なぜ伝える力が必要なのか

 

どんなに良い性能のテレビや商品を
作ったとしても、その価値は買う相手が
決めることなので

 

勝手に売れていくことはありません。

 

 

 

また、どんなに自分が面白いと思った
漫画や小説を書いたとしても
面白さが他人に伝わらなければ

 

多くの人が自然に手に取ってもらうことは
ありません

 

 

 

 

だから「伝える力」が必要になってきます。

 

 

 

 

自分のこと、自分が良いと思った商品、
サービスがどんなに中身が良くても
相手に伝えなければ、

 

自分以外の他人は
自分自身のことで精いっぱいなので
勝手に興味関心を
沸くことがないからです。

 

 

 

 

 

もちろん、
最低限のボーダーラインを満たした
良いサービスの商品に達している必要は
ありますが

 

良いものを作っても
勝手に売れていく時代は終わりました

 

 

良い物であって当たり前で、
当たり前に良い物が既に飽和しているからです。

 

 

 

 

 

 

人間関係においても
自分のことに置き換えたとして

 

どんなに自分自身を高めても
スキル、技術、人格を身に着けても
自己啓発を学んだとしても

 

自分のことを良いと思ってくれるか
どうかは、相手が決めます。

 

 

 

 

 

勉強家で、職人気質で、専門的な分野に
優れている人ほど
「伝える力」を疎かにしている傾向にあり
苦労する状態に陥ることがあります。

 

 

 

今回は、人生で身に着けたら上手く行く
上手く伝わる話し方、伝え方という
テーマをお伝えしていきます。

 

 

 

このテーマはコミュニケーションだけでなく、
仕事や商売、人に教えるという分野にも
極めて重要なテーマになってきます。

 

なぜ人に上手く伝えられないのか?

 

なぜ人に物事を上手く伝えられないのか?
上手く話すことが出来ないのか?

 

 

 

その理由は以下の3つにあります
振り返れば、どれか思いあたる節はあるかと思います。

 

●伝えようとしている内容を本当に理解していない

 

●自分の経験が伴っていない内容を説明している

 

●自分のことばかりに神経が集中して、相手のことを思っていない

 

順場に説明していこうと思います。

 

 

伝えようとしている内容を本当に理解していない

 

 

「どこかで聞いたことある、かじった程度で
深くは知らない」

 

自分が本当に伝えいたい内容を
理解していなければ、
相手に伝えることはできません。

 

 

 

言葉も知らないし、何を説明すれば
良いかもわかりません。

 

なので実際に話をしようとしても
物理的に話をすることは不可能です。

 

 

 

 

この原因は、きちんと内容を勉強し
理解することで解決できそうですね。

 

人に伝えようとするには
まずは自分が専門家ぐらいに
知識をつけなければなりません。

 

自分の経験が伴っていない内容を説明している

 

本で読んだり、誰かに聞いたことを
自分で実践せずに相手に
伝えようとしていることです。

 

伝えようとしている内容を自分の肉体で実践と
経験していなければ、内容を理解している
出来たとは言えないのです。

 

 

 

 

 

教科書や参考書に書いてあることを
そのまま他人に伝えようとすることは
言葉に重みも無く、面白みもありません。

 

相手からすれば机上の空論で、
ただただ退屈な綺麗事でしかないのです。

 

 

 

 

 

自分で痛みを感じ、経験したことと
自分で経験もしないことを話すのでは
選ぶ言葉、話し方が全然違ってくるのです。

 

自分は良いこと言っているつもりでも
相手に伝わらないのは、自分で経験をしたか否か
によるものなのです。

 

 

 

自分のことばかりに神経が集中して、相手のことを思っていない

 

自分のことばかりに神経が集中して
相手のことを思っていない

 

自分はこれだけやってきたのだ!
自分はこれだけ出来る!
自分はすごいんだ!

 

 

 

 

 

という自分を認めて欲しい!
という意識が強すぎて、
伝える相手のことを思っていない
のです。

 

 

 

 

 

職人気質な人、専門家、本当に良い物を
作っている人ほど陥りやすい
パターンだと思います。

 

 

 

「相手に、この言葉は相手にわかるだろうか…」
「相手に、この話は共感できるだろうか…」
「相手に、この文章で理解してくれるだろうか…」

 

などと、相手のことを思わなければ
無意識に、相手にはわからない専門用語が出たり
説明の仕方になってきます。

 

 

 

 

学校の授業でも、思い返せば
わかりづらい教え方をする先生ほど
説明を飛ばしたり、専門用語を使い、

 

エゴ(教えをする先生自身の事を意識する心)
強い人ではなかったでしょうか?

 

 

 

 

 

 

逆に、わかりやすい教え方をする先生ほど
え?ここまで説明するの?と思うほど
説明を飛ばさず、専門用語を使わず

 

比較的、生徒に対して
体育会系とはまた違う
愛のようなもの、誠心誠意、魂のようなものを
を感じる人ではなかったでしょうか?

 

 

 

 

 

どんなに知識、技術が長けていても
どんなに商品、サービスが優れていても

 

自分のエゴが強ければ
相手のためにわかりやすく言葉選んだり、
説明をすることは無意識に薄れてしまうのです。

 

 

上手く伝わる話し方をする方法とは

 

上手く伝わる話し方をする方は
自分で経験し、本当にわかっている内容を
自分のエゴを抑えて、
相手のために伝えようとする意識です。

 

これを他の人は
魂がこもっている、相手に対して愛がある
と言い方をしています。

 

 

 

 

 

もちろん、この伝えるスキルは
一朝一夕で身につくものはありませんし、

 

普段の自分の喋りたいこと、居心地の良い人に対して
話をしていても、伝える力は身につきません。

 

 

 

 

この言葉は相手にわかるだろうか…
この話は共感できるだろうか…
この文章で理解してくれるだろうか…

 

 

自分が100を話したとしたら、
相手にはきちんと100伝わっているのだろうか?

 

 

 

自分が相手に伝えたいと思っている
コト、モノ、サービスを
向上、経験していくと同時に

 

わかりやすく伝えようとする意識で
場数を重ねることで「伝える力」が身についていきます。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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