直感と論理の違い「なぜ感情を捨てた論理的な人ほど無能になるのか?」

直感と論理の違い「なぜ感情を捨てた論理的な人ほど無能になるのか?」

 

論理とは、

数値や物差しで測れたり、
言葉で表現できる世界です。

 

 

直感とは、

感情、感覚の世界です。

 

論理とは対照的に、
数値や物差し、言葉で表現することが難しいです。

 

直感とは、インスピレーションとも言い、
「これだ!」という閃きの瞬間に訪れる、
非常にロマンティックな現象とも言えます。

 

「何言ってるか、わからん」と思いますので、
深堀りして伝えていきます。

 

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直感(感覚)とは何か?


胡散臭く聞こえるかもしれませんが、
世の中の数学者、音楽家、科学者、芸術家などの分野で活躍し、
天才を天才たらしめたのが直感の力でした。

 

 

例えば、

 


音楽家の代名詞となるモーツァルトが
次々と作曲できたのは、本人曰く、

「神が降りてきて、教えてくれたことを、
そのまま私が譜面に書いただけだ」

と証言してます。

 

 


天才数学者、ラマヌジャンいわく、
次々と未知の公式や定理を生み出すことが出来たのは、

「寝ている間にナーマギリ女神が教えてくれた」

という証言を残しています。

 

 

 

イスラム教を創設したムハンマドは、

「洞窟で修行していたら、神(アッラー)から啓示を受けた」

ということが、コーラン(経典)に記載されています。

 

 

 

誰もが、信仰の対象である神という言葉を使っていますが、
ここでいう神とは直感のことだと解釈することもできます

 

 

いまいち、パッとしないと思うので、
直感について、さらにさらに深掘りしていきます。

 

 

言葉では、うまく伝えられない出来事は存在する

 

理屈や論理では、到底、説明しきれない世界は、
存在します。

 

言葉では説明できない
感覚(右脳)で捉えた「これかな?」という事象を、
論理(左脳)で誰かに伝えたり、残すために、
日々、試行錯誤(研究)が成されている訳です。

 

 

 

無理に論理的な言葉で説明しようと、
ムキになれば、支離滅裂の話し言葉となり、

 

周りの人からは、

「意味がわからない」
「何言ってんだ?コイツ」
「頭のオカシナ人」

などと、捉えられてしまいがちです。

 

 

 

それでも、先人の人々は、
実際に手を動かして、感覚で捉えたことを
どうにか表現して、伝えようと努めてきました。

 

 

それが、
抽象的な言葉で書かれた詩、絵、音楽、文学(物語)、神話など
と言ったものになります

 

 

 

しかし、
言葉という不十分な道具で書かれたものは、
人によって解釈が変わってしまいがちです。

 

「宗教」が特に、典型的ですよね。
人の生死を左右するコアな分野を扱うものだからこそ、
違う解釈で、喧嘩や紛争が起こるということが起きます。

 

 

だからこそ、
哲学、数学、物理、科学といった、

「比較的、誰にでもワカルもの」
「人によって解釈が分かれないもの」

といった、論理が発達しました。

 

 

よく哲学や宗教が「キモチワルイ」と、
レッテルを貼られがちですが、
すべての学問をルーツをたどっていくと、
もともとは源流だったのです。

 

 

なぜ、論理だけでは不十分なのか?

 

 

論理的な人

言葉がポンポンでる、口が上手い人。

 

数値やロジックで物事を判断する人。

 

人工知能(AI)のような人。

これらは一見、優秀な人に見えるかもしれません。

 

しかし、そんな優秀な人が、
上手くいかない例は、沢山見てきたことが、
あると思います。

 

論理(ロジック)に長け、頭が良いとされてきた人が、
社会の重要なポジションについても、
上手くいかないのが、答えが無い時代の「現代」です。

 

 

 

なぜなら、
論理とは「自分が正しい」と思っていることを
他人に伝えるための道具でしか無いからです。

 

 

性能が論理、人間が直感(感覚)

 

もっとわかりやすく例えるならば、です。

 

車のマシーンが論理
運転する人が直感(感覚)

 

例え「ハイスペックの高性能な車」に乗っていても、
運転している人が「シャブ漬けで意識もうろうな状態」であれば、
目的地に着くことは無く、
大事故を起こしたりを起こすことだってあります。

 

 

いわば、ポンコツのボロイ車でも、
運転する人が、まともであれば、
きちんと目的地に着くことが出来るのです。

 

マインドセットは直感(感覚)を鍛えるということ

 

この直感(感覚)の部分は、マインドとも言います。

 

だから、どんな分野にも、
小手先の知識やテクニックを教えるより、
先にマインドセットを優先します。

 

例え、低IQだろうと、知識・技術が無い人でも、
直感(感覚・マインド)がしっかりしていれば、
富を築いたり、成功してしまうことが出来るのは、
チマタの自己啓発本でも書かれていることです。

 

 

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徹底的に直感(感覚)を排すると、どうなるか?

 

過去の杉山が、徹底的に感情、直観、感覚を無視して、
論理(ロジック)に生きていたので、経験談をまとめると、
以下の通り。

 

・人間関係が上手くいかない。

 

@人を数値や物差しで測るので、
良く無いとわかっていても、
自分は相手より優れているか?劣っているか?
で判断してしまう。

 

A結果、強い人に媚び、弱い人を見下す事大主義者。

 

B人間を損得、利己的にしか考えていないので、
それが相手にバレて、よく嫌われる。

 

・アスペルガー気質になる。

 

論理で出した答えが「固定観念」になり、
相手の話や情報が、「曲がって」かき消される。

 

メンヘラになりやすい。

 

@なんでも論理のもとで、
マシーン(ロボット)のように行動するので、
感覚が鈍くなる。

 

A自分で自分のことが、よくわからなくなるので、
自分の好き嫌いが存在しなくなる。

 

B自分の体調のことすら、わからなくなってくるので、
身心共に、病気になりやすくなる。

ざっくり紹介すると、こんな感じです。

 

 

過去に、アスペルガー気質のような人を見かけたことが
あると思います。

 

そんな人ほど感覚を無視して、
論理に偏りすぎている傾向にあるのです。

 

 

直感を「右脳」論理を「左脳」という言葉に置き換えて、
直感(右脳)と論理(左脳)の上手い使い方
以下の記事では、紹介しています。

 

右脳と左脳の違い
よろしければ、お読みになってみてください。

 

今回もここまでお読みくださり、
ありがとうございました。

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