「人助けをしたい」自分が損をし、騙されない方法

「人助けをしたい」自分が損をし、騙されない方法「ゲーム理論」

 

「人を助けたい」

 

理想論のように感じる人もいれば
おのずと使命感を持っている方もいます。

 

 

 

しかし、
「人助け」を積極的にやろうとする人ほど
つけこまれ、損をこうむったり、騙されたりすること
も多いようです。

 

 

杉山自身の苦い経験

杉山自身も
知人のお店の経営が厳しいという涙ながらの
声を聴き、融資をした瞬間に
お金を持ち逃げされてしまった

 

 

 

家賃が払えなく家を追い出され、もう2日も何も食べてない
という昔からの友人に食料と滞在するためだけのお金を工面したところ

 

誰かからお金を貰うことが当たり前になり、
「今月はお金をくれないのか?!」
と言わんばかりの
破綻した人格を持ってしまった。

 

 

 

ビジネスにおいても、
一緒に共同経営していた人に
ボランティアで働ける人を紹介すると

 

ボランティアの人に対して感謝どころか
横暴かつ傲慢な扱いをされ
杉山の長年積み上げてきた信用が
無くなってしまった経験があります。

 

その度に
人間関係は損得で考えたほうが良いのか
と思うようになります。

 

これは経営者ならば、誰しもが通る道かと思います。

 

 

人を助けるには、自分が変わる

 

自分以外の他人を変えることは絶対に出来ません

 

 

 

どんなに弾圧を目のあたりにしても
どんなに可哀そうな人を見たとしても
どんなに性根の腐った人物がいたとしても

 

自分以外の人を変えようとしてはなりません。

 

 

 

 

変えることが出来るのは自分自身の

 

・考え方
・環境
・行動

 

だけです。

 

自分を変え、進化することが
人助けの第一歩です。

 

 

 

 

例え自分の子ども、家族、親しい人でも
変えようするのは、

 

「自分のこうなってほしい、このほうが安心、都合が良い」
という自分のエゴから来るものです

 

頭の中では、自分が良かれと思っても
相手はコントロールされているだけにしか感じません。

 

 

 

 

 

人は、「間違い」や「苦しみ」から
考えるきっかけを覚えます

 

何年にもわたり、あれこれ考えることをして
ようやく物事を理解していくのです。

 

他人の修行に対して
自分のエゴを持って手を出してはなりません。

 

 

自分のエゴが無いときに
初めて人を助けることができる
のです。

 

 

人と上手くいく方法はゲーム理論を思い出す

 

商売でも、結婚でも、投資をする際にも
自分以外の他人をすべて理解することは出来ません。

 

 

 

 

「この人と取引してよかった」
「あの人と結ばれて幸せ」
「私の決断は正しかった」

 

という結果になりたいのは
自分のエゴであり、
「騙される覚悟」を持たなければ
人に対して決断することは難しいでしょう。

 

 

 

 

ただ、人に対して上手くいくコツは
ゲーム理論です

 

 

 

 

ゲーム理論とは
ある囚人の物語で語る
人との駆け引きに対して一番有利に勝てる考え方です。

 

 

 

 

-------------------以下引用-------------------
ある容疑で捕まった2人の囚人が、
別々の部屋で取り調べを受けています。

 

ゲーム理論の問題

 

この2人はそれぞれ
「自白する」「自白しない」
どちらか2択を選択します。

 

 

どちらか選択した状況によって
受ける刑罰の重さが異なります。

 

 

刑罰の重さは以下の通り

 

 

・1人が自白し、もう一方が自白しない場合、
自白した方は無罪・自白しない方は懲役10年

 

・2人共自白しない場合は懲役2年

 

・2人共自白した場合は懲役5年

 

 

このゲームを長年、研究して期待値を出した結果
お互いの囚人が最も上手く行く選択は

 

 

自分からは自白しない
相手が自白したら、自分も自白する

 

です。

 

これを私達の人間関係に置き換えてみるならば

 

自分は基本、相手のことを裏切ったり、騙したりしない。
相手が裏切ったり、騙したりしたら、自分も素早く関係を切る。

 

になりますね。

 

 

 

 

 

人助けに置き換えてみるなら

 

自分は基本、人助けをする。
相手が恩を仇で返すようなことをするならば、
今後一切、手を差し伸べない

 

になります。

 

 

 

 

 

この「ゲーム理論」を知っておくと
自分も相手も損をする機会が減るということです。

 

人の見分け方は、本人を見ないこと

 

もう一つ、人の見分け方を
ご説明しておくと

 

 

 

 

相手を見るのでなく
相手のパートナーを見ることです。

 

相手の配偶者だったり、最も親しい友人や
部下だったりしますね。

 

 

 

 

演技と口が上手い人を
どんなに見ても、見分けることが難しいです。

 

ただ、相手のパートナーは、
常日ごろから相手のすべてを見ているので
相手のことを知るためには、非常に参考になります。

 

 

 

 

例えば、
これからビジネスをしたい相手の部下奥さん
非常に暗かったり、常日頃から暴力を受けていたら
取引どころか、仲良くなりたいとは思いませんよね。

 

距離を縮めてしまったら、
たちまち自分も相手から搾取される可能性があるからです。

 

 

 

 

また、相手に相棒のような存在
信頼のおけるパートナーが誰一人もいない場合、
少し距離を置いて警戒し、注意するにこしたことはありません。

 

過去に人に対して横暴なふるまいなどで
搾取し、失ってきたことが多いからです。

 

 

 

 

「人助け」をしたい人格者の方こそ
他人に振り回されたり、他人の人生を生きてはなりません。

 

このテクニックがお役に立てれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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