大人の発達障害によるコミュ障を改善する方法「発達障害は捉え方で直せる」

大人の発達障害によるコミュ障を改善する方法「発達障害は捉え方で直せる」

 

発達障害について、
杉山自身、非常に詳しい分野でも
あります。

 

杉山自身、医者の診断を
受けた訳ではありませんが、

 

過去の生きてきた体験や、
不器用さから困難に直面し、
長い間、自ら情報収集をして
勉強してきました。

 

実際に精神、発達障害3級、2級などと
病院から太鼓判を押された人々との
付き合いがあり、日々のヒアリングから
分析も行ってきました。

 

 

 

まず勘違いして欲しくないのが、
「発達障害」だから、
人間的に劣っている、不完全という
訳ではありません。

 

障害」という文字を見ると、
どうしてもネガティブなイメージを
持たれますが、

 

特性」でしか無いのです。

 

 

 

 

よく発達障害の特徴を
一部分を捉えて、

 

「ADHDだから、じっとしてられない」
「アスペルガーだから人の気持ちがわからない」
「発達障害だから、普通では無い」

 

などと判断してレッテルを貼るのは、
あまりにも浅はかすぎます。

図のように、
考え方のクセや、
過去の体験と照らし合わせて
細かく分けていくことが重要です。

 

 

 

また、

・本を読むのが早い、遅い
・言葉を口するのが上手い、下手
・集中することができる、できない

というのは、
特性でしかありません

 

 

それぞれの「特性」を理解し、
コントロールできるようになって、
コミュニケーションの問題を
克服することが出来るのです。

 

むしろ、
多数派に無い特性を活かして、
社会の適材適所に身を置き、
能力を上げていこうという試みです。

 

 

詳細は、各カテゴリーの
以下の各リンクで詳しくお伝えしていきます。

 

アスペルガーでも付き合い上手「5パターンの特性を知ることでコミュ障改善」

 

さらに、ここでは、
すべての発達障害に共通して言える
考え方についてお伝えしていきます。

 

 

障害であるかどうかは、
コミュニケーションが取れるかどうか?
です。

 

自閉症かどうかは、
「自分の世界だけでは無く、
相手の世界の中も見てあげられるかどうか?」
です。

 

 

 

ただ単に、
社会の歯車に適さないだけで、
「障害」「異常である」と、
レッテルを張られるのが、
あまりにも多すぎます。

 

もちろん、
明らかに見た目でわかる症状や、
療育を必要とするものがあります。

 

 

ただ、

 

大人になってから
「自分は発達障害かもしれない」
などと思ってる人のほとんどが、
「障害」では無いのです。

 

 

特に、
トラブルがあったり、叱られたり、
落ち込むなどして、
セルフイメージが下がっている状態
非常に多いです。

 

うつ状態、
頭の中で考え込みすぎて疲労している状態、
判断力が鈍っている状態

 

なので、
本当に自分が不器用になってしまった感覚に
陥るのです。

 

 

 

 

実際に、心療内科、メンタルクリニックなどで
何かしらの病名をもらったとしても、
自分が発達障害であるかどうかよりも、

・実際に何が出来るか?
・上手く付き合うにはどうすればよいか?
・特性を活かせないか?

そう考える方が
はるかに重要なのです。

 

 

 

発達障害よりも厄介なのは、

 

固定観念の問題

 

セルフイメージの問題

 

の2つです。

 

 

固定観念とは、
その人の中にある
「コレが正しい」
「これは、こうであるべき!」

 

などといった、
マインド、価値観、信念、考え方
のことを言います。

 

 

 

特に、

・物事を白黒ハッキリつけたがる人
・0か100で判断する人
・わからない、モヤモヤが嫌い

 

そのような考え方をしている人ほど
生きづらさ、発達障害らしさを
出してしまうのです。

 

アスペルガーと言われる方に
非常に多い「考え方のクセ」です。

 

そのような考えから、
人間関係に衝突が発生、
上手くいかないことが多いのです。

 

 

 

物事は中庸(中間)です。
色で例えるならば、
白でも黒でも無いグレーの状態です。

 

 

・わからないことを
 わからない状態で許せるようにする

 

・「絶対にコレじゃなきゃ駄目だ」
 ということを減らす。 

 

 

そう心掛けることで、
周りに神経質になることも、

 

いつも考えすぎて、
脳や神経がを酷使してしまうことから
疲労を防ぐことが出来ます。

 

 

 

2つ目の問題は、
セルフイメージが低すぎて
自分を下げることばかり
考えている人です。

 

セルフイメージとは、
自分の価値、自尊心のことです。

 

 

 

 

セルフイメージが低いことで
社会的に適応できづらくしている
理由は、

 

「自分はダメだ」
などとネガティブなことを
考えることは、
エネルギーを浪費している行為
なのです。

 

人間の脳は、
ネガティブな情報を処理して
死なないようにするためです。

 

だからストレスや
外的な変化にも生きていくことが
出来ます。

 

 

 

しかし、
ネガティブな考えをしながら
生きているのは、
車の運転で例えると

 

サイドブレーキをかけながら、
アクセルを踏んで進もうとしている
状態なのです。

 

 

なので、
本来、普通の人が発揮できるエネルギーを
ネガティブなことを処理するために
使われてしまっているので、

 

不器用になったり、
本来望む結果を得られにくく
なってしまうのです。

 

 

 

 

さらに、
セルフイメージが低い人ほど
意識がいつも
「自分のことばかり」に
集中しているのです。

 

発達障害の全般に共通して言える
相手のことを考えられない
という特徴があります。

 

 

 

向いている方向が、
相手よりも、自分のこと
または
自分が優先度が高いと思っていること
に神経が偏っているだけなのです。

 

 

 

自分のセルフイメージを上げて、
自分以外の他人のことに
神経を向けられる余裕」を生むことが
解決の糸口なのです。

 

 

 

 

今回は、
人間関係の不便や「生きづらさ」から、

 

「自分は発達障害かもしれない」
と思われる人が、
「考え方のクセ」を変えるだけで
改善していく持論をお伝えしていきました。

 

 

 

 

既に病院から
なんらかの発達障害と診断されても、

 

「貴方は、本当に発達障害なの?」
と言われるくらい、
治すことは可能です。

 

 

実際に、
IQ72の軽度の知的障害とADHD
そう医者から言われた同年代の幼馴染が
いましたが、

 

杉山自身とのヒアリング、情報提供によって、
今現在は、普通にサラリーマンをしていて、
何不自由なく暮らしています。

 

 

彼(知的障害+ADHDの幼馴染)とは、
小学校時代から地元の友人でしたので、
行動のクセや、物事の捉え方などを
1つ1つ分析し、改善につなげてきました。

 

他にも、
高校時代から統合失調症(精神障害2級)
と診断されたの近所の友人、
双極性障害+ADHDと診断された人とも
交流があり、

 

分析してきた結果を今後とも
お伝えしてきます。

 

 

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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