なぜか人に無視されたり
軽く見られ小バカにされたりする。
飲み会や集団の会話でも
場の空気を壊してしまい
うまくいかない。
「自分はコミュ障なのかもしれない」
そんな苦い経験があり、
悩んでいる方に向けて
無意識にやってしまっている
「へたうち」についてお伝えしていきます。
話相手との声、トーン、早さを合わせない
人と会話している時の
自分と相手の声の大きさ
自分と相手の声の速さ
自分と相手のテンションの高さ
に焦点を当てて、
考えたことはありますでしょうか？
例えば
自分が切実な悩みを
クラスの先生に相談していたとします。
「切実な悩みを」クラスみんなの前で
でかい声で喋り出したら…
もう二度と相談をしようとは思いませんよね。
自分が話をしている最中に
相手が自分の話を打ち消すかのように
早口のマシンガントークをされたら
居心地が悪いと感じ、
イラっとしますよね。
自分がたまたま体調が優れなくて、
頭がガンガンする時、
出来れば静かにしてほしいときに
ハイテンションで絡んで来たら
とても目障りに感じますよね。
これと同じことを
自分がやってしまう可能性があるのです。
この「へたうち」を予防する方法は、
相手と同じ声の大きさ、速さ、テンションで
話すことを意識することです。
相手のテンションが高くないのに、
こちらは無理にテンションを
上げようとしなくても良いのです。
相手がなぜか小さい声で
話していたとしたら、
あまり他の人には聞いて欲しくない
内容なのかもしれません。
相手の同じ声の大きさ、速さ、テンションで
話すことで
相手にとって居心地の良い空間を
提供することができるのです。
相手の話を復唱すると上手くいく
人と話をしている時に
「ふーん」「そうなんだ」「へぇー」
という相づちで反応していたら
相手があまり話をしなくなってしまった
なぜか相手は不機嫌になってしまった。
そんな場面に出くわした経験があるのでは
ないでしょうか？
相手は
「話をちゃんと聞いてくれて、いないな」
「わかってくれないのか？」
と思っている可能性があるのです。
一生懸命、相手の話を聞いているのにも
関わらずです。
そこで
相手の話したことを
復唱することがテクニックの一つです。
例えば
知人（＾＾）
「昨日、包丁で親指切ってしまったんだよねー」
杉山（＾q＾）
「えぇ！包丁で親指切ってしまったの！うわー！」
知人（＾＾）
「そうなんだよ！すごく痛くて大変だったんだよー」
相手の話した内容を復唱することで
「この人は私の話をちゃんと聞いてくれているんだ」
という印象を与え、
会話と好意を広げる
テクニックとして使えます。
キーワードを拾う
相手が話をしている内容で
何が一番、伝えたいことなのか？
話の中で「キーワード」を拾っていくと
さらに上手くいきます。
「キーワードを拾うとは？」
難しい言い方ですが
先ほどの例と同じように
今度は失敗例で説明します。
知人（＾＾）
「昨日の休日に料理していたら、包丁で指を切っちゃったんだよねー」
コミュ障杉山（＾q＾）
「へぇー。昨日、休日だったんだねー。いいなー」
知人（＾＾）
「…うん。…………………。（包丁で指を切っちゃったこと、話したかったんだけどなぁ…）」
というように、
「昨日の休日」
「料理をしていた」
「包丁で指を切った」
というキーワードの中で、
相手が聞いて欲しかったことは
「包丁で指を切った」
ということなのです。
けれども、コミュ障杉山は
「昨日の休日」という
間違えたキーワードを
復唱してしまっていますよね。
相手が話をしていて
相手が最も話をしたいキーワードは何か？
意識すると相手から
「この人は話を聞いてくれる。理解してくれる」
という効果を発揮します。
今回も会話のテクニック的要素を
お伝えしてきましたが
コミュニケーションの本質は
相手との共感、理解です。
是非、他の記事もお読みになって
頂ければ幸いです。
ここまで読んで下さり
ありがとうございました。
