他責思考を排除していけば、人に振り回されなくなる

他責思考を排除していけば、人に振り回されなくなる

自責思考他責思考

・いつも他人に振り回される

・なぜ私は、いつもババ(ブラックな環境、ロクデモない人)を引き寄せるのか?

・上手くいかないことが多い。単純に生きづらい。
などなど悩みに尽きない人ほど、
以下の思考をしてみると、
ある原因が思い浮かぶのではないでしょうか?


例えば、所属する会社や組織だったり、
付き合う人間関係など、
人、環境を選択したのは、すべて自分である。
だから、いざ不条理が発生しても、
それを選択した自分が招いたものである
これらを自責思考と言います。

※決して、自分を責めたり、卑下する思考ではありません。


・この事業が失敗したのは、アイツのせい。

・騙した相手が悪い。

・今のモヤモヤは、環境が悪い。
他人、組織に原因を探し始めることを
他責思考と言います。


※勘違いして欲しく無いのが、
「嫌なことがあっても、我慢しろ。一切の不満を言うな!」
ということではありません。

何が言いたいかというと、
今の人間関係を離れたり、組織を辞める。
という選択肢すら持てなかった
自分への問いかけが、必ず人生を好転する思考法です。

では、どうやって他責思考を排除していくのか、
お伝えしていきます。

2019/07/08投稿(更新:2021/04/05)

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自責思考の考え方。


自責思考では、
自分が選択したこと対して、すべての責任を自分で取る。

だから
いまの現実は、すべて自分が引き寄せたことである。

もっと具体的に言うのなら、
今の会社に不満があるのに、
別の会社に転職、スキルをつけて脱出する等、

ハナから「どうせ。。。」「ムリだ」などと
低い自己肯定感に陥っている自分がいるのでは?
ストレスの溜まる人に対して、
離れることが出来ないのは、
心のどこかで、相手に依存していることが
根本原因では?
国の制度に不満があるのなら、
さっさと別の国に移住しようと模索するなど。。。

視野が狭まっているのではないか?
息を吐くように考えられることを、
自責思考を極めた人になります。

他責思考は人に振り回されやすい理由



いつも愚痴を言っている人を
思い浮かべてみてください。
・いまの自分がやっていることは、
強制的にやらされている感。

・自分には価値が無い。だから仕方ないことなんだ。
ほかに選択肢など、一切ない(などと思っている)

・無気力(思考停止)
これら他責思考の特徴です。

他責思考が悪化すれば、
被害者意識が増長します
・自分は悪く無い。

・自分はハメられた。

・〇〇さんに裏切られた。
などと、
よく「人に振り回されやすい人」の出来上がりです。

これを書いている私(杉山)が、
まさにコレだったのですが、
環境、人間関係を変えられない愚痴とは、
ここで辞めたら、生活できなくて餓死してしまう。
怖い。不安だから、仕方なく、やっている。
と言う状態です。


本来「自責思考」になれば、
どうしたら生殺与奪の権利を 他人に依存すること無く、自立ができるか?
そんなことを呼吸をするかのように考えられます。

だから、努力も頑張りもいらず、
良い現実を引き寄せることが出来ます。


自責思考がストレスまみれの人生を脱出できる件



生まれた時は、
親の助けが無ければ生きていくことは出来ませんよね?

物心ついか時から、親から「理不尽な目にあわされたり」
「アレコレ束縛された」経験があると思います。

しかし、親の手を借りずとも、自分一人で生きていける。
状態へ成長したから親から束縛されることが無くなりますよね。


同じように、
徐々に精神的、経済的に自分一人で生きていけるようになれば、
誰か特定の他人や組織に振り回されたり、
邪魔をされることが無くなる。
ということになります。

親から自立したように、
たとえ社会や国家からも、自立する。

能力やポジションに関係無く、
誰もが当たり前のようにできるのです。


他責思考を改善していくと、なぜ運が良くなるのか?


完全な自責思考は無理でも、
少しずつトライ・アンド・エラーを繰り返して
他責思考を排除していくと、
おのずとイライラやストレスが減っていきます。

いざトラブルがあっても、
コントロール出来ない他人に対してイライラするよりも、
自分が選んだ人間関係と選択に対して意識が向くようになります。

嫌気が指したり、落ち込むことはあっても、
自分のことだけはコントロール可能です。


そこに学びと成長があります。

自分の選択が良い方に進もうが、悪い結果になろうが、
それが糧となり、知恵となり、センスとなるので、
おのずと自分の居心地の良い結果を選択しやすくなります。

自分の成長と比例して、運が良くなるのは、
当然ですよね。


自責思考は、前向きになり、ポジティブになる。


正しい自責思考は、
気分を明るくする効果があります。

なぜなら、自責思考では
失敗を他人から持ってこられたモノだと
捉えません
自分は、どこで間違えたのか?
前向きに分析を続けます。


変えられぬ過去や他人のことに対して、
いつまでも頭の中をグルグル回すこともありません。

はたから見ても、
他責思考でネガティブになっている人よりも、
自責思考で前向きに考えている人の方が、
魅力的ですよね。


自分の選択したことは、やる気が出る。



自責思考は、
すべての決断に責任が持てるようになります。

多くのことが、
周りから「こうした方がいい」「これをやった方が良い」
と他人から言われたこと、

恐怖、不安を埋めるために、仕方なくやっていること
などが、ほとんどだと思います。


周りから流されるように始めたは、
やる気が出なくて当然です。



自分が心の底から「やりたい」「良い」と思ったことに
関しては、やる気の出方が格段に違います。

自分が決断したことは、
「これじゃない」「おかしいな」と感じたならば
「徹底的に突き詰める」ことを無意識でやるので
成功確率も上がるのです。


余談ではありますが。。。

もちろん、
自分の決断したことが間違う。
ということも沢山あります。

憂鬱、身体の不調、喪失感に出くわすことが
あるかもしれません。

ニートになる勇気
でもお伝えしていますが、
「何もやる気がしない」「すべてを失った時」時こそ、
自分と向き合うことが出来る貴重な時間です

「私は何者だ・・・」
などと喪失感から来る、自分と向き合う時間を繰り返すほど、
人の器は成長していくのです。



他責思考を呼吸のように改善する方法



それが以下の通り。

・「自分のために生きる」マインドセット

・自分独りでやる。孤独な時が一番成長する。

・過去の記憶がフラッシュバックして怒りが沸いた時
順に解説していきます。


「自分のために生きる」マインドセット



意外かもしれませんが、
「自分のために生きる」覚悟をしていくと、
自然と自責思考になっていきます。

「自己中心的」と「自分のために生きる」は違う。
ということを知らない人には、いまいちピンと
来ないかもしれません。


自己中心的と自分のために生きるの違い


自己中とは?
相手の都合やメリットお構いなしに、
振り回すこと。

物事が上手く行かなければ他人のせい。
「他責思考」

自分のために生きるとは?
自分のことは、自分で責任を持つということ。

自分のご機嫌は自分で取り、
自分の欲求は自分で叶え、
自分の幸せは、自分次第。

物事が上手く行かなければ、
環境、人間関係、決断等、
それを選択したのは自分のせいである。
「自責思考」

「自分のために生きる」ことが、
まるで自己中心的なイメージを思い浮かびますが、

「他責思考」か?「自責思考」か?の違い
になってきます。

協調性は無責任である件


「ひたすら自分を犠牲にして協調性を持ちなさい」

「みんなと合わせなさい」
という、
どこかで受けた教育が染み付いているので、
「自分のために生きる」ということに対して
ネガティブなイメージを持たれますが、

例え、みんなと同じように行動していたとしても、
心の中で、

「上手く行かなければ、誰々のせいだ」
などと「他責思考」であれば、
それは「自己中心的」な人と変わらないのです。


優しい人ほど、他責思考になりやすい理由


むしろ「人を助けようとして」取った行動ほど、
自分も相手も疲弊してしまうことが多くなる傾向にあります。


なぜなら、可哀想な人に対して、
手を差し伸べようと、時間とエネルギーを注いだとすると。。。

そこからは、学べることが少なく、
無意識のうちに「相手をコントロールしよう」という欲求が
働いてしまいます。


どんな人も「支配、管理」されるのは嫌なので、
助けられた恩を感謝するどころか、
避けたり、望んでいることとは真逆のことに走ります。
「助けてあげたのに」

「恩知らず」

「裏切り者」
という、まさに自己中心的かつ「他責思考」になり、
泥沼の状態に陥るのです。


自分のために生きた方が、人を助けられる件


自分のために生きていても、
周りの困っている人を救うことは可能です。

「自責思考」のもと、自分のために生きれば、
自然とスキルや能力が身に付きますよね。

スキルや能力に比例して、余裕と器も広がるので、
それだけ多くの人を救える潜在的な力も付きます。



単純な例えをするならば、

自分が10を持っていたとして、
10の労力を使わなければ、
1人しか救えなかったとします。





能力と器を広げることが出来れば、

1の能力で、1人を救えるので、
いざ本気を出せば、
10人を救えるということになります。



そして、それだけ能力があるのなら、
持っているものも、
20に増えていたりするので、まだ自分に余裕がある
という状態になるのです。


全力のパワーを出して1人救える人と、
余裕がありながら、10人救える人の違いは、
ここにあるのです。



【失敗談】本当に他者貢献をしたい人へ


理屈では、わかっていても、
いまいち納得できない理由は、
痛いほどわかります。
「自分のため」よりも「誰かのため」の方が、
大義や使命感のようなものが湧いて、俄然やる気が出る。

困っていて、救いを求めている人を、
放ってはおけない!
そんな人向けに、
以下、私(杉山)の体験談をダラダラと記載しておきます。


サラッと経験談をまとめると、以下の通り

・ブラック企業を変えようと、
社内で奮闘し、「会社のために生きた」結果、
身体的にも精神的にも病気になって失敗。
※詳細→サラリーマン時代の杉山(中盤あたり)


・仲間の芸能プロダクションを手伝い、
ほぼ無償で手伝い、「仲間のために生きた」結果、
生活費すら厳しくなり終了。


・プチエンジェル投資家の如く、
意識の高い友人のために、
必要な資金、人材を集めたり、なりふり構わず
「友人のために行動した」結果、
いざ始めようとしたらバックれられた挙句、
周りの人の信用を失い失敗。


・学生時代、本気で日本がヤバイと思い、
デモに参加したり、ロビー活動をしたり、
「国のために生きた」結果、
周りからネトウヨの烙印を押され、人間関係を破壊した。



などなど、
他人や組織のために行動しても、
自分の求めていることは手に入りません。

大きな失敗をした時に、
必ず浮かび上がるのが「誰々のせい」です。

「誰々のせい」で、永遠と思考がグルグル回るので、
そこから前に進んだり、何か学べることもありません。

むしろ、
自分のために生きている人(自責思考)でないと、
他人を助けることなど、出来ない
訳です。


独りの時間が、最も自責思考になれる。



ここでは、わかりやすく
説明するために起業に例えますが、

なにかを始めようとする際、
自分が手をつける前から、
誰かを巻き込んでやろうとしたい気持ちも
わかりますが、おススメはしません。


私も過去、一人でやるよりも、
みんなとワイワイやりながら仕事をする方が
楽しく、クリエイティブになれると思いました。


しかし「仲間と協力してやる」という言葉は、
聞こえが良いようですが、

それは、言い換えれば、
「独りでは、やる気が起こらず継続できない」
という言葉でもあります。

敬いの関係が無ければ、チームワークは破綻する


よく、仲間と何か事業を起こして成功した例は、
沢山ありますが、それは

「自分に出来ないことを、仲間にはできるから、
シナジー(相乗効果)が生まれる。

それが本質あって、
自分独りで出来ること1つでも無ければ、
成立しません。


長くなるので、サラリと触れておきますが、
「自分にできること」「仲間にしか出来ないこと」
これらが線引きしなければ、

お互いを敬う。
という気持ちは長続きせず、
真の協力関係は生まれません。

利害や損得が如実に表れる世界では、
関係を継続することが極めて困難になります。

人の器は孤独と共に築きあげられる。


いざ独りでやっていて、上手くいかなければ、
物理的に「誰かのせい」にすることが出来ませんよね。

乱暴な言い方をすると、
やることなすことすべて「自分のせい」です。

環境が「自責思考」なので、
価値観や行動を変化させることで、
いくらでも変えることが出来ます。

「他責思考」のように、
変えることの出来ない他人に対して
いつまでも頭を悩ませることもありません。



自分のことが管理できるまで、組織に頼らない。


もう1つ、例え話をします。

何かスキルや能力を身に着ける際、
組織に所属するのは、オススメしません。

具体的には、誰か他人に教えを受けたり、
部活やスクール、塾などがそうですよね。

自分のことを自分で管理できる自責思考になるまで、
他人が関わると、上手くいかないからです。



特に、セミナーや情報商材など、
「上手くいかなければ、教える人が悪い!」

「騙された!詐欺だ!」
という「他責思考」特有の被害者意識に陥る人が、
非常に多いからです。

よく事件を起こす犯人の心の状態は、いつも
「社会や組織のせい」

「自分がこうなったのも、誰々のせい」
という他責思考で埋め尽くされているのです。


過去の記憶で怒りが沸いた時「他責思考」改善のチャンス



ここまで、
他責思考を改善するための
マインドセットと環境づくりについて解説してきました。


過去の記憶で怒りが沸いた時も、
自責思考になるチャンスがあります。


フラッシュバックし、怒りが湧いた時は、
「また他人のせいに、しているな」
という未熟な自分を「お知らせ」してくれているのだと、
ポジティブに捉えることも出来ます。


「家族ために、頑張る」

「仲間を救うために、稼ぐ!」

「社会を良くするために、戦う!」
というモチベーションが、
「家族のせいで、我慢しなければならない」

「仲間が足を引っ張ってくる」

「周りの皆が無関心だから、世の中は変わらない!」
いつの間にか怒りになってしまっていたら、
「他責思考」になっている証拠です。


自責思考の本質は「自分のために生きる」ことです。


よくはき違えがちなのですが、
「そうか。ダメな自分が悪いのか。。。」
などと、
自分を卑下するための思考ではありません。


自分の周りで起きていることに、
他人の要因は関係ない。

今起きていることは、
すべて自分が引き寄せ、具現化したものだ。

世界は、自分のマインド(思考・心)が
映し出した鏡である。
これらを潜在意識レベルで
捉えていくためのものです。

具体的な手法はコーチングという手法で
お伝えしておりますので、ぜひ他の記事にも
触れてみてください。

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。
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