人と仲良くなる心理学

 

目の前の相手と
仲良くする方法は

 

 

 

相手の話を聞き相手と共感をする

 

相手を理解する

 

 

というシンプルなことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うんうん。そうだよね。」

 

「私もそう思う」

 

「わかる〜」

 

 

などと
相手に共感をされながら
自分の話を続けられることは

 

誰でも居心地が良く
心が満たされる感覚になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰にも言えない悩み、
自分が正しいと思っているコアな信念、

 

普段、人には言えないような
心の奥底に押し隠している秘密を

 

 

 

「なるほどー。すごい〜」

 

「そうだったんだ。」

 

「実は、私も同じ気持ちだったんだ」

 

 

などと
理解されたならば
その人に対して
好意を寄せたくなります。

 

距離がグッと縮まるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は誰でも
居心地が良い相手と一緒に居続けたいと
思っています。

 

自分のことを
少しでも理解しようとしてくれる相手に対して
安心感を抱き、好意を寄せるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文字に起こすとたったこれだけの
シンプルなものになります。

 

 

 

 

人と仲良くするには
相手を理解、共感!

 

このことを知っていても

 

 

 

 

 

「相手の反応が微妙だった」

 

「その場は盛り上がったはずなのに
結局、疎遠になってしまった。」

 

「話を聞こうとしているのに、
相手が話を途中でやめた」

 

 

 

 

 

などと
いざ実戦で人を目の前にした時
思うように上手くいかない。

 

 

という声を聴きます。

 

 

 

 

 

この原因について
お伝えいたします。

 

 

話を聴いたつもりで「聞いていない」

 

 

人の話を聞くという
ことはわかっていても

 

 

相手の話を
聞けていないのです。

 

 

聞いたつもりになっているのです。

 

 

 

 

 

相手の言ったことが
右から左へ抜けていくように
よく覚えていない状態に
なっているのです。

 

 

 

 

漫画の話をしているA君と
コミュ障杉山の会話で

 

例えをします。

 

 

A君(^^)

 

「この北斗の拳っていう漫画、
面白いんだよ。
この次の急展開がさー…」


 

 

 

 

コミュ障杉山(^q^)

 

「うんうん。
漫画は元々、面白いものだからねー」


 

 

 

 

A君(^^)

 

「うん…。でさ、
この北斗の拳っていう漫画の良いところは、
シリアスな話かと思ったら、
突然ギャグが入るところが
ギャップで笑えるんだ


 

 

 

コミュ障杉山(^q^)

 

「そうだね。漫画というものは
起承転結をいかにまとめるかだからねー。」


 

 

 

 

A君(^^)

 

「…そ、そうなんだ………………」

 

 

A君の頭の中
(…なんやコイツ。
全然、俺の話を聞いてくれない)


 

 

 

 

コミュ障杉山(^q^)は
A君の話に対して、

 

「うんうん。そうだね」

 

などと
共感をして、話を聞いていると
思いこんでいます。

 

 

 

しかし実際には

 

 

 

A君は「北斗の拳の内容
について話をしたいのです。

 

 

コミュ障杉山(^q^)の答えた
漫画がどうあるべきか?
ということを話をしたい訳では
ないのです。

 

 

話がかみ合っていないので
A君とは共感を得ることは出来ません。

 

A君は居心地が悪いので
コミュ障杉山(^q^)と仲良くしたいとは
思わないでしょう。

人の話を聞く能力

 

 

 

聞く能力
自分が喋ることよりも難しいのです。

 

1朝1夕で身につくものでは無い
のです。

 

 

 

 

なぜなら

 

人の話を聴く側に
徹すると意識していても

 

 

相手の話が終わったら
次に自分は何を喋ろうかと
頭の中をいっぱいに
しているからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

相手の話よりも

 

 

常に自分の話をしたい
無意識に思っているのです。

 

 

 

 

心の底から相手の話に
興味が沸かなければ
相手の言ったことを
覚えていられないのです。

 

 

右から左へ抜ける
感覚に陥るのです。

 

 

 

 

 

 

日頃から
上手く喋る方法よりも

 

聞く力

 

意識しなければ
身につくことがありません。

聞く力を身に着けるには?

 

人と話をしている最中に

 

自分は相手に
自分の価値観を押し付けてないか?

 

意識することだけです。

 

 

 

自分の価値観とは
「自分が正しいと思っていること」
「信念、知識、意見」

 

のことです。

 

 

 

 

日常的にこの意識を繰り返すことで
徐々に聞く力が身についていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もが

 

自分が認められたい

 

自分の意見を話したい

 

という
欲求を持っています。

 

 

これらを
自己承認欲求
と言います。

 

 

 

 

 

 

わざわざ自分の自己承認欲求を
グッとこらえて

 

相手の話を聞いてあげることは
非常にめんどくさいこと
なのです。

 

 

 

だから

 

「相手と共感する・理解に努める」

 

ということは
一朝一夕で身につくことではなく
生涯かけて磨いていくものなのです。

仲良くしたい人と仲良くする。

 

 

人の話を聴くことは
簡単ではありません。

 

わざわざ自分の価値観を
グッとこらえなければ
聞くことが出来ないのです。

 

 

 

 

極端な言い方をします。

 

 

なかには
自分の最愛の人を悪く言ったり
自分の信じているモノを蔑むような
ことを言う人に対しても

 

自分の価値観を脇に置かなければ
その人と仲良くすることは
出来ないということです。

 

 

 

しかし、
そのような人と、本当に仲良くする
必要性があるのでしょうか?

 

 

この人とは仲良くなりたい

 

と思う人に対して
話を聞いて、仲良くなれば良いのです。

 

 

 

 

道徳で教えられたような
「誰とでも仲良くなりなさい」
という教えはウソなのです。

 

 

「トモダチ100人出来るかな?」

 

などと教わったことは
美しい理想です。

 

 

理想は目指すことが重要であって
達成しなければいけない
という意味では無いのです。

 

 

常に達成しなければ悪い
なんてことは無いのです

 

 

 

 

 

真面目に道徳を信じている人ほど
自分だけが苦しくなってしまう理由です。

完全完璧な人はいない

 

 

この世に完全完璧な人は
誰一人いません。

 

 

 

「この人とは仲良くなりたい」

 

 

という相手がいたとしても
時には

 

自分と意見が違っていたり
相手が間違ったことを言う可能性が
あります。

 

 

 

自分の方が経験豊富で
正しいことを知っていたとしても
相手に指摘してはなりません

 

 

 

「この人とは仲良くなりたい」
という相手ほど

 

「間違いを教えてあげなきゃ」
という本能が沸き起こります。

 

 

信頼していた相手に対して
自分の居心地が悪くなるのを
恐れるからです。

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

いかなる手段を持っても
自分以外の他人を
絶対に変えることはできません

 

 

 

 

 

自分の正しさを
論理的に証明して見せても
相手が変わることはありません。

 

 

なぜなら人は
論理の生き物では無く
感情の生き物だからです。

 

 

 

相手は喧嘩になるのを恐れて
その場では納得したように見せて
いるだけです。

 

 

誰か人に何を言われて
変わることはありません。

 

人が変わる時は
自分から氣づいて変わるのです

 

 

 

 

 

 

 

 

相手をなんとかして氣づかせてやろうと、
自分の正しさを証明したところで
相手の居心地は悪くなるだけです。

 

次第に離れていくでしょう。

 

 

 

 

 

仲良くなるには
相手の共感、理解に徹することです。

 

自分の価値観をワキに置いて
相手の話を聞かなければならないのですから

 

相手の話を聞く

 

という力は一朝一夕で
身につくような簡単なものでは
ないのです。

 

 

なぜなら
自分の自己承認欲求を
グッとこらえる行為だからです。

 

 

 

 

 

一生かけて聞く力を
身に着けることが出来れば

 

どんな相手とも仲良くすることが出来ます。

 

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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