なぜサラリーマンをバカにしてはならないのか?(Eクワドラントで学べること)

なぜサラリーマンをバカにしてはならないのか?

 

独立起業、脱サラを
目指している人ならば

 

10年以上前から増刷されている
ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」
という書籍に触れる方も
多いのではないでしょうか?

 

 

書籍の内容を
ざっくり説明すると
世の中には

 

・Eクワドラント(従業員・サラリーマン)
・Sクワドラント(自営業)
・Bクワドラント(オーナー・経営者)
・Iクワドラント(投資家)

 

寝ていても不労所得が入って来る
右側に行くには、
自分が手を動かさなくても
自動販売機のような仕組みを作るか、

 

株や不動産を買って、
複利で収入を得られるようにする。

 

というものです。

 

杉山自身もまた、21歳の時に

「社畜になるのは嫌だなぁ…」

 

「正社員でないと、お先真っ暗。
 地獄だよ!」

 

「嫌でも定年まで働かないと
 餓死してしまうよ!」

などと本気で思い、
暗くなっていた矢先に出会いましたので、
衝撃的でした。

 

 

当時は、周りの友人に手当たり次第、

「胡散臭い」

という顔をされても
お構いなしに本を布教して回っていた
ものです。

 

 

あるある」だと思いますが、
独立企業や脱サラを目指すうえで、
注意しなければならないのが、

 

「サラリーマンを見下してはならない」

ということです。

 

どうゆうことなのか、
詳しく解説していきます。

 

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自分が右側のBかIクワドラントに
行くということは、
全人口の1%になるということです。

 

学校教育やメディアは、
従業員(Eクワドラント)を育成するために
教育されてきました。

 

 

だから
「ビジネス書籍」や「商売に関すること」
を学んでも、
99%の人々には理解、共感されません。

 

 

ある人には、

・宗教か、某ねずみ講でもやってるのか?

などと疑われ、軽くあしらわれることも
あります。

 

だから
周りと話が合わないと感じたり、

「こいつら、わかってない」

などと、
心のどこかで見下してしまう
こともあるでしょう。

 

 

 

 

 

独立起業する前に、
とりあえず1000人規模の従業員を抱える
不動産系の会社に就職した杉山もそうでした。

 

※ここからは、
杉山の長い過去話が続くので、

  • 次の項目
  • まで飛ばしても構いません。

     

     

     

    杉山

     

    独立起業するために学んだ

    マネジメントやマーケティングを
    就職した会社にも活かせるに違いない。

     

    ようし!
    勤め先の会社の問題を解決して、
    世界一の大企業にするぞー!


     

     

    などと、
    新卒や年齢は関係無く、
    人や会社を変えることが出来ると
    本気で思い込んでいました。

     

    また、
    学生時代で身に着けたグラフィック関連の
    スキルもあったので、
    ワクワクと自信に満ち溢れていました。

     

     

     

     

    ----入社式当日----

     

     

    外部研修コンサルタント

     

    「挨拶がなっとらん!くぁwせdrftgyふじこlp!」

     

     

    同期、新入社員一同

     

    「ハイッ!ワカリマシター!

    ワタシタチハ コレカラ社会人 
    二ナルノデス!

     

    学生気分を卒業シマス! 」


     

    杉山

     

    「なんや?これ…」

     

     

     

     

    外部研修コンサルタント

     

    「声だしの練習ダー!

    チームワークが大事だー!」


     

    新入社員一同

     

    「ア!エ!イ! ウ!エ!オ!ア!オ!

    ア!エ!イ! ウ!エ!オ!ア!オ!

     

    オイっ!オメェ!杉山ッ!
    出来てねぇゾ!ちゃんとヤレッ!」


     

    杉山

     

    「ス、ススス、スミマセンデシター!

    (なんだコイツら。馬鹿ぢゃねぇの?)」


     

     

    ブラック企業あるある…

     

    部署に配属される前に、
    都合の良い社員(奴隷)を
    育てるための研修が始まったのです。

     

    皆、学生時代はいわゆるリア充
    と言われる人種、かつ、体育会系の人が
    6〜7割でしたので、

     

    このような軍隊式のノリが
    当たりまえでした。

     

     

    それでも、

     

    杉山

     

    「しょうがない。

    こいつらは学校教育を真面目に受けた
    Eクワドラントだから仕方ない」


    と、耐えていました。

     

     

    しかし、日に日に、
    カルト宗教のような長文の反省文やら
    声だし、グループで意味の無い指摘のし合い。

     

    会社の業務とは一切関係の無い
    応対の仕方、感想文を書いたりして、
    また、指摘のし合い。

     

    本気で泣き出して、感動を演出するような
    同期に対して
    吐き気、ストレスが積み重なっていきました。

     

     

     

    そして、ある日、
    同僚であるはずの女の子から

     

    同期の女の子

     

    「杉山ッ!!態度がわるいッ!

    くせぁふじこ!!!」


     

     

    杉山の頭の中で、何かプッツンした音が
    聞こえました。その瞬間、

     

    杉山
    「ふざけんなっ!ゴルァアアアアアア!!!!」

     

    今おもえば、
    若気の至りとはいえ、
    ここに書くのすら恥ずかしい。

     

    周りの同期と喧嘩になったり、
    指揮を取っているリーダー格の人物に
    わざと反対意見を言って、

     

    業務時間を過ぎたんで、
    独りで「先に帰ります」と、
    本当に出て行ったり。

     

    以後、新卒で入った60人の同期から
    総スカンを食らうことになりました。

     

     

    今、思えばさっさと会社をやめておけば
    いいのに、

     

    「ここで辞めたら『逃げた』ことに

    なってしまう。


     

    絶対に自分の『正しさ』を証明して、

    この会社を変えてやる!」


     

    くらいの勢いで
    頭に血が昇っていました。

     

    部署に配属されても、
    先輩や上司だろうが関係なく

     

    心の中で見下していたので、
    ガンガン意見を言い、
    もちろん煙たがられていました。

     


    無視されたり、
    罵声を浴びせられても
    ひるむことなく戦い続けてましたが、

     

    次第に、
    原因不明の喘息、じんましん、歯が抜ける
    ということに悩まされ、

     


    「もう。ここまでか…」と思った矢先、

     

    専務の目に留まり、
    結果的に半年で部署移動になり、
    社長と近い距離で働くことになりました。

     

    別の機会で詳しく書きますが、
    さすがは1000人の生活を預かるだけの
    度量や人格を備えてることがあって、
    ここで学べることが沢山ありました。

     

     

    杉山自身、会社の外でも芸能関連の
    仕事もしていたので、
    社長に直談判し、融資をしてもらった
    こともあります。

     

     

     

    居心地を良く感じてしまい、
    かれこれ3年会社に勤め、
    2年前に独立企業し、
    今に至ります。

     

     

    ここまで、長文で杉山の体験を
    語っていたのは、

     

    例え、結果が良くとも
    今回のテーマでお伝えする

    「サラリーマンをバカしてはいけない」

    と言いつつも、

     

    サラリーマンをバカにしてしまう人の
    気持ちが痛いほどわかる
    ということです。

     

     

     

    話は戻りますが、
    よく巷にある

    ネットビジネスで稼ぐ!
    パソコン一つで、不労所得を得られる!

    という言葉を耳にしますよね。

     

     

    これらは、胡散臭いと思っても、
    実際にやってみて仕組みを理解すれば、
    「嘘」でも「詐欺」でも無いです。

     

    たった1%の
    B、Iクラドランとになることも
    可能です。

     

     

    ただ、
    E、Sクワドラントと変わらないのは、
    商売をやること」です。

     

     

    だから、
    サラリーマンがやっている
    人に嫌われない努力
    しなくて良いという意味ではありません。

     

    人に「嫌われない努力」とは、

    身だしなみ、言葉づかい、
    相手を見下さない

    という基本的なことです。

     

    合わない人、嫌な人に対してまで、
    無理に仲良くしたり、
    ゴマをすればよいと言っているのでは
    ありません。

     

     

    運よく稼げた人でも
    勘違いしてしまう人が居るのですが、

     

    自分よりも稼いでない人を
    バカにしたり、
    サラリーマンだからと言って
    なめた言葉遣いをしてしまう人です。

     

    「私の方が、税金を多く
    払っているのだから偉いんだ!」

    などと言っている人が
    典型的ですよね。

     

     

     

    そのような人に、
    商品、サービスを利用するお客さんに
    嫌われてしまいます。

     

    1〜2年ならまだしも、
    5年、10年続いている人を
    見たことがありません

     

    例え、うまくいっているようでも
    まともな人が寄って来るはずが
    ありません。

     

     

    かつ、

     

    確かに税金を多く払う人には
    社会的価値があります。

     

    ただ、いま着ている服、
    食べたご飯、使っているスマホなど
    自分では無く、
    誰かが働いたから得られるものです。

     

     

     

    もし、
    税金を多く払う人=すべて偉い

     

    と勘違いしている人は、
    今、自分が身に着けているもの、
    すべて無くても生きていけるのでしょうか?

    「お金を払っているのに、なぜだ?」

    と思うでしょう。

     

     

    お金は道具です。

     

    お金という道具を使って、
    服、食べ物、スマートフォンと
    交換したわけです。

     

    お金がすべてだ
    という人は一度、お金だけ抱えて、
    裸一つで無人島に暮らしてみてください。

     

     

    お金という道具だけでは
    服を作り出したり、
    ご飯を作ったり、
    スマートフォンをするにも
    ネットをつながなくてはなりません。

     

     

    もちろん、お金を使って、
    働いてくれる人を無人島に
    呼び寄せることは出来ますが、

     

    この日本という国レベルの
    サービス、治安、安価な価格で
    提供できるまで、
    一体どれだけの時間と予算が
    必要なのか想像もできません。

     

    とても効率が悪いと思います。

     

     

    はるか過去の人も含めて、
    積み上げてきたモノがあるから、
    今の住みやすいサービス、治安、
    安価な商品があることを
    忘れてはいけません。

     

    その整ったインフラの上で、
    我々は商売をしているのです。

     

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    サラリーマンであることは、
    必ず雇う人が居るということです。

     

    雇う人は、
    人を毎月、安定的に
    給料を支払えるくらいの
    ビジネスを構築できた、

     

    もしくは
    従業員として社長に
    昇りつめた人です。

     

     

    そんな人は
    何かしらの人徳、優秀さがある
    ということです。

     

    はるか今の自分よりも
    先に行っている人なので、
    学べることは沢山あるのです。

     

    本を出していない社長も
    ごまんと居ます。

     

     

     

    余談ですが、
    従業員と経営者の関係を話しておくと、
    従業員はいわば、
    経営者の方がクライアントな訳です。

     

    従業員にとって、
    経営者がお客さんです。

     

     

    まるで経営者が従業員を
    支配してるイメージを植え付けられがち
    ですが、
    サラリーマンや授業員は、
    経営者が出した案件を
    さばいているのです。

     

     

    経営者は仲介業者なのです。
    だから、サラリーマンでも
    プライドを持って良いということです。

     

     

     

    いざ独立起業しても、
    仕組み化を達成するまでは
    誰かのお客さんのために
    働くということになりますよね。

     

    収入を安定させたいがために、
    固定のお客さんをつけたいと
    誰もが思います。

     

    固定のお客さんのために
    フリーランスで働くことと、

     

    経営者のために
    サラリーマンとして働くことと、
    なんら仕組みが変わらない。

     

    ということを
    忘れてはいけません。

     

     

     

     

    極論を伝えると、
    自由を目指すからといって、
    会社の面接に落ちる人とは
    付き合ってはいけない。

     

    ということです。

     

     

    極論なので、
    「会社の面接に落ちる人」でも
    アーティストや芸術家で
    素晴らしい人徳や行動をしている
    人も、もちろん居ます。

     

     

    ここでい言う

     

    「会社の面接に落ちる人とは」

    人をバカにしたり、
    世の中をなめてかかる人の
    ことです。

     

     

    20代前半の杉山もまた、
    右か左かわからず、

     

    「実際に稼げているかどうか?」
    だかで、

     

    人を見ることをせず、
    結果のみで人を判断して、
    ついていこうとして、
    大失敗を起こしたことがあります。

     

     

    人のしぐさ、言葉は、
    伝染病のように映ります。

     

    自分で「独立起業」するならば
    「付き合う人」を選ばなくては
    いけません。

     

     

    今回もここまでお読みくださり
    ありがとうございました。

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