何されても怒れない人の心理「怒れるようになるには?」

何されても怒れない人の心理「怒れるようになるには?」

 

何をされても怒れない

 

怒れない人ほど

・自分だけが損をする

 

・舐められやすい

 

・相手がエスカレートする。

などいう経験をされた方が多いのでは無いでしょうか?

 

 

その時は、

・その場の空気を壊し、重くしたくなかった。

 

 

・怒ったことで、相手が傷つくのではないか
 関係が悪くなってしまうのではないか?

 

 などと、相手に気を使っていた。

 

 

・あまりの突然の出来事に、頭が真っ白になり、
 次の行動や、思考が出来なかった。

などと、怒れない原因を考えている思います。

 

 

その場では怒ることが出来ず、
後になって、その時の感情がフラッシュバックし、
モヤモヤしたり、嫌な気持ちになる。

 

そんな経験を何度も繰り返し、
「なぜ自分は人に怒ることが出来ないのか?」

 

そんな疑問と、悔しさを解消する答えを
お伝えしていきます。

 

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怒れない心理

 

結論から言うと、
「怒れない」のでは無く、

 

「怒り」という感情を感じているけれど、
出せないだけです。

 

 

こんな言い方をすると、

少しでも憤りを感じたら、
周りのことなど、なりふり構わず、
大声で相手に、雷のごとく罵声を浴びせれば良いのか?

 

昭和の頑固オヤジのようになれば良いのか?!

ということを言いたいのではありません。

 

怒れない人は、理性で感情を無視する人

 

怒りを感じていても、
その場で、怒りを表してはいけない
という間違った固定観念を植え付けられているからです。

・すぐに怒るのは、大人のやることではない。

 

・ここで関係を悪くしたら、
 後々、自分の立場が悪くなってしまう。

などと考え、怒りを「論理の力」で
グッと抑えている心理状態です。

 

ならば、

いつも、自分が我慢すれば良いのか?

というのも違います

 

怒れないのでは無く、怒りを活用できてないだけ

 

怒りという感情は、
自分を危険から守る道具です。

 

「怒れない」という悩みを抱えている人ほど、

『「怒り」という感情は、感じたら良くない』

と、間違ったマインドを持っています。

 

だから、何か感情が浮かんでも、
頑なに「論理」で、自分の「感情」を無視し、
自分の心身を守れないということが頻繁に起こるのです。

 

 

大声を上げて、相手に罵声を浴びせる
などと、

その場の対処をどうするか?
相手をどうすれば良いのか?

などと、小手先のことでは無く、
自分のマインドセットの方が重要になるのです。

 

「感情に従う」というマインドセットが重要

 

「マインドや心の持ちようなんて、いいから、
さっさと、相手に舐められない解決策を教えてくれ」

という言葉が、そろそろ聞こえてきそうですが、

 

 

他人をコントロールすることは、出来ません。

 

「こうすれば、相手はわかってくれる」
というテクニックも存在しません。

 

 

怒りを感じたら、その感情に従えばいいだけ
です。

 

・努力しても怒るということは、
 そんな人と、人間関係を築かない方が良いということ

 

・舐めてくる人との人間関係はいらない。

 

・何が悲しくて自分を舐めてくる人と、
 時間を共有しなければならないのか?

 

・怒らない理屈を知っているのに、怒ってしまうには、
  怒った方が良いということ。

 

 

結果的に、相手に罵声を浴びせるカタチになったとしても、
「相手をコントロールするのでは無く、自分の身を守るため」
というマインドがあれば、それは正解だと言うことです。

 

「怒りを、どうやって表すか?」よりも、
怒りを感じたのならば、その感情を無視することなく
次の対処をどうするか?

というマインドセットの方が重要なのです。

 

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人間関係は、損得の関係では成し得ない。

 

 

いまいちパッとしないと思いますので、
「人間関係は、損得の関係では成し得ない」
ということにも触れておきます。

 

・この人と居れば、何か自分にメリットをもたらしてくれる。

 

・この人といないと、生活が成り立たず、自分は生きていけない。

このような関係は、
表面上だけで長くは成立しません。

 

「怒れない」という人ほど、
「自分の感情を無視」してまで
関係を築こうとしているのです。

 

相手がお客さんだろうと、舐めてくる人からは、お金を受け取れない

 

もちろん、
自分の周りの人間関係を「気持ち良い人」のみで
100%にすることは、難しいです。

 

自分の感情を抑えてまで、
付き合わなければならない人間関係の比率
多くするか?少なくするか?

 

 

自分の努力次第で、コントロールしていくことは
可能です。

・あの人に頼らなくても、
 いざという時は、自分の力で出来る

 

・他人に依存しなくても、
 自立できるだけの能力をつけていく

これに近ければ近いほど、
人間関係を、自分で自由に選ぶことができます。

 

 

 

他の記事でも説明していますが、
フリーランスをしていても、

「このお客さんに嫌われたら、成り立たない」

という比率を、極力、少なくしていくのが
望ましいです。

 

 

だから、お客さんであっても、
いざ舐めてきたり、横暴な態度を取られても、

 

毅然とした態度で、
「いらないです。頂けません。」
ということが出来るのです。

 

 

「人は一人では生きていけない」の本質

 

 

人は一人では生きていけない。

これは正しいです。

 

だからと言って、誰か特定の人が居ないと、
「生きていけない」という依存の関係は、
好ましくありません

 

 

聞きようによっては、
冷酷で非情に聞こえるかもしれませんが、

依存」と「協力(相互依存)」は違います。

 

・いざ、誰にも頼れなくなったとしても、
 最低限、生きていける。

 

・いざ、どこのコミュニティに属さなくとも、
 生活していける

 

・いざ、一人で孤独になったとしても、
 自分の機嫌は、自分で取れる

自立が出来た人が、人間関係を築いたとしても、
「依存」では無く、「協力(相互依存)」の関係になります。

 

 

 

人は一人では生きていけない。

の本質は、言葉で簡単に説明できるところまで、
到達できていないのですが、唯一言えるのは、
自立をした人が理解できるものだと考えています。

 

 

感情が湧いて、「考え事をする」ということ

 

人間関係で、何か感情が浮かび、
頭の中で、いろいろ考え事をすることが
あると思います。

 

「怒り」なのか?また「別の感情」なのか?

その場では理解できず、
あれこれ考えて、モヤモヤ感じる状況です。

 

 

具体的に言うならば、

 

好意を寄せていた相手に対し、
自分が望んでいない結果になってしまったが、
どうにか、その人を嫌いにならない理論を
模索している状態です。

 

・この人と居ると、自分に絶対にメリットだから、
 好きであり続けたい

という利己的な下心を、
正当化しようするから頭で考え、モヤモヤします。

 

怒りたいのに、怒れない
という心理も、その一つに含まれます。

 

損得の無い人間関係とは?

 

損得や利己的な関係で無い人間関係ならば、
人を目の前にした時、「考え事」をするということはしません。

 

「なんとなく」「ただそこに居るだけで良い」

という関係です。

 

自分も相手も「コントロールしよう」としません。

 

 

母親が、初めて生まれてきた赤ん坊に対して
アレコレ考え事をせず、

「ただ無事に生まれきただけで良い」

という感覚に近いものかもしれません。

 

 

自分が怒れない理由「まとめ」

 

以下、まとめます。

 

・「怒ってはいけない」と頭ではわかっているのに、
 怒りを感じたら、それは正解である。

 

 

・人間関係に依存が多い人ほど、
 人に依存している部分が多い傾向にある。

 

 

・「人間関係を終わらせたくない」 
 利己的な欲求のもとに、

 

 『「これは怒りでは無い」などと、
 理論で自分の感情を無視しようとする』
 こともあるので、気をつける。

 

上手い口先で論破したり、
頑固オヤジのように怒りを表したとしても、
相手に理解してもらったり、変えることは出来ません。

 

怒りを表現できないのが悪いのでは無く、
感覚がお知らせしてくれている「感情」を無視しない
ということが「答え」になります。

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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