なぜ女性の話は長いのか?「右脳が優れているからです。」

なぜ女性の話は退屈なのか?「右脳が優れているからです。」

女性の話が長いと感じる理由

 

タイトルで、女性のことを軽視しているなどと
思われてしまったら、誤解なのですが、
「話が長い」こと自体は悪いことではありません

 

むしろ、
1の話を10も話を広げられる
話を永遠と続けられる。

 

このスキルは、話をすることで報酬を頂く仕事や、
エンターテイメント業界では、とても重宝されることです。

 

例えば、17ライブ、Showroom、ふわっち、インスタライブ、Youtubeのスーパーチャットなどなど、
配信中に投げ銭と称してお金を頂く仕事は、今後もますます加速することが考えられます。

 

むしろ私(杉山)からすれば、至極うらやましく思えることです。。。

 

 

おそらく、こんなことを知りたいのではないので、
典型的な男性脳と、社会的正義感が強い人のために、
心理学的に深堀りして解説していきます。

 

性別では無く、悩科学で捉えるとわかりやすい

 

まず、「男性と女性」二項対立で解説すると、
必ず憤りを感じる方もいらっしゃるので、最初に言っておきますが、

 

男性でも女性のような思考、態度、ふるまいをする方も居ますし、
女性でも男性らしさを醸し出す、合理的な方もいらっしゃいます。

 

なので、この記事では、性別で解説するのではなく、
左脳優位」「右脳優位」という脳科学的なくくりで紹介していきます。

 

左脳優位」 ・・・ 論理・効率、結果を重視、男性的、具体的、外的

 

右脳優位」 ・・・ 感情・共感、過程を重視、母性的、抽象的、内的

このようなイメージです。

 

なので、決して性別のくくりで分けている訳では無く、
悩(思考)の特徴にカテゴリー分けしたものになります。

 

※参考文献
https://psych.or.jp/wp-content/uploads/2017/10/75-9-12.pdf

 

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気配りが出来ると話が長くなる?理由

 

なぜ「右脳優位」だと、話が長くなるのか?

 

結論から言うに、
周りに気配りができている。
からです。

 

良いことに聞こえますよね?

 

逆に、誰に何と言われようとも、例え嫌われても、

「自分が正しいと思っている己の道を貫く!」

世間一般でいう男らしい思考(左脳優位)であれば、
バッサリと結論のみを話し、話そのものは短いものになります。

 

 

これが、もし母性あふれる思考(右脳優位)であれば、

周りの人に目を配り、何か不満げでモジモジ言いたそうな方を見つけたら、

 

「どおしたの?遠慮なく言ってごらん。自分のペースで良いから、話をしてみて。」

などと気を配ることが出来ます。

 

こんな人は、誰からも嫌われるリスクが限りなく小さいですが、
会議や決め事であれば、膨大な時間がかかることになります。

 

これが「女性がいかにも、オチの無い話を、永遠と話し続けるのか?」
レッテルを貼られてしまう理由になります。

 

政治家や経営者に女性が少ない理由

 

現代では女性がバンバン政治や経済の場に進出してきましたが、
ひと昔まえまでは、限りなく男性が中心に物事を決めることが多かったのは、
なぜか?

 

その理由は、

世の中が貧しかった。

からです。

 

話を大きな歴史を踏まえて掘り下げると、

 

昔は、スマホやインターネットすらなかった時代。
ましてや、モノや食料が不足していたころになると、
常に人々は、今とはくらべものにならないくらいの争いと貧困が絶えない頃が、
我々人類にはありましたよね。(もちろん今でも、そんな国はあります)

 

限られたモノや資源を、どう分配するか?

 

自分の領土に、外敵が侵略してきたら?

などなど、今すぐに決めなければいけないことが、
山ほどありました。

 

 

「右脳思考」のように、
みんなの意見を聞いて、気を配りながら、物事を決めていては、

「ごくわずかで少ない食料や資源が、どんどん腐ってしまう」

 

「敵が攻めてきて、領民の略奪と虐殺が起きているのに、
すぐ対応しなければ、損害は増すばかり」

などなど、
問題が、さらに深刻になります。

 

だったら、みんなが納得するまで話し合いをしているよりは、

独裁でも、なんでも良いから、さっさと物事を決めてくれよ!

と、思うはずです。

 

そこで、物事を決める人が「左脳思考の人」が優位に働いたのです。

 

比較的男性に「左脳思考の人」が多いので、選ばれただけです。

 

もちろん、女性にも「左脳思考の人」は居ましたが、
貧しい時代は、「左脳思考の女性」を見抜く余裕も、
仕組みもありませんでした。

 

これが今となっても、
政治家や経営者に女性が少ない理由は、仕組みにあります。

 

 

女性の社会進出の正体

 

しかし、今となっては、モノがあふれるほど豊かになり、
日本人同士でも殺し合っていた150年前とは、比べ物にならないくらい
紛争も限りなく減ってきていますよね。

 

それだけ余裕が出来たので、
決め事にも時間をかけられるようになりました。

 

むしろ「右脳思考」で、周りに気を配りながら、
時間をかけても、うまくやれることが増えた。

 

世の中が豊かになった。
ということです。

 

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女性の話が退屈に感じる理由「余裕が無いからです」

 

もちろん、

早く決めなければ、自分が飢えてしまう!

という余裕と時間の無い人にとっては、
確かに「右脳思考の方」や「女性らしい思考」の方を相手にすると、
めんどくさく感じてしまうのです。

 

これをせっかちで余裕が無い。と捉えるか、
自分の理想を早く叶えたい人の合理的な判断と捉えるか。
それは、その人の価値基準です。

 

「右脳思考」が劣っている、優れているという評価は、
本来、存在しないのです。

 

 

余裕が無ければ独裁的であれ

 

余談ではありますが、
オリンピック担当の大臣の発言が、
女性侮蔑をしたかのような話にすり替えられてますが、

 

発言内容の問題が「脳の特性」では無く、
単に「性別」でカテゴリー分けされてしまったことにあります。

 

そして、「政治家=悪」という昭和型の固定観念を現代にもちこむメディアの
コリティカルポリティクトネス(性別・人種・民族・宗教などに基づく差別・偏見)に、
さらに話が逸れているのかと考えられます。

 

もし、大臣が発言の部分で、
「女性」の単語の部分を「右脳優位な方」と言い換えられたら、
何も問題が無かったのでしょう。

 

 

「オリンピックを中止にしたくない!なんとしてでも開催したい!」

 

そんな時間に追われ、余裕の無さから「左脳思考」が強く出て、
大衆から見たら、昭和の独裁者のように見えてしまったのかもしれません。

 

 

メディアの情報は「文脈悩」で受け取ろう

 

さらに余談の余談ではありますが、
注目を集めることが目的のメディアの情報を見た我々は、
言葉尻で切り抜かれた情報をキャッチした際、

 

どうゆう経緯(文脈)で、
この言葉が出てきたのだろうか?

 

そんな視点から見る必要があります。

 

単体の情報から、その裏に秘められた文脈を考える思考を、
「文脈脳」と言います。

 

逆に、単体の言葉や単語から、すぐに感情が湧き上がってしまうのは、
「べき論」が強く、自分の色眼鏡(固定観念)で判断してしまうのを、
「単語脳」と言います。

 

※「文脈脳とは何?」いまいちピンとこない方は、
以下の
空気を読む方法「文脈(コンテキスト)を読む」とは何か?
で 図式化して解説しましたので、
よろしければお読みになってみてください。

 

今回もここまでお読みくださり有難うございました。

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