話がつまらない自分を変える方法「おもしろい話とは何か?」

 

いつも自分が話をすると
場の空気が白けてしまう。

 

自分の話が途中なのに、
別の話題へと、
さえぎられてしまう。

 

 

もしかしたら、
自分の話は「つまらない」のではないか?

 

どうしたら、
面白く話をすることが出来るのだろうか?

 

 

そんな悩みを解決するべく
話をつならなくしているチェック項目と、
話を面白くテクニックを
お伝えしていきます。

 

 

 

※なんで「安田講堂の三島由紀夫」の
 写真を使っているのか?
 「三島由紀夫の演説がつまらない」
 という意味ではありません。

 

 周りの野次や聴衆の声で
 かき消される=自分の話をかき消される
 というイメージを掛け合わしたモノです。
 はい。特に深い意味はありません(爆)

 

 

 

これからお伝えする
項目に当てはまる人は
どんな話をしたとしても
相手からは「つまらない」と思われます。

 

自分の話がつまらないのでは無く、
自分のしている態度、マインドが
気づかなぬ内に、
自分をつまらなくさせている可能性が
あるので、チェックしておきましょう。

 

 

とにかく話が長い、自分のことばかり

 

とにかく話が長いことです。
60分、時間があるとしたら、
すべて自分の話ばかり。

 

これでは、会話では無く、
まるで演説を聞きにきているような
ものですよね。

 

会話と演説は違います。

 

 

会話は、自分さえ楽しくなれば良い
という一方通行な考えがNGなのは、
基本的なことだと思います。

 

そもそも、
相手が苦痛に感じているのを
読み取れず、そのまま話続けてしまう人ほど

「この会話が相手にとって、
 『どのようなものか?』
 『メリットはあるか?』」

などと考えることが出来ず、
自分の話が一番、面白いはず!」
などと、間違った考えを持っていがちです。

 

 

参考

 

人は、誰でも
自分の話を聞いてもらう時間』が
一番、心地よいものです。

 

よく会話上手は『聞き上手』と
言われるゆえんは、

 

相手が喋りやすい環境
作ってあげられる人
だということです。

 

 

自分のことを喋りやすいということは、
居心地が良いということです。

 

誰もが、そんな居心地の良い人と
常に居たい、仲良くなりたい
と思うものなのです。

 

同じ話がループする。

 

繰り返し、同じ話がループするのは、
聞き手からすると、苦痛です。

 

発達障害、ADHDの人に多いのですが、
本人にとって、
話がループしている自覚は無く、
自分が心地よいと感じた部分を
話している感覚です。

 

同じく

「この会話が相手にとって、
 『どのようなものか?』
 『メリットはあるか?』」

という心構えを忘れないことが
処方箋になります。

 

自分の意見、感情が無い。

 

つまらないブログや、
読んでいて疲れる文章にも
ありがちなのですが、

 

内容が教科書や新聞、
ウィキペディアのような
感情も、自分の意見も無い
内容ですよね。

 

※この杉山のブログも、
人のこと言えませんが…

 

 

話というよりも、
説明だけ」という表現が当てはまる
かもしれません。

 

 

多くの人は事実よりも

「私は○○だと思う」
「とてもビックリした!ワクワクした!」

などと、感情の部分を求めていることが
多いのです。

 

 

もちろん、時と場合によって、
感情を無くして、事実だけを説明する
場面も使い分ける必要はあります。

 

ただ、
今回は、楽しく会話するという面において、
正しさを追求するよりも、

『どうしたら、この場が楽しくなるか?』

というマインドの方が大事なのです。

 

相手に興味を持たない

 

自分が相手に以下のことを
されたらどうでしょう?

 

・自分が話をしていても、
 ケータイをいじっていたり、
 他のことをはじめる

 

・自分の話を聞いてくれない
 相づちの1つも無い

 

・自分のことに一切、興味を持ってくれない

 

このような人と居て「おもしろい」と
感じることが出来る訳がありませんよね。

 

自分のことばかりに、
神経が集中していて、
相手に集中できない。

 

そんな人も「つまらない人」
という部類に入ってしまうのです。

 

 

参考

 

黙り込んでいる人(地蔵タイプ)

 

このタイプは、
何も言わないのが一番だと信じでいる
人に多いようです。

 

「自分の言葉を聞きたい人間なんていない」

というセルフイメージの低さも
関係しているのです。

 

 

『相手に興味を持たない』人と同じく
いつも頭の中で

「自分が…自分が…」

などと、

 

自分のことに集中しているので、
相手のことにエネルギーを向けられる
余裕が無いのです。

 

 

このタイプの処方箋は、
自分のセルフイメージを取り戻すことから
始まります。

 

参考

 

暗い話、ディスる人(悪口が多い)

 

もちろん愚痴、陰口を話すことは、
たまになら、良いのかもしれません。
人間だからこそ、そんな時もあります。

 

相手は、気を使って話を聞いてくれるでしょう。

 

 

ただ、
人は、基本的にネガティブなことは、
居心地が悪いと感じるのです。

 

気持ちが暗くなってしまうのは、
非常に体力とエネルギーを消費すること
なのです。

 

毎回、出会って愚痴、ネガティブな話題を
話される人に対して、

 

無意識に『疲れる
と、感じてしまうのです。

 

 

愚痴やネガティブな話題を誰かに
吐き出すことで、自分はスッキリする
かもしれません。

 

ただ、相手に気を使わせて、
エネルギーを消費させたことを
自覚しなければなりません。

 

参考

 

身内ネタ、本人には関係のない話

 

集団の会話で出くわすことが
多いですが、

 

自分の知らない内容で、
周りが盛り上がっている時ほど、
居心地があまり良くありませんよね。

 

 

飲み会で、
最初から最後まで
周りの人は、知らない内容を話していて、
自分は一言も喋ることはなかった。

 

そのような飲み会に
また行きたい」などと
思うことは無いでしょう。

 

 

それと同じように、
自分が話をしている内容が

 

終始、相手に関係の無い話題、
相手とは別の人のことを話していたら、
苦痛なのです。

 

 

ウケを狙って、場を氷つかせるパターン

 

面白いことを話すから、
人は笑うのではありません。

 

 

ある程度、共感が出来る話をしていて、
相手が想像していたこととは、
予想が外れ、ズレを生じさせるから
笑いが生まれるのです。

 

 

 

プロの芸人たちは、
学者のように日々、研究しているから、
始めて会うお客さんを笑わせられるのです。

 

話の内容、ネタが面白いのでは無く、
話の「間」の取り方、ツッコミのタイミング、
話のスピード、リズム、

 

これらをすべて完璧にこなし、
数百回、練習しているプロなのです。

 

 

芸人の真似事して、
ウケを狙っても、白ける理由が
ココにあります。

 

参考

 

 

 

話が面白い人と
話が面白くない人の違いとは?

 

話が面白い人ほど、
面白い話をしている訳ではありません。

 

話が面白い人ほど、
以下の内容が当てはまります。

 

 

・聞き手に「利益があるかどうか?」を 意識している。

 

下手くそな営業マンを
想像してみてください。

 

いきなり家に来て、
興味の無い商品の説明
マニュアル通りに
ダラダラ説明されたら、

 

買いたくなるどころか、
「迷惑!二度と来るな!」
などと、

 

営業マンの会社に対して、
ネガティブなイメージを持ちますよね?

 

 

上手い営業マンほど、
メリットを感じない相手に
商品の話をしません。

 

時間の無駄で、
逆に会社のイメージを悪くしてしまう
ことがわかっているからです。

 

話上手な人ほど、
相手が退屈するような話題は、
避けます

 

相手の表情、声のトーン、雰囲気を見て
相手が居心地が良くなさそうなら、
話が途中でも、
すぐに別の話題に切り替えます。

 

・「相手に共感できそうな話題は何か?」 配慮が出来る

 

 政治・宗教の話をしてはならないのか?
 という記事で、
 政治、宗教、野球の話は避ける
 理由についてお話してきました。

 

 

 相手と喧嘩になるリスクが限りなく
 低いのであれば逆に
 政治、宗教、野球、ビジネス、教育などの
 コアな話をした方が、
 相手の距離は、グッと近づくこともあります。

 

 

 

 相手と自分が、同じ阪神ファンならば、
 大いに気が合う仲間になるでしょう。

 

 相手と自分が、同じ政治思想を持つならば、
 今後、重要な同志となるでしょう。

 

 相手と自分が、同じ宗教を
 信じているならば、
 とても心強いと思います。

 

 

 

 何が言いたいのかというと、

「自分の話す会話が
 相手にとって『どのようなものか?』」

 

相手の立場に自分を置くことが出来る」

 そんな人が会話上手であり
 面白い人だと言うことです。

 

 

 自分が「コアな話題」を
 持っていたとしても
 きちんと相手を見極めることが出来ます。

 

 「コアな話題」を話しても
 喧嘩になりません。

 

 それどころか、
 「コアな話」が出来る数少ない
 仲間のように捉えてくれるのです。

 

 

・モヤモヤ思ってくれることを代弁してくれる。

 

人は、言葉では表現できないこと、
モヤモヤしていること、

 

それを言葉にしてくれる人を
非常に好みます。

 

そんな人に対して
「面白い」と思ったり、
ついていきたくなるのです。

 

 

 

アメリカのトランプ大統領は、
この心理を多く使っています。

 

多くの国民が
ポリティカル・コレクトネス
(人権、倫理、道徳)を気にして
言えないことを、
はっきり言ってくれるから、
支持されるのです。

 

 

すると、人は心の中で
「やはり、自分の考えは正しかった!」

 

などと思えるようになり、
気持ちが明るくなるのです。

 

 

よく同じ考えの人同士で
グループを作るのも、

 

そのグループの中に居れば、
「自分は間違っていない」
という肯定感を得られるからです。

 

 

 

どちらかと言うと
リーダー的な人が使うテクニックですが、

 

もちろん、
物事は、はっきり言えば言うほど、
アンチも増えます。

 

 

 

普通の大したことない話題を
興味持ってくれるように、
面白く話すテクニックを御紹介します。

 

 

たいていの人が、
状況、事実だけを伝えます。
これを「説明」と言います。

 

「説明」だけでは、
あまり面白く無いのです。

 

 

 

それが、
エピソードトークと言って、
相手に絵が浮かぶような話をする。
というものです。

 

 

状況、事実 +「気づき、思ったこと
を付け加えることによって、
細かく話をすることが出来るのです。

 

 


「道頓堀でたこ焼きを買った」
という話題を、

 

聞き手の頭の中に映像が浮かぶくらい
関係無い話をする(細かいことを話す)
をすることで、
ユーモアのある話し方になるのです。

 

 

 

 

 

エピソードトークのポイントは、
話題の中にセリフを入れることです。

 

 

セリフとは、
話題に登場する人物が喋ったこと

 

実際に喋ってはいないけれど、
自分が心の中で思ったことを
伝えるのです。

 

 

 

 

 

 

これまた極端な例を出します↓。

 

3人の高校生が海辺で喧嘩していた話
に対し、
喧嘩している高校生3人のセリフ、
それを見ていた私のセリフ(心の声)
話をするのです。

 


 

 

特にウケを狙わなくとも、
聞き手の興味を引くことが出来るのです。

 

シンプルに説明されるよりも、
エピソードトークを使うと、
「それで!?続きはどうなったの!?」
と、思える話題を作ることが
出来るのです。

 

 

 

 

このテクニックのデメリット
話が長くなることです。

 

ストーリーを話していて、
相手がノッてこなければ、
さっさと話を終わらせて、
別の話題を切り替える配慮も必要です。

 

時と場合によって、
エピソードトークというテクニックを
使ってみてください。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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