優秀の定義とは?頭の良さでAI(人口知能)に勝つ方法

頭を良くするには?優秀な人になるには?

 

「優秀な人」の定義とは?

 

結論から申し上げると、

AI(人工知能)を使う側になる人

です。

 

おそらく、これほど一言で説明すると、
いろんな解釈をされて誤解を受けると思います。

 

そこらで汗水垂らして働いている大工さんや、
スーパーで愛想よく接客するオバちゃんよりも
プログラミング出来るエンジニアの方が、
優秀なのか?は誤解です。

 

AI(人工知能)を使う側になる人
について、深掘りしていきます。

 

 

「頭の良い」「優秀の定義」が変わった

 

前提として「頭の良い」「優秀」の定義は、
100年前と今では、全く違います。

 

正しさ、求められていることは、
時代と共にコロコロ変わります。

 

例えば、
戦国時代のように、かつて、腕力があり、
武勇に長けた人が「優秀」とされていたのに、
現代では、そんな人はスポーツなどの枠組みの中で活かされなければ
タダのDQNのように価値が低いとされてしまいます。

 

 

1980年までの「優秀の定義」

 

かつては大量の記憶、情報を保有していた人
「頭が良い」「優秀」という定義でしたが、

 

パソコンで例えるところの、
大容量のハードディスク(記憶装置を保有していること)が
求められていました。

 

何か問題が発生すれば、
膨大な情報とデータを照らし合わせて、
答えを当てはめ、解決していく。
という問題解決の仕方でした。

 

テストの問題の解き方にそっくりですよね。
過去問を解きまくれば、対応することが出来ます。

 

 

 

しかし、21世紀の現在は、
何をやるにしても過去に答えが存在しません。

 

例えば、
「人口が減少していく」「少子高齢化」という問題すらも、
人類史上、初めての登場したものです。

 

年金や日本企業も、
人口が右肩上がりをする前提で考えられたシステムでしたので、
人口が減少しても、上手く機能するようには考えられていません。

 

過去に、人口が減少するなんて言うデータや情報なんて無いから、
「人口が減っても大丈夫」という問題解決の仕方では無く、
(かつては)優秀な人が集まる国や企業が
大慌てで「どうやって出生率を上げるだ」「移民を入れるだ」だの、
ひねらせている訳です。

 

 

21世紀の「優秀の定義」

 

現代において、
情報はスマホやインターネットで検索すれば出て来るので、
大量の情報を保有している、覚えていることに、
何の価値も無くなってしまいました。

 

現代の優秀の定義とは、
大量の情報から本質を見抜きだす力
です。
※パソコンで例えるところのCPU(処理)の部分

 

 

それを可能にするのが以下の通り。

つながりを見出す思考力

 

・物事をイメージする想像力

 

・検索をして答えを引き出せる「うろ覚え力」

 

・人に何でも聞ける「愛嬌力」

 

・正しい解を求めるのではなく、正しく問いを問う力

になります。

 

 

例えば、
目の前にAI(人工知能)があるとします。

 

「過去20世紀型・古い考えの人」ほど
AI(人工知能)そのものをつくれる人に
目が引かれがちです。

 

しかし、現代では、AI(人工知能)を
問題解決にどう使うか?の方が重要なはずです。

 

AI(人工知能)を仕事のどの部分に導入するか?

 

そのために、「仕事の在り方」だったり、
「考え方」を考えることが仕事になってきます。

 

いまいち、わかりずらいので、
さらに深掘りしていきます。

 

 

AI(人工知能)に出来ないことは何か?

 

 

「人間」と「AI(人工知能)」にできることの共通点は、

・情報収拾(インプット)

 

・分析

です。

 

 

しかし、
大量の情報収拾の中から、最短最速を導き出す。
という面においては「AI(人工知能)」の方が優れています。

 

 

しかし、情報・モノから意味を捉えようとすることは、
未だ人間の方が優秀です。

 

思考プロセス

 

わかりづらいので、例えます

 

人間カメラの違いは、何が違うのでしょう?

 

カメラは記録装置。
人間は情報を統合して何かと考えること。
にあります。

 

これは花だ。クラゲだ。とワカルのは、心を持った人間にしか出来ません
カメラには、物をはっきりと映し出しても、
それが何なのかわからない。ということです。

 

 

いくら人工知能が優れていても、
包丁と同じ道具ですから、

その包丁を何に使うのか?

考えられる人。使いこなせる人が
現代の「優秀の定義」に当てはまると言えます。

 

もちろん、
人工知能をイチから作れるようになる必要はありませんが、
包丁を握って、最低限のモノは切ることが出来るように、
人工知能を道具として持てるだけの知識は必要です。

 

 

まとめ

 

まとめますと、

・課題がどこにあるのか仮定を立てること。
どの部分に人工知能に情報収拾と分析を任せて、
それをどこに活かすか?意味を作り出す。

現代において「優秀」の定義になります。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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