「ウケ狙いはすべる!」しらけさせる人の共通点

 

 

飲み会などで
「笑い」を取ろうと頑張ってみたら

 

白けてしまった

 

 

 

相手との距離を縮めるために
軽いジョークを発してみたら

 

笑いを取るどころか
険悪な空気が流れてしまった

 

 

 

 

挽回しようと
さらにウケを狙ってみたら

 

 

またまた
その場の空気をぶち壊してしまった

 

 

 

 

周りから
「おまえもう、喋るな…」
という辛い空気が流れる

 

 

 

「私は、何のためにココにいるのだ?」
「帰りたい…」

 

 

 

コミュ障を改善しようと
積極的に賑やかな飲み会やイベント
に参加したものの

 

 

心の傷をさらに作る経験をして
コミュ障を加速させてしまった方も
多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

ウケを狙い、「笑い」を取る行為が
間違えていたのか?

 

ジョークなど、口走らなければ良いのか?

 

なぜ「自分が喋る」と場の空気を
白けさせてしまうのか?

 

 

そんな疑問と、解決方法を
お伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無理に「笑い」を取ろうと場の空気を
白けさせてしまっている原因は

 

自分が芸人のように
自らが面白いことをすれば

 

周りの皆が面白いと感じ
笑ってくれるはず!

 

 

などと「間違えた考え」を
持っていることです。

 

 

 

 

テレビやバラエティ番組に
出て来る芸人は、

 

MCの司会や
周りの「ツッコミ」が入るから
面白いと感じ「笑い」が生じるのです。

 

 

 

 

 

もし自分がプロ芸人よりも
江頭2:50のように身体を貼り
本当に面白いことを言ったとしても

 

周りの「ツッコミ」が無ければ
「笑い」を取れないのです!

 

 

 

それは笑いを取ってるのではなく
笑われにいっているだけです

 

 

 

プロの芸人ですら
絶対に「笑いを取れ!だが、笑われてはダメだ!
と注意深く教えられています

 

 

本当に面白いことを言って
人を笑わすことは難しいことなのです。

 

 

 

 

いままで、小中学生の時
クラスで面白い子とい言われて
いた人ほど

 

実は周りから見れば
変な人=面白い

 

 

と勘違いして大人になっている
ケースがあるのです。

 

 

だから、人よりおかしなことをすれば
「笑いを取れるだろう」
「注目されるだろう!」
「称賛されるだろう!」

 

という安易な考えは
「笑い」を取ることに繋がらないのです。

 

 

暴走族が夜中にバイクをブリブリ鳴らして
注目を浴びようとしている心理と
ほぼ同じなのです。

 

 

奇異の存在であり
注目されようとすることは、

 

「この場の空気を楽しい場」にしよう
という思いやりでは無く

 

 

 

自分を見てほしいという
一人よがりの自己中心
と何ら変わらないのです。

 

 

 

 

 

 

どうしたら
人は笑ってくれるのでしょうか?

 

「笑い」はどこから生まれるのか?

 

自己中心では無く
人を楽しませようとする
「笑い」を取るにはどうしたら良いのか?

 

 

 

無理なく、自然に「笑い」を取る方法は

 

「ツッコミ」を入れること
です。

 

 

 

「ツッコミ」とは

 

読んで字の如く指摘することです。

 

テレビ、バラエティ番組を
よく観察していると

 

発言に対して、他の人からの発言が
必ず飛び交っていますよね。
絶えず沈黙することがありません。

 

 

テレビの芸人(^-^)

 

「〇〇だよねー!」


 

MCの司会者(^^)

 

「ふーん…………………………」


 

だけで終わらないはずです。

 

 

 

必ずMCの司会者や
周りの人がツッコミで
返してますよね。

 

 

芸人の発言がそこまで面白くなくとも
「ツッコミ」が入り笑いが生まれます。

 

 

 

プロの芸人でもバラエティ番組に
出演しているわけでもない
我々に置き換えてみると

 

 

その場で薄々と気ずいたこと

 

相手の発言に対し
少しでも「違和感」が感じることを
コメントする。

 

これが「ツッコミ」になります。

 

 

 

A君の話題に対し
ツッコミをする杉山で
例えてみましょう。

 

A君(^^)

 

「昨日さー自動販売機で100円落ちてたんで、拾ったんだよねー」


 

 

周り(^ー^)

 

「へぇー。よかったね…」


 

 

ツッコミを入れる人(^q^)

 

「しれっとネコババしてんぢゃん!」


 

 

周り(^ー^)

 

「ワハハ」


 

 

安直な例えで申訳ありませんが

 

A君の「自動販売機で得をした」
という話に対し
ネコババしている

 

というツッコミをしていますね。

 

 

ツッコミの内容が必ずしも
面白い必要は無いのです。

 

 

 

 

 

 

 

どんなに芸人やゲストの喋りが未熟で
周りの反応に困るコメントを喋っても

 

MCがすかさずコメントを入れて
話をつなげています。

 

その場に沈黙や
気まずい空気が流れるのを防ぎ
次の話題へとテンポ良くつなげているのです

 

 

単に笑いを取るだけでなく
その場の空気を壊してしまった人への
フォローにもなるのです。

 

 

さらに「ツッコミ」のすごいところは
もちろん自分へのフォローにも応用
することが出来ます。

 

 

 

よくありがちな無茶ぶりをされて
案の定、白けてしまい
困った例で例えてみます。

 

上司(^^)

 

「杉山くん!なんか面白こと言ってよ!3、2、1!…」


 

杉山(^q^)

 

「やきにくは、やきにくい!」


 

周り(^ー^)

 

「……………」


 

上司(^^)

 

「……………」


 

杉山(^q^)

 

はいっ!すべったー!てか、面白こと言ってって答えられるやつおんの!?」


 

周り(^ー^)

 

「ワハハハ」


 

上司(^^)

 

「ごめんなー(笑)」


 

 

自分で自分に対し
すべってしまった!

 

というツッコミを入れることによって
フォローしています。

 

 

 

話題が尽きてしまい、沈黙が訪れ
気まずい空気が流れた場面においても

 

「自分が何か話さなきゃ…どうしよう…」 

 

と思った時こそ
頭を真っ白にして
新たな話題を探すのでは無く

 

 

相手の話で
気になった点、疑問
違和感、自分との違い

 

相手の身に着けている服やアクセサリー

 

その場に変わったインテリアは無いか?

 

を見渡してみましょう。

 

 

冷静になって周りを見ると
意外と話のネタになるものは
たくさんあるはずです。

 

 

 

 

「何を話せば良いのかわからない」
「自分が話をすると、白けてしまう」

 

このような経験があるほど
相手にツッコミを入れる
経験をしてこなかったのではないでしょうか?

 

 

ツッコミは
相手をイジる行為

 

 

ツッコミを入れたら
相手が傷ついてしまうのではないか!?

 

と思っているのではないでしょうか?

 

 

もちろん
本当に相手のことを
心の中でバカにしていたり蔑んでいれば
それはイジメの行為です。

 

 

しかし
この場を楽しい空間にしよう
という気持ちでツッコミをしていれば、
それはイジメではなく思いやりです。

 

 

はき違えることが無ければ
トラブルになることはありません。

 

 

もし運悪く相手をツッコんで
傷つそうになってしまったら、
その場で素直に、撤回やフォロー
すれば良いのです。

 

 

 

 

杉山自身、もともとテレビの
バラエティ番組のどこが面白いのか
さっぱりわかりませんでした。

 

 

芸能人の名前は知らないし
内輪ネタで盛り上がっているようにしか
思えませんし、誰かの悪口を言っているだけ!

 

くだらないとさえ思っていました。

 

 

今回お話しした
「ツッコミ」がどこで入れられているのか

 

 

という視点で見ると
バラエティ番組は非常に勉強になります。

 

 

いかにツッコミやフォローで
沈黙が訪れないように
番組を構成していることがわかります。

 

 

 

特に島田伸介さんを始めとする
MCのトークは

 

「その発想は無かった!」

 

度肝を抜かれるような「ツッコミ」で
「笑い」や「空気を循環させている」
ことに気が付きます。

 

 

その場の空気を楽しくする
というマインドでツッコミをすれば

 

誰かを傷つけたり、バカにすること無く
「笑い」を取ることが出来ます。

 

今回もここまでお読みになり
ありがとうございました。

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