アッパー系コミュ障の原因と治し方

 

人に話しかけたり、
よく喋ることが出来るのに
人と仲良くなれない。

 

 

 

根暗であがり症なわけでもないのに
飲み会でも、よく空気が読めない奴
扱いをされてしまう。

 

 

 

自分が話をしていても
相手から煙たがられたり無視をされる

 

 

そんな経験が多い方ほど
アッパー系コミュ障
の可能性があるのです。

 

 

 

アッパー系コミュ障とは

 

以下抜粋

 

 

定義

 

自分の話や意見ばかりを行い
他人の話や意見は聞かない
コミュ障の種類のひとつ。アッパー系非コミュ。

 

 

対義語は「ダウナー系コミュ障」。

 

 

周囲への与える悪影響は強いが
逆に自身の耐久力も高いため、
悪気はなくとも自覚もない

 

 

そして人の指摘も聞かずに周囲を
不快にするのが特徴の一つである。

 

 

また会話や主張自体は積極的に行えるため、
一般的にコミュ障とは言われにくく、
また交友自体は広い場合も多い。

 

 

特徴

 

・他人に対して無頓着・無自覚
・そのため人やものを貶すことに躊躇がない

 

 

・自分に無意識の自信を持っている
・相手が認めるまで何度も主張を繰り返す
・言動による相手への不快感などの影響を想像できない

 

 

・そのため周囲が好きなものでも気にせず堂々と貶す
・他人との距離感を読まずに主張をし続ける

 

 

・声が大きい
・外野のマナーにはうるさい

 

 

・これらの症状に対する指摘に対しては非を認めない
・一方で不足の指摘自体はすることは求める、ただし聞かない

 

 

・自分本位なので相手にも自分と
同じように主張することを求める

 

 

・周りと会話が噛み合っていなくとも
気にせず盛り上がる

 

 

・同じアッパー系との相性は良いので集団を
形成できるため、コミュ障の自覚がない

 

 

アッパー系コミュ障の心理

 

杉山自身も、まさにアッパー系コミュ障でした。

 

 

テンションが高い人のほうが優れているのだ!」

 

 

会話の主導権を握っている人
スクールカーストで最上位のリア充なのだと!」

 

 

 

という間違った認識
とにかく明るくハイテンションを
取り付くらなければならないと思い込んでいました。

 

 

 

そして、

 

 

飲み会などで大人しくしている人に対して

 

 

「○○君もしゃべりなよ」とか
「○○く〜ん生きてるか?」など

 

 

わざわざ構ってきて
大人しい人を笑い者にする

 

 

思い返せば、過去の自分を憎みたくなるような
最悪な杉山でした。

 

 

面白くない男、つまらない男と言われることが怖く
そんな自分を隠そうとする心理状態で
人と接していたのです。

 

 

アッパー系コミュ障とはすなわち
沈黙が我慢出来ない、実は人付き合いが苦手な自分を
隠そうとしているだけなのです。

 

 

 

また、相手と共感、理解しようとせずに

 

 

「俺の話だけ聞いてほしい!俺が…俺が…。」
「私を見て欲しい!認めて欲しい!」
「自己承認欲求を満たしてほしい!」

 

 

で心を一杯にしている。

 

 

まさに「見た目はオッサン!内面はお子様!」
という自分に気が付かないのです。

 

 

アッパー系コミュ障の治し方

 

テンションを上げることは
本来は「相手がその場にいてくれると楽しくなる
という氣使いであるはずなのです。

 

 

それを人を馬鹿にすることに使ってしまったり
自分自身の欲求だけを満たすだけでは
人は離れてしまうでしょう。

 

 

 

理想とする誰か他人と比べて
他人に引っ張られてはいけません。

 

 

 

 

目の前の相手が居心地の良い空間を作ってあげること

 

 

相手の好きなもの、悩み、考え、ありのままの姿
共感し、理解しようと努めること

 

 

 

このマインドがコミュニケーションの
本質です。

 

 

より具体的にご説明しますと

 

 

ハイテンションでもなく
よく喋れる人でなく
ポジティブでもなく

 

 

フラットな状態

 

 

「相手の鏡」になってあげることです。

 

 

 

自分から見て
相手がどんなにネガティブであろうと
暗かろうと

 

 

相手が話しやすい空間を作ってあげることです

 

 

そして、ありのままの
本当の相手を観てあげることができます。

 

 

集団や飲み会で人を導ける人になるには

 

よく学校の部活などの先生が勘違いしてしまい
いつも一方通行、傲慢に陥ってしまう罠があります。

 

 

 

「いつも前向きでないといけない!」
「元気良く、エネルギッシュでないといけない!」
「人の上に立つのだから完璧でないといけない!」

 

 

 

という間違った洗脳です。

 

 

学校教育そのものが
支配しやすく欠点の無い「完璧な従業員」を
育成するカリキュラムなので

 

 

 

勘違いしてしまっても仕方ありません。

 

 

 

完璧主義者は、不完璧な人に
劣等感ばかり与える洗脳でもあるのです。

 

 

 

人を導ける人とは
「本当の相手を観てあげることができる」

 

 

ことなのです。

 

 

ハイテンションでもなく、よく喋れる人でなく
ポジティブでもなく、根性がある人でなく

 

 

 

相手が喋りやすい状態である
フラットな人なのです。

 

 

「なぜこの人はこんなにテンション低いのだろう?」

 

 

と思った瞬間、

 

 

「もしや、自分がハイテンション過ぎているかもしれない?!」

 

 

と感じられたならば、
一歩ずつ進化しています。

 

 

より人を導く器へと
進化できている状態なのです。

 

 

 

今回もここまでお読みになってくださり
ありがとうございます。

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