「自由になる」ために犠牲にしなければならないこと。

「自由になる」ために犠牲にしなければならないこと。

 

自由になる
という言葉を聞くと
何を思い浮かべるでしょうか?

 

働く時間、場所、付き合う人は 
 自分が自由に決められる。

 

・自分がやること、やらないことは
 自由に選択することができる。

 

・誰にも支配、管理、束縛されない。

 

などと、
誰もがポジティブなイメージを持つと
思います。

 

物事は陰陽どちらの要素があるように
必ずポジティブな面と
ネガティブな面が存在します。

 

「自由」も例外ではありません。

 

「自由」を得ると、
失うものは「安定」です。

 

 

「自由」と「安定」は同時に得られない。

 

独立起業を考えている人にとって
重要なことを解説していきます。

 

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「安定」と聞くと
以下のことを思い浮かべると思います。

 

・不安や心配事が無い。少ない。

 

・毎月、必ず決まった収入があり、
生活が保障されている。

 

典型的なサラリーマンを思い浮かべると
思います。

 

 

もともと人に雇われるサラリーマンという
考え方は、せいぜい戦後から
50〜60年の考え方でしかありません。

 

それ以前の多くの人々は、
自営業者(農家)だった訳です。

 

 

自営業者だからと言って、
上手くいく訳がありませんよね。

 

気候の変化、災害によって
いとも簡単に収支が左右されてしまいます。

 

 

現在とは比べ物にならないくらい
たくさんの貧乏な人が居て、
生活水準も低かった訳です。

 

そして、
多くの自営業者が、
ある時こう思いました。

「安定が欲しい」

 

安定のためならば、
働く時間、場所、人間関係、好き嫌いは
我慢する。

 

いわば、多くの人が
自由よりも「安定」を望んだ訳です。

 

 

 

現代ならば、
ブログ、youtubr、アフィリェイト、
転売などで上手く行っている人もまた、

 

10年、20年、同じように
収入が得られるかどうかも
わかりません。

 

グーグルの方針の1つで
コロコロ変わってしまいます。

 

 

 

現代の独立起業を考えている人は、
わざわざ「安定」を捨てる行為。

 

いわば、リスクを取って、
「自由」を得る

 

ということを忘れてはいけません。

 

 

 

 

冒頭でお伝えしていることと、
矛盾したことを言いますが、
杉山の経験をお伝えしておきます。

 

会社員時代を経験していた杉山にとって、
自由になることが「安定」と
思っています。

 

 

いつも会社の中に居て、こう考えていました。

・思考停止で無気力になっている
 同僚や上司は、
 この会社が倒産した時のことを
 考えているのだろうか?

 

・老後まで、
 会社や国が面倒見てくれると
 本気で考えているのか?

そんなネガティブなことを
考えていたので、
安定のサラリーマンという
ポジションを手にしていたはずなのに、

 

まったく安定を感じることが
出来ませんでした。

 

 

 

学ぶために
ステップアップしたい。

 

今現在の収入が減ってでも、
自分で勉強や実践をする時間を作った方が
良いのでは?

という衝動から、
今の自営業者になったわけです。

 

 

 

もちろん、
この記事で言うことは、
サラリーマンが駄目だということを
言いたい訳ではありません。

 

なぜサラリーマンをバカにしてはならないのか?(Eクワドラントで学べること)
で詳しくお伝えしていますが、
サラリーマンや従業員でも
意識の仕方、状況、
ポジションをどう取るかで
学べることはあります。

 

 

なにが言いたいのかと
いいますと、

 

いざとなれば、
自分の身が一つあれば
自分の必要な生活費を稼げるだけの
知識、スキル、メンタルを持つことこそ

 

本当の「安定」ではないかと
考えています。

 

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独立起業して良い人。ダメな人
にも触れておきます。

 

独立起業と言っても
フリーランスになること、
自営業として個人事業主登録をすること
いきなり法人化することと、
本質はなんら変わりません。

 

 

独立起業と聞いて

「好きなことをできる」
「自由を得られる」

という良いイメージのみで
独立起業はおススメしません。

 

 

独立起業しても上手くいく人とは、
PDCAを爆速で回せる人です。

 

 

PDCAとは?

Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)の
4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善すること

 

極論を言うと
周りに侮辱されようが、
どんなにプライドが傷つけられようが、
命尽きようが、

 

物事を長期戦で考えて、
泥臭く地味な作業を続けられるです。

 

 

「これはイケるかな?」

という考えが浮かび、
たった1回目の挑戦で上手くいくことは
ほぼありません。

 

上手くいかない時でも
繰り返し「続ける」ということが
結果に限りなく近づいていきます。

 

 

今現在、雇われでも、

 

自分で勉強すること、
儲かりそうなこと、
自分のやりたいことを
やる習慣になっているか

 

 

たとえ落ち込んでいても
手を動かすことが習慣になってなければ
独立起業はおススメできません。

 

多くの人が

会社をやめるか?やめないか?

に焦点が当たっていがちですが、

 

自分の事業が既に

習慣になっているか?なっていないか?

ということの方が重要です。

 

 

 

杉山自身、この日本が
(失われた20年、30年)と言われるほど
時が止まってしまっているのは、

 

もともと経営者思考の人でさえ

「傷つきたくない」「不安を感じたくない」
「バカにされたくない」「怒られたくない」

などと、
「安定」を求めるあまり、
リスクを取って挑戦をしなくなったため
だと思ってます。

 

数十年前とは比べ物にならないくらい
失敗しても餓死しない程度の
社会インフラ、ネット環境が整っているのに
関わらずです。

 

 

もちろん、
気軽に勧められるものでもありません。

 

いろんな人に、やたらめったら
「起業しろ!」
「リスクを取れ!」
などとは言いません。

 

 

独立起業とまではいかずとも、

 

PDCAを回せる習慣にするまで
「小さなこと」を「続ける」ことを
多くの人に進めています。

 

そんな人が増えれば、
世の中はもっと面白くなると
肌で感じているからです。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございます。

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