ホリエモン「多動力」の本質「マルチタスクをするという意味では無い」

マルチタスクをするという意味では無い

 

多動力の意味とは?

いくつもの異なることを
同時にこなす力という意味
です。

 

国民全員がマルチで
いくつもの技能を持ち、

 

一人ひとりが1つの職場に
収入を依存するのでは無く、
国にも会社からも
自立を目指しましょう

 

という考え方です。

 

 

 

国としても、例え少子化で
人口が減少したとしても
国民1人の生産性を高めれば良い
という考え方から

 

副業を後押しする理由になります。

 

 

 

ただ、
実際に堀江貴文著の「多動力」という
本に書かれている本質を考えずに、

 

メディアの「多動力」という
言葉尻だけ捉えて、
都合の良い解釈をしてしまうと、

 

アチコチ行動しているつもりが
いつの間にか
他人に支配され、振り回されるだけ
なってしまうのです。

 

 

「多動力」の本質について、
お伝えしていきます。

 

 

多動力の本質

 

多動力の本質は
「自分のコアとなる部分」を磨き、
アーティストサイエンティスト
段階まで高めていくことにあります。

 

 

「自分のコアとなる部分」とは?

 

他の人には真似ができない
自分だけの洞察力感覚センス
です。

 

少しわかりづらいので、
図で説明すると

 

 

 

 

 

A君は普通の人ですが、
B君はアーティスト思考で、
C君は博士やサイエンティスト寄り
の考え方を持っています。

 

 

同じビンを見ても、
A君、B君、C君では
考え方、価値観、見える世界が
違ってくるのです。

 

これが洞察力、感覚、センスの違い
です。

 

B君や、C君のような見方が
出来るようになるには、
それだけ多くの体験、知識、技能が
必要になります。

 

 

一度、これだけの洞察力、感覚、センスを
身に着けた人なら、例え他の分野へ
移っていったとしても、
力を発揮することが出来るのです。

 

多動力の本質とは、
このためにあるのです。

 

 

 

多動力」に書かれていた、

・見切り発車でもいいから、
 とりあえずやってみる。

 

・すぐに飽きてもいい。

 

間違いではありませんが、

 

本質はハマることを見つけ、
洞察力、感覚、センスを
コアに身に着けることにあるのです。

 

 

 

その人にしか出来ないこと」は、
貴重な財産になりうるからです。

 

決して、
誰でも出来るようなことを
掛け持ちすれば良い
という意味ではありません。

 

1つを極めるために

 

新しく始めたことは、
一朝一夕で身につくものではありません。

 

取り組んでいることが
新規ビジネスならば、最初の1〜2年は
収益が出なくて当たり前です。

 

 

目に見える成果が出ない間を
乗り越えるには、どこかに
「ハマる」「楽しさ」が無ければ
絶対に続きません。

 

 

 

よく部活はきちんと参加しているのに
全然うまくない人や、

 

学校の授業は真面目に受けて
ノートを綺麗に取っているのに、
成績が良くない

 

 

生きづらさを感じている人に
あるあるだと思いますが、
「苦行」「楽しく無い」ので、

 

やっているつもりになっている
だけなのです。

 

 

 

本人すら、
「これだけ苦しい思いをしているのだから
自分は頑張っているハズ!」
などと騙されているのです。

 

 

 

 

ホリエモンは、

「楽しく無いものを
 苦しんでやる時間がもったいない!
 その時間を、他のことに向けろ!」

ということを
言っているのです。

 

 

 

 

「我慢する」ということは
ストレスがかかり、
思っている以上にパワーを使います。

 

せっかくの
1日に使えるだけのエネルギーを
「我慢する」ということに浪費している
状態なのです。

 

 

 

さらに、
感情で動くパワーは
論理で動くパワーの24倍の力が
あります。

 

 

頭の中でアレコレ考えて、
「これが正しいから
 しょうがなく、我慢してヤル」人は

 

「本当に楽しく、好きでやっている人」に
勝てる訳が無いのです。

 

 

人生を幸せにするための多動力

 

日本の学校や部活、
会社もそうですが、

 

「嫌ならすぐやめる」
「掛け持ち」が出来ない

 

というか、
同調圧力によって禁じられている
くらいですよね。

 

 

 

自我が発達する前から、
本人の意志とは関係なく
コントロールされています。

 

 

大人になってから、

「自分の本当に好きなことが
 わからない」

 

「今やっていることは、
 仕方なくやっている人」

 

 

心の内側から湧き出る
衝動的なものでは無く
頭で論理的に考え、
正しいとされていることをヤル。

 

そんな人が多くて当然です。

 

 

 

 

しかし、
過去の社会システムや世の中を
恨んでも何も始まりません。

 

「今からアチコチ探せばよい。」

 

 

「多動力」が多くの人の注目を集め、
ベストセラーになったのは、

 

自分の心を押し殺して葛藤している日本人が
多いからこそ共感を呼んだのです。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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