人脈を広げるには?人脈の9割がいらない話

 

 

人脈は浅い付き合いであれば基本的に無意味です

 

人脈とは、相手から

「この分野のことだったら、あの人!」「知るぞ人ぞ知る」

という状態にならなければ、メリットをもたらしません。

 

人脈を必要とするのは、
あなたがブローカーである場合であって、
コンテンツ提供者の場合、むしろ邪魔になることが多いです。

 

なので、やたらめったら人脈を意識してしまうと、
あなたの膨大なリソース(時間、お金、人生)を奪う
悪い人脈を引き寄せてしまうことだってあるのです。

 

人脈形成の本質から、具体的な人脈の広げ方まで伝えていきます。

 

 

人脈の広さだけでは意味が無い

 

「人脈が多ければ多いほど優れているのか?」

 

「常に人の輪にいればリア充か?」

 

未だに、そんな考えを持っている人も
いらっしゃるかもしれませんが人脈の広さだけでは全く意味が無いのです。

 

どんなに広い人脈を形成したとしても何の役にも立たないのです。

 

 

人が求めているものは「理解」です

 

「このヒトは、共感できる。」

 

「私のことを理解してくれている。」

誰もが「自分のことをわかってくれる人」を大事にしたいと思うからです。

 

相手のことを理解しない、うわべだけの関係
何の意味をなしません。

 

せいぜい、顔と名を記憶の片隅に入れてもらうのが。
やっとで、徐々にフェードアウトしていく関係がほとんどでしょう。

 

 

だから「自分から相手を理解するため」に
相手と共感できそうな話題を話すのです。

 

合理的で効率を求める人にとっては、
無駄で退屈に感じる前置きやお茶を濁す話、身の上話とは、
相手からの信用、理解を深めていくために必要だったのです。

 

 

人脈は広げるよりも深くする方が大変

 

ほとんどの人が、いきなり出会った人に対して、
心を開き、自分の知っている情報をすべて話をするなんて、
お人良しなことは出来ません。

 

売れない営業マンや、センスの無いMLMの販売員が
よくやりがちなので、気を付けなければいけないことですが、
人は誰しも機械的に効率的に処理されるのが最も嫌に感じます。

 

人は論理の生き物では無く感情の生き物だからです。

 

人間関係にも効率を重視したり、
人を常に損得で考えたり、機械的に処理してしまうと、
相手から「ネガティブなイメージ」を持たれてしまうのです。

 

自分独りで仕事やタスクを効率よくこなすには正解かもしれませんが、
人間関係においては真逆です。

 

 

 

例えば・・・。

 

人脈を目的に近ずいてくる人に対して
「もっと仲良くしたい?」と思うでしょうか?

 

自身に置き換えて考えてみてください。

 

近づいてくる相手は、自分のありのままの姿では無く、
身につけているモノしか見てないのですから当然ですよね。

 

人を外ヅラだけで判断し、内面(コンテキスト・文脈)を
見ようとしない人を、
言い方が悪いですが「薄っぺらい人」「ガキ」と言うのです。

 

 

 

大切にすべき人脈とは?見分け方

 

人脈づくりのコツは知名度を広げる訳でもなく
イベントや交流会に立て続けに参加するわけではありません。

 

自分が最も大切にしたいという人のみに
時間を振り分ければ良いのです。

 

自分が最も大切にしたいという判断基準とは

 

良心を判断基準にする

 

と上手くいきます。

 

・時にはこのヒトと一緒に居ると
メリットがありそうだから。

 

・なんとなく楽しくて居心地が良いから。

人間関係を損得で判断すれば時間が経てば損得の
価値基準が変わっていくので長期的には上手く行きません。

 

自分でも得だからと思って付き合ってくる人
良い気持ちはしませんよね。

 

 

なんとなく「楽しくて居心地が良いから」
という感情で判断すれば…

 

感情は一時的なものなので
昨日は楽しいと思ったけど、今日は楽しくない。

 

人の感情はコロコロ変わるものなので
とても不安定な価値基準になって上手くいきません。

 

何でもかんでも、感情で物事を決められたら
誰も信用することが出来なくなってしまいますね。

 

 

良心を判断基準にするとは?

 

もし自分に息子、娘が居たとしたら

息子(娘)にとって。どんな人と関係を持っていたほうが良いだろうか?

考えることです。

 

あなたが男性なら娘。女性なら息子。
を思い浮かべてください。

 

自分の息子(娘)だったら今、目の前に居る人と
関係を続けたほうが良いだろうか?

などと想像することが判断基準になります。

 

 

 

自分のことを「自分の息子(娘)」に置き換えて、
相手と付き合うべきかどうか判断する。

 

そんな判断基準に損得という利害関係や
一時的な感情はありません。

 

良心に最も近い判断基準の方法になります。

 

 

自分の息子(娘)を誰と関係を築かせるか?

 

 

良心の判断基準を持っていれば…

 

どんなに優れたスキルを持っていたとしても、
ふとした時に豹変しそうな変な人と、
関係を築かせないと思います。。

 

どんなに刺激的でワクワクを感じさせていても、
危ない場所だと知れば、離れるはずです。

 

 

どんなに地位と名誉、実績があっても
自分の息子(娘)を罵倒して劣等感を植え付ける相手からは、
全力で守ろうとするように、
自分のことを自分で守れるようになるのです。

 

 

人を区別するということに抵抗を感じる人へ

 

ここは、哲学的な話になりますので、
次の章まで飛ばしても構いません。

 

過去の杉山が持っていた間違った固定観念ゆえに
日々、葛藤していたことなので触れておきます。

 

「人間に優先順位をつけるなんて良くないことではないか?」

 

「誰一人として、区別なく平等にそつなく接するべき!」

などと心がけている優しい方もいらっしゃるでしょう。

「誰一人差別すること無く、平等に接しましょう!」

 

「トモダチ100人できるかな?」

どこかでそう教えられたかもしれません。

 

しかし、それらの言葉は理想であるから
美しく聞こえるのです。

 

理想を叶えるためには 自分一人という限られた
肉体、時間、制限、物理の中で処理しなければなりません。

 

自分ひとりが多勢の人を「理解する」のは無理なことなのです。

 

 

道徳の教科書に出て来る「言葉」には、
自分のように限られた肉体、時間、制限がありません。
だから理想を語れるのです。

 

経典に出て来る「神様」は人間のように限られた
お金、寿命、制限がありません。
だから理想の行いが可能なのです。

 

 

人間である私達が「言葉」や「神様」と
同じようなことをすれば必ず上手くいかないことが出てきます。
上手くいかないことに対して苦しみ続けることが多いのです。

 

理想は現実世界において、
どうにもならないことなのです。

 

理想だから美しく聞いた耳に心地よいのです。

 

肉体、時間、制限のある自分は、
まずは自分を優先させるのです。

 

 

人脈形成のつくり方。具体的に

 

「人脈を広げるには?」の結論ですが、
一番手っとリ速い方法が自分の価値を高めることです。
具体的には、以下の通り

・相手にメリットをもたらすようなスキルや能力、情報を持っている。

 

・誰もが羨む地位やポジションを持ち、資金などリソースを持っている。

こんな人には、自分から動かなくとも人が勝手に集まってきます。

 

 

………。

 

すぐに自分の価値を上げることが出来ない。
でも、すぐに人脈が欲しい。という人は、以下の通りです。

 

・「応援する人」になること。

 

・「相手の理解に努めること」

 

です。

 

とにかくGIVEしろ!与えよ!
という言い方をする人がいますが、

 

履き違えて、
相手が求めていないのに、与えようとすれば押し付けになります。
相手から避けられる要因になります。

 

ギブをする際に気をつけなければいけないことは、
以下の記事で詳しく書きました。
見返りを期待するギブは、誰も得しない件

 

 

 

さらに、こんなことは狙ってやることでは無いですが、
触れておくと…。

 

既に上手く行っている人を応援しても、
自分のことを覚えてくれる訳がありません。

 

どんな成功者でも、落ち込んでる時や、
どん底を味わう経験は必ずします。

 

景気の悪いとき、感情がネガティブになっている時に、
声をかけたくれた人のことは必ず覚えています。

 

周り皆が、誰も相手にしていない時に、
寄り添ってくれた人のことは
全力で恩を返そうという心理が働くものなのです。

 

わざわざ文章にすることではありませんが、
当たり前のことだと思います。

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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