目を向けるということは、感謝です。

 

 

「感謝」と聞くと、
また胡散臭い言葉に聞こえるかもしれません。
某ブラック企業やカルトまがいの指導者が
搾取するために使う言葉かもしれません。

 

 

ここで言いたい「感謝」とは、
愚痴・不平不満・泣き言から
自分を守るためなのです。

 

愚痴・不平不満・泣き言、ネガティブなことは、
とても疲れさせます。

 

 

感謝によって変わること

 

 

「感謝」によって、
既に満ち足りている部分を意識すると、

・日常的に使う言葉。

 

・自分の書くこと。

 

・発信する情報

が変わります。

 

 

よく、自分を変えるためには
「行動しなければ!」などと
思い込む人がほとんどです。

 

間違ってはいないのですが、
変わっていない自分が行動しても、
過去と同じ延長線上の人、モノ、情報が
引き寄せられるので、

 

行動の数を増やしたり、時間をかける割には、
何も変わらないということが、多々あるのです。

 

 

マインドセットの本質

 

よく巷には「マインドセット」の重要性が
蔓延るのは、

 

現実世界を変えようとうするよりも、
まずは「自分の心を変えよ!」。

 

すると、自分のマインド(心)に見合った
人、モノ、情報が自然と引き寄せられ、
現実世界が変わって来る

 

という意味なのです。

 

 

「いい人のフリ」をしなくても、
マインド(心)を変えることで、

 

変化した自分の使う言葉、
自分の書くこと、
自分の発信する情報など…

 

それを聞いたり、見た人が集まって来る。
至極、当たり前のことなのです。

 

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感謝とは「こびへつらう」ことでは無い

 

感謝ついて、
さらに詳しく深堀してきます。

 

感謝とは、

・自分を卑下すること。
 自分のダメなことを言うことではありません。

 

・こびて、ゴマをすることでもありません

 

 

これらは、謙虚とは言わず「卑屈」です。
卑屈になることは、美徳ではありません。

 

 

「自分のココが駄目で…」
などと言葉を吐く卑屈とは、
相手の心を暗くして、疲れさせてしまうのです。

 

 

謙虚とは
自慢できるほどの成功や実績があるのに、
自慢しない。

 

本人の実力や努力にも関わらず、
口から出るのは、感謝の言葉。

 

いわば、
謙虚であるとは、
成功していないと、なれないのです。

 

感謝とは、相手を暗くさせず、
むしろ明るく、気持ちを軽くさせるものなのです。

 

 

人生が変わるとは「認識が変わる」ということ

 

人生が変わるとは、
自分が「認識している世界が変わる」
ということです。

 

自分の周りにある物質的なものを得る
ことでは無く、

 

自分が見ている対象の事柄が、
心が変わることで、
全く違う解釈に捉えられるということです。

 


↑図のビンように、
同じものを見ても、
人によって解釈の仕方が全く違います

 

心が変われば、今までは、良いもの。悪いもの。
だと思っていたことが180度、変化することだってあります。

 

 

過去の憎い相手が思い浮かんだ時は?

 

過去の嫌いで憎い相手は、
自分の知らない世界において
愛おしく感じている人も必ず存在するのです。

 

 

もちろん、
嫌いで憎い相手を好きになるのではなく、

「いまの自分の見ている世界について
 相対的に比べる対象になってくれたのだ」

 

「こんな酷い奴がいるから、
 まともな人が、より愛おしく感じられることがわかった」

 

「『絶対にこんな奴にはなりたくない』
 という指標を指し示してくれた。」

 

などと思えるようになることが、
感謝するということです。

 

 

まとめ「人生の変え方」

 

・過去はどうでもいい

 

「他人に認められたい」という期待は
必ず裏切られます。

 

満たされない反省は、
むしろ自分を疲れさせる邪魔でしかありません。

 

 

 

・人生は言葉で作られていく

 

健康を維持するために食事に気を遣うように、
話す言葉、書く言葉にも 細心の注意を払う。

 

 

 

・人生が変わる時は、
 自分の見ている世界が変わるということ

 

「みんなと溶け込めない
 自分は協調性がない駄目な人間なのだ…」

 

という解釈から、

 

「独りで黙々と何かを出来る才能がある」

ということに気づくことです。

 

これが見ている世界を変え、
人生を変えるということです。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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