積み上げ力よりも、立ち直る力【130万円の仕事を失った経験談】

積み上げ力よりも、立ち直る力

すべてを失った

 

「積み上げることを教える人は多いが、
長年かけて積み上げたものを、
すべて失い、ゼロになったとしても、
継続することを教えられる人は少ない

 

という話をしていきます。

 

自営業歴5年の私の経験談なのですが、

「計画をたて、緻密なロジックのもとに、こうすれば成功すると考えていた。」

しかし、実際は、上手くいかない人の方が多いですよね。

 

※まさに映画「プラトーン」において
仲間に見捨てられたエリアスような気分で
執筆しております。

 

優秀な人でも3年以内に廃業する理由

 

商売をしている人なら誰しもが通ると思いますが、
あれほど良いお客さんであり、協力者だった人が、ある日突然、豹変して
積み上げてきたすべてを失う

 

かけた時間、労力、お金、回収するどころか赤字になってしまった。
そんな経験をしてきた人が多いと思います。

 

いざその時に出くわすと、
怒りや悲しみよりも、虚無感とともにお布団から出られず、
指先さえ動かすのが、おっくうな状態。
「やらなきゃ」と思えば思うに比例して、今度は不安と焦燥感だけが増していく

 

続けてみてわかった。結局マインドセットだった。

 

ビジネスとは、まるで日本語の通じない躁鬱患者のような人を相手に、継続をしていく
という感覚に近いかと思います。

 

どんなに「この通りに上手くいく」方法を購入し、教えられたとしても、
マニュアル通りにいかないのは、これが理由なのです。

 

だから、マインドセット(心の在り方)を学ぶ方が、
テクニックやマニュアルを多く学んだ人よりも、
成功確率が格段に上がる理由でもあります。

 

※杉山自身も、何度も、
この現象(オフトンから出られない状況)を繰り返し、
うさんくさいマインドセットの意味を理解した訳です。

 

継続する方法を教えてくれる人は少ない。

 

ここまで、過去記事でお話ししていることを、
改めて伝えましたが、では実際に

「すべてを失いゼロになった時、どおやって継続をするのか?」

 

気合、根性もいらず、その人の能力やポジションも関係なく
誰にでも出来ることを、私の経験則と共にお伝えしていきます。

 

それが以下の通り

・メンターのマインドセットを繰り返し聴く。

 

・神的なエネルギーを使う

1つめの方法が、既に良質なメンターに
出会えている方ならば、
その人が言っていた音声を繰り返し聴くことで、
精神的な復活を遂げることが出来ます。

 

どうせ、オフトンから動けないのなら、
あらかじめ収録したメンターの音声を、
スマホで聴くことは出来る。

 

頭がボケ〜っとしているので、通常の時では、
聞き取れなかった意味を知ることが出来る。
というメリットがあります。

 

この感覚は、わかる人には、分かる。という領域の話ではありますが、

人は普段、無意識に自分の脳で情報をブロックしており、
100個あるうちの2〜3個のみを、かいつまんで受け取る。

ということしか出来ないからです。

 

 

継続をしている人の話以外は毒です。

 

そして、勘違いして欲しくなく、
絶対に注意しなければならないのが、
よく、意識高い系の情報をYoutubeから
片っ端から聞く行為は、絶対にやめてください

 

いま紹介している手法は、
既に良質なメンターを抱えている人のみ向けです。

 

ここでは深く説明しませんが、

・本業を5年以上、できれば10年以上継続している方。

 

・自分の信念と、なりたい将来の姿が、一致していること。

 

・きちんと、心の在り方を取り扱える。

 

以上を最低限、満たしていない未熟な人からの音声や情報とは
よりいっそう、不安と焦燥感を増幅させるだけ。だからです。

 

まるで毒でやられて休んでいるのに、
さらに毒を飲もうとしている。
正気の沙汰では無い行為に等しいからです。

 

フリーランスは、定期的に突発的な不安が訪れる。

 

話をもとに戻しますが、
戦闘不能に陥っている前とは、
必ず調子の良さと忙しさゆえに

 

心の在り方を忘れていたことが多く、
総崩れになった場合が経験上、多いです。

 

・むしろ、調子が悪く、何も出来ない時。

 

・すべてを失い、脳がキリがかかったかのように動けなくなった。

 

・異常なまでに心臓を締め付ける恐怖に苛まれた時。

 

そんな時は、
またマインドセット(心の在り方)に立ち返れる機会。
とも言えます。

 

※言葉で気安く言うのは簡単ではありますが、
今話をしていることは、分かる人には分かる。
という領域のことです。

 

さらに、次からは、より分かり辛いですが、
過去記事で最も抽象的かつコアなことを記載しておきます。

 

挫折を乗り越える神的なエネルギー

 

オフトンから出られず、
指先さえも動かすことが出来ない。

 

思考をすれば過去のネガティブな
フラッシュバックだけが、
次から次へと襲い掛かってくる。

 

あきらかにオカシクなってしまった脳を、
なんとかするために、

 

ある人はゲームをしたり、
ある人は酒を飲んだり、
ある人はメンターの音声を聞いたり、
ある人はサウナに行ったり、

 

思考を反らすため、紛らわすために、自分を守るため、
人それぞれ何か対策法を行っていますよね。

 

ここでは、その応急処置的な方法では無く、

「すべてを失いゼロになった時、どおやって継続をするのか?」

私の経験則を、お伝えします。

 

たいてい、自分なりの応急処置を行い、
また復帰する時は、必ず何か背中を押されるような感覚に近い。
不思議な力が働くことが多いです。

 

これを「神的なエネルギー」と表現しています。

 

いつも直感が解決する。

 

分かり辛いので、例えるなら、

 

・サウナからの水風呂、そして外気浴にひたった時の多幸感につつまれた時。
・ランニングをしている時、あるとき急に身体が軽くなって気持ち良ささえ感じるランニングハイの現象。

 

これと同じ。。。ではありませんが、その感覚に近い状態といえます。

 

※まるであたりが重くて真っ暗なキリが覆っていたら、
ある日、軽くパァっと光に満ち溢れる感覚。
この感覚は、どおしても体験した人でないと、言語化することが不可能ですね。

 

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立ち直る力は、積み上げ力と比例する。

 

この話を理解できる人とは、

「緻密なロジックのもとに計画通りやれば、上手くいくと考えていた。」

 

それが、まるでピタゴラ拷問スイッチの如く、
どうあがいても、どう努力しても、
ありえない確率で失敗に終わる。。。

 

「失敗から学ぼう!」という、
よくありきたりな自己啓発の名のもとに、
独り反省会を開こうにも、
常識ではありえないことが起きたので、

「どうしろと。。。」

という状態。

 

言っている意味がわからない人が多いと思いますので、
もっとわかりやすく例えるなら、

 

良い先生になろうと、
学習要項や、子供の心理学をマスターした教師が、
実際に、クラスに配属された際、

 

子どもの一人が、突然、
「先生!ぼく、トイレがしたいです!
我慢できないので、今ここでオシッコします! 」
と、 ズボンをおろして、尿をあたりにまき散らす。ような状態。

 

・「ペットの飼い方」という本を読み漁り、
完全にドックトレーナーと変わらないくらいの知識を持って、
いざペットを飼ってみたら、

 

どう親身なって接しても、吠えるし、
噛みつくし、あちこちに糞尿をまきちらす。

 

明らかに、マニュアルや本に書いてあることを
実践しても上手くいかない。

 

それでも、接し続けたり、
お世話をし続けなければならない。

 

そんな例えに近いかと思います。

 

たいていの人は、気がめいってしまいますよね。
マニュアルを熟知するような真面目であればあるほど病みやすい
という理由でもあるのです。

 

ここまで、丁寧にお伝えしたつもりですが、
いかにマインドセット(心の在り方)の方が
、重要だったか。理解できるかと思います。

 

【体験談】クライアントを怒らせて140万円を失った話

 

 

心理学やコーチングに、
多大なお金と時間をかけた杉山でさえ、
本業(デザイン制作)のほうで、
変なお客さんに出くわすことはあります。

 

あまり詳しく書くことは出来ませんが、

 

ちょうど、この記事を書いている数ヶ月前ほどに、
とあるプロジェクトに1年かけていたのですが、
クライアントが豹変し、回収できるはずの
130万円以上のお金を失った出来事がありました。

 

また別件で、ちょうど方向性を変え、
新しい媒体に挑戦し、慣れない作業に明け暮れる際だったので、
金銭的にも困っていました。

 

運よく補助金が通り、それで食いつないだため、
廃業を阻止することは出来はしました。
少しでも回避をミスすれば、今ごろ、
このブログも書くことができなかったかもしれません。

 

自分が生き残れば、周りが勝手につぶれる件

 

そのクライアントがどうの、こうよりも、

「なぜ、こうなった。。。」
「どうしろと。。。」

そう思考が廻るばかりで、通常に復帰する方が大変でした。

 

むしろ、

なんのために心理学やコーチングを学んだんだ。。。

 

心理学やコーチング、ありとあらゆる自己啓発では、人を救うことが出来ないのか?

そんなことも考えまくる日々もありました。

 

なによりも、
長〜く順調に積み上げてきた資産を、
またか。と一瞬で失う。

 

それが一番のダメージですね。

 

しかし、こうして
「積み上げてきたことを失っても尚、継続するには?」
この方法を教えることが出来るようになったのも、
この体験のおかげでもあります。

 

そのメンターは、本気でアナタの苦しみを理解してくれる人物か?

 

よく、インフルエンサーや若い方のコミュニティでは、

「さっさと一生分を稼いで、人生を逃げ切りましょう!」

という趣旨で、積み上げを行っている人も多いかと思います。

 

教えている方を見て、

 

もし、なにか事故やトラブルにあって、
今まで積み上げてきた資産を、すべて失い、ゼロになったら。。

 

この人は、再び立ち上がることが出来るのだろうか?

 

そう考えたことはありませんでしょうか ?

 

何が言いたいのか?といいますと、
教える人は、知識やテクニックだけでなく、
再び継続し続けるためのマインドセット(心の在り方)を扱えるだろうか?

 

そう考えると、
ついていく人、もしくはメンターにする人を間違えることは無い。
ということです。

 

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積み上げ力を成功するために【まとめ】

 

余談が長くなりましたが、
まとめますと、すべてを失い、尚も継続する人の条件とは、
「神的なエネルギー」を呼ぶ。人のことを言います。

 

その「神的なエネルギー」を呼ぶ具体的な方法を、
なんとか言語化すると、

 

・繰り返しのマインドセットによって、
強く前向きなセルフトークが潜在意識に刻まれている。

 

・そもそも、既に長年の成功している人と、
ほぼ似たような波動(精神性)を身に着けている。

ということです。

 

言葉にすると、余計に意味がわからないと思いますので、
以下、例え話をします。

 

特殊部隊で採用される思考法

 

世界一過酷なネイビーシールズ(アメリカ海軍特殊部隊)の
訓練に最後まで残れる人物とは、
屈強な人物でも無く、器用な人物でも無く、天才秀才でも無く、

 

自分に対して前向きな問いかけが出来る人物。です。

 

ネイビーシールズの訓練を扱った本の内容には、

・「ポジティブな心のつぶやき」

 

・『「小さな機関車リトルエンジン」のように
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と自分を励ますということ』

とも記載されていました。

 

特にBUD/S(基礎水中爆破訓練)では、
酸素ボンベを背負い、深い水中で緻密な作業を行います。

 

そこに、教官からの妨害や酸素ボンベの線を切られる。
ということが行われます。

 

それでも任務を続行しなければなりません。※4回失敗すると落第。

 

常識的に考えて、人は酸素が無ければ死にます。
いくら訓練とはいえ、
たいていの人が反射的にパニックに陥るかと思います。

 

この訓練のせいで、優秀さとか、身体の強さとか、
関係なく、おもに精神的な要因で脱落していきます。

 

それでも、志願したエリート265人中16人だけが
突破していくそうです。

 

自分を信じる力は、神のエネルギーを呼ぶ

 

つまり、人は毎分頭のなかで、
300語〜1000語もの言葉をつぶやいていて、

 

そのなかには、ポジティブな言葉(「きっとできる」)も、
ネガティブな言葉(「ああ、もう我慢できない」)も含まれています。

 

そして、精神的な強さや、やりぬく力には、
大きなプラスの影響をもたらすことが、
最先端の軍事界隈、精神医学界でも裏付けらる理由です。

 

この自分に対して前向きな問いかけが出来る」という能力は、
常識では乗り越えることが出来ない逆境さえも、
「神的なエネルギー」を呼び、自分を守ってくれる。

 

そして、また継続することができる。
という事例が伝われば幸いです。

 

今回もここまでお読みくださり有難うございます。

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